『ふたごじてんしゃ物語』刊行記念!中原美智子さんオンライントークイベントを開催
中原美智子さん著『ふたごじてんしゃ物語』が苦楽堂より刊行されました。これを記念して、丸善ジュンク堂書店では、中原美智子さんによるトークイベントを7月23日(土)にオンライン&リアル開催します。
『ふたごじてんしゃ物語』について
【本書の内容】
「今、双子を育てているママたちに、わたしが感じたあの自由を届けたいんです。これを製品化して届けたいんです」……今までなかった自転車を考案し、会社をつくり、多胎育児支援NPOを立ち上げた、双子ママの物語。
《長男誕生から7年後に双子を出産し、3人の子育て経験から「ふたごじてんしゃ」が生まれました。わたしがこれまで歩んできた道と、これからめざす未来「命の誕生をあたりまえに喜べる社会」についてお話ししていきたいと思います。
2011年から、わが家の双子の息子を乗せられる自転車が欲しくて活動を開始し、14年には中原製ふたごじてんしゃ試作機が完成しました。量産化に向けて、製造を引き受けてくれるメーカー探しを新たにスタートさせ、16年にオージーケー技研株式会社との出会いがあり、株式会社ふたごじてんしゃを設立しました。自転車移動を諦めて行動範囲や選択肢が狭くなっているママや、自転車の前後に子どもを乗せて荷物をいっぱい抱えながらがんばり続けるママへ、自転車のデザインが変わるだけで、こんなにわたしたちの未来は明るいんだというメッセージを伝えたかったのです。子どもの数が増えることで負担感ばかりが増すのではなく、「楽しいお出かけだって叶うんだ」と伝えたかったのです。
18年にようやくふたごじてんしゃが販売開始され、これまで無理をしながら行っていた双子の自転車送迎が、より安心・安全にできる家庭が増えました。「双子だから」と諦めるのではなく、自分のやり方で、望む場所へ、子どもの願いを叶えることができた。このような体験は、いろんなことを諦めることが多い双子ママに大きな自信をつけてくれると思います。
そんな喜びいっぱいの「ふたごじてんしゃ」ですが、ここまで来る間、「もう続けられないかもしれない」と何度思ったかしれません。それでもなお、なぜ諦めずに進んでくることができたのか、振り返りながらお話ししたいと思います》
(「まえがき」より抜粋)
<著者・中原美智子(なかはら・みちこ)さん プロフィール>
1971年生まれ。大阪府出身。社会福祉士。株式会社ふたごじてんしゃ代表取締役。特定非営利活動法人(NPO法人)つなげる代表理事。一般社団法人日本多胎支援協会理事。
2003年に長男、2010年に双子(次男三男)を出産。多胎育児の難しさに直面した経験から双子同乗自転車を発案、メーカーへの企画提案・営業活動を自ら行い、2016年に株式会社ふたごじてんしゃを設立。2018年、ふたごじてんしゃ発売開始。同年、多胎育児を支援するNPO法人つなげるを設立。2017年、神戸親和女子大学通信教育部卒業。
「『ふたごじてんしゃ物語』刊行記念 中原美智子さんオンライントークイベント」開催概要
今回のイベントでは、今までなかった「双子が一緒に乗れる」自転車を考案し、会社をつくり、多胎育児支援NPOを立ち上げた双子ママ・中原美智子が、その「挑戦」と「冒険」について語ります。
<トークイベント概要>
■会場
◎オンライン視聴:ZOOMのウェビナー形式による配信
◎来店:MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店 7F Salon de 7(※30分前開場)
※会場への来店を希望される方は「来店チケット」を購入してください。
■開催日時:2022年7月23日(土)14:00~15:30
※オンライン視聴の方はイベント開始の10分前より入室可能です。
※来店の場合は、30分前より開場となります。
※イベント終了後1週間のアーカイブで視聴できます。
■料金
◎視聴チケット:1,100円
◎書籍付きチケット:2,530円
◎来店チケット:1,100円
■販売期間:2022年7月23日(土)13:00
★詳細&申込み:https://online.maruzenjunkudo.co.jp/collections/j70065-220723
ふたごじてんしゃ物語 中原美智子 (著) |
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