『リカバリー・カバヒコ』発売1周年大ヒット記念!青山美智子さん×内田剛さんトークイベントをオンライン開催
三省堂書店が主催するオンライン講座「三省堂書店めくる塾」は、青山美智子さん著『リカバリー・カバヒコ』(光文社)の発売1周年&大ヒットを記念して、青山美智子さんと、ブックジャーナリストで本屋大賞実行委員会理事の内田剛さんによるトークイベント「青山美智子さんと一緒に「読書」と「書店」について語り合いましょう!」を10月29日(火)にオンライン開催します。
「『リカバリー・カバヒコ』発売1周年大ヒット記念~青山美智子さんと一緒に「読書」と「書店」について語り合いましょう!」開催概要
今回のイベントでは、4年連続本屋大賞ノミネート作家であり、アメリカのTIME誌が発表する「2023年の必読書100冊」(THE 100 MUST-READ BOOKS OF 2023)に『お探し物は図書室まで』で唯一の日本人作家として選出された青山美智子さんに作品を生み出す原動力や、最近の読書体験や書店への想いなどを伺います。
■開催日時:2024年10月29日(火)20:00~21:30
■開催場所:オンライン
■登壇者:青山美智子さん、内田剛さん
■申し込み締切:2024年10月29日(火)18時
※コンビニ決済は前日同時刻まで
★詳細&申込み:https://peatix.com/event/4147443
登壇者プロフィール
■青山美智子(あおやま・みちこ)さん
作家。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。 2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。 出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。
デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞。『猫のお告げは樹の下で』で第13回天竜文学賞を受賞。
『お探し物は図書室まで』が2021年本屋大賞2位、『赤と青とエスキース』が2022年本屋大賞2位、『月の立つ林で』が2023年本屋大賞5位、『リカバリー・カバヒコ』が2024年本屋大賞7位に選ばれた。
他の著書に『鎌倉うずまき案内所』『ただいま神様当番』『月曜日の抹茶カフェ』『マイ・プレゼント』『ユア・プレゼント』など。
★X(旧Twitter):https://twitter.com/michicoming
■内田剛(うちだ・たけし))さん
ブックジャーナリスト、本屋大賞実行委員会理事、ポプラ社「全国学校図書館POPコンテスト」アドバイザー。30年の書店勤務を経て2020年よりフリーに。
これまでに書いたPOPは5,000枚以上。ブックレビューの執筆や講演活動、POP講習会を実施。著書に『POP王の本!』など。
![]() | リカバリー・カバヒコ 青山美智子 (著) 5階建ての新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒル。近くの日の出公園には古くから設置されているカバのアニマルライドがあり、自分の治したい部分と同じ部分を触ると回復するという都市伝説がある。人呼んで”リカバリー・カバヒコ”。アドヴァンス・ヒルに住まう人々は、それぞれの悩みをカバヒコに打ち明ける。 高校入学と同時に家族で越してきた奏斗は、急な成績不振に自信をなくしている。偶然立ち寄った日の出公園でクラスメイトの雫田さんに遭遇し、カバヒコの伝説を聞いた奏斗は「頭脳回復」を願ってカバヒコの頭を撫でる――(第1話「奏斗の頭」)出産を機に仕事をやめた紗羽は、ママ友たちになじめず孤立気味。アパレルの接客業をしていた頃は表彰されたこともあったほどなのに、うまく言葉が出てこない。カバヒコの伝説を聞き、口を撫でにいくと――(第3話「紗羽の口」)誰もが抱く小さな痛みにやさしく寄り添う、青山ワールドの真骨頂。 |
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