「萩尾望都SF原画展」が6年ぶりに東京で開催 約400点の原画が一挙集結!
萩尾望都さんの企画展「萩尾望都SF原画展 宇宙にあそび、異世界にはばたく」が7月24日まで、東京・アーツ千代田3331で開催中です。
「萩尾望都SF原画展」が6年ぶりに東京凱旋!
1969年に『ルルとミミ』でデビュー以降、『ポーの一族』や『トーマの心臓』など不朽の名作を生み、幅広いジャンルを手掛けてきた萩尾望都さん。大島弓子さん、山岸凉子さん、木原敏江さんなど同時期に人気を集めた漫画家らとともに1970年代の少女漫画黄金期を築きました。
そうした中で1975年に発表された『11人いる!』は、従来の少女漫画では例をみない本格的SF作品として、その華麗なる登場が当時の漫画界に衝撃を与えます。以後、『百億の昼と千億の夜』(原作:光瀬龍さん)、『スター・レッド』『銀の三角』『マージナル』『バルバラ異界』などの名作を世に送り出し、今も多くのファンを魅了してやみません。
本展覧会では、日本の少女漫画史におけるSFの黎明期を担った萩尾望都さんのカラーイラストレーション、コミック生原稿など、2016年4月に武蔵野市吉祥寺美術館で開催された「萩尾望都SF原画展」での原画をベースに、120点以上を追加した約400点のSF原画が大集合。
惑星に魅入られた奇跡の漫画家・萩尾望都さんが描きだした星々が煌く、夢の展示空間が実現します。
物販コーナーではSF原画展オリジナルグッズの他、「萩尾望都 直筆サイン入り版画」も会場限定で販売されます。
「萩尾望都SF原画展」 開催概要
■会場:アーツ千代田3331(東京都千代田区外神田6丁目11-14)
■会期:2022年7月9日(土)~7月24日(日)
■開催時間:午前11時~午後8時
※入館は閉館の30分前まで
※会期中無休
■入場料:一般 1,000円/大学生・高校生 700円/中学生 500円/小学生以下無料
※学生証又は生徒手帳をご持参ください。
■主催:萩尾望都SF原画展 実行委員会
■協力:河出書房新社・スパンアートギャラリー
★萩尾望都SF原画展 公式サイト:http://hagiomoto-sf.com/
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