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松永K三蔵さん『バリ山行』芥川賞受賞記念オンライントークイベントを開催

松永K三蔵さん『バリ山行』が第171回芥川賞を受賞したことを記念して、松永K三蔵さんと、摩耶山再生の会・nadistとして摩耶山のツアーやイベントなどを多数主宰する慈憲一さんによるトークイベント「おしえて三蔵さん、ウツミさん!神戸の魅力 山の愉しみ」が11月23日(土・祝)にオンライン開催されます。

 

トークイベント「おしえて三蔵さん、ウツミさん!神戸の魅力 山の愉しみ」開催概要

今回のイベントでは、六甲山を舞台にした純文山岳小説『バリ山行』で芥川賞を受賞した松永K三蔵さんと、摩耶山のツアーやイベントなどを多数主宰している慈憲一さんが、『バリ山行』を書こうと思った経緯、芥川賞受賞の影響、神戸のこと、山(六甲山系)のことなどを語り合います。

■日時:2024年11月23日(土・祝)15:00~

■会場:オンライン配信(Zoom)
※アーカイブ配信あり

■チケット
◎オンライン視聴チケット:1,000円
◎サイン本『バリ山行』+オンライン視聴チケット:3,000円

★詳細&申込み:https://bari-sanko-talk.peatix.com/

 

著者プロフィール

松永K三蔵(まつなが・けー・さんぞう)さんは、1980年生まれ、茨城県出身。兵庫県西宮市在住。関西学院大学文学部卒業。兵庫県西宮市在住。2021年「カメオ」で第64回群像新人文学賞優秀作を受賞しデビュー。

2024年7月「バリ山行」で第171回芥川賞を受賞。受賞作は7月下旬に講談社より刊行。

 

バリ山行
松永K三蔵 (著)

第171回芥川賞受賞作。古くなった建外装修繕を専門とする新田テック建装に、内装リフォーム会社から転職して2年。会社の付き合いを極力避けてきた波多は同僚に誘われるまま六甲山登山に参加する。その後、社内登山グループは正式な登山部となり、波多も親睦を図る目的の気楽な活動をするようになっていたが、職人気質で職場で変人扱いされ孤立しているベテラン社員妻鹿があえて登山路を外れる難易度の高い登山「バリ山行」をしていることを知ると……。

「山は遊びですよ。遊びで死んだら意味ないじゃないですか! 本物の危機は山じゃないですよ。街ですよ! 生活ですよ。妻鹿さんはそれから逃げてるだけじゃないですか!」(本文より抜粋)

会社も人生も山あり谷あり、バリの達人と危険な道行き。圧倒的生の実感を求め、山と人生を重ねて瞑走する純文山岳小説。

 
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