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歌人・横山未来子さんが名歌を例に技法をていねいにひも解く『のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌』を刊行

横山未来子さん著『のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌』

横山未来子さん著『のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌』

歌人・横山未来子さん著『のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌』が日本文芸社より刊行されました。
本書では、名歌を例に技法をていねいにひも解きます。短歌の基本、自分らしい作品づくりのコツや鑑賞のしかたを充実の添削例から学びます。

 

歌人・横山未来子さんが「鑑賞力」と「詠む力」をレクチャー

短歌づくりの基本とともに、短歌を鑑賞する際のポイントを紹介します。鑑賞のコツがわかると、名歌と呼ばれる歌を読むときにも、どのような点がすぐれているかを理解して、より深く味わえるようになります。鑑賞がたのしくなるだけでなく、「短歌をつくる力」もアップ。歌会の選評にも生かせるはずです。

シンプルな添削だけでなく、さらに推敲した例もあわせて添削例を豊富に掲載。つまずきがちな文語文法なども、実際の作品から学べて理解しやすいでしょう。

 
誰もが知る古今の名歌から最新の作品まで、多数紹介します。読むだけでもたのしく、ながめているだけで学べることがたくさん。新しい作品と出会うための手引書としてしもおすすめです。

歌会や講習会、連作のつくりかた、雑誌への投稿、歌集のつくりかたと一歩進んだ楽しみ方まで詳細に紹介しています。

歌人である著者、横山未来子さんが実際に作品を詠む創作過程を掲載。どのようにアイデアを得て、推敲を重ね、仕上げるのかをリアルに体験できます。

たのしく読み進めるだけで、いつの間にか技法が身につきます。まずはたのしむことからはじめましょう。

 

本書の構成

1章 短歌の基本を知りましょう

2章 短歌を詠んでみましょう

3章 短歌を鑑賞しましょう

4章 添削から学びましょう

 

著者プロフィール

著者の横山未来子(よこやま・みきこ)さんは、1972年生まれ。東京都出身。歌誌「心の花」選者。NHKカルチャー講師。

1994年に短歌結社「心の花」に入会し、佐佐木幸綱さんに師事する。1996年「啓かるる夏」30首で第39回短歌研究新人賞、2008年、歌集『花の線画』(青磁社)で第4回葛原妙子賞、2021年に歌集『とく来りませ』で第8回佐藤佐太郎短歌賞を受賞。被写体をみつめる観察力と鋭い言語感覚には定評があり、端正な文語体の歌風は同世代の歌人のなかでも際立った存在感を放つ。

歌集は『金の雨』(短歌研究社)、『午後の蝶』(ふらんす堂)、『とく来りませ』(砂子屋書房)など多数、著書に『はじめてのやさしい短歌のつくりかた』(日本文芸社)がある。

 

のんびり読んで、すんなり身につく いちばんやさしい短歌
横山 未来子 (著)

【基本から発展的な内容までていねいに、わかりやすく】
名歌を例に、技法をていねいにひも解きます。
歌会や講習会、連作のつくりかた、雑誌への投稿、歌集のつくりかたと一歩進んだたのしみかたまで詳細に紹介。

【歌人の推敲を拝見】
横山未来子さんが作品を生み出すまでの流れを掲載。
どのようにアイデアを形にしていくのか、どんなふうに推敲するのか、最初の形と最終的な作品ではどう違うのか、リアルに体験できます。

【名歌から新しい作品まで幅広く触れて学ぶ】
名歌から最新の作品まで、短歌を多数掲載。
読むだけでもたのしく、ながめているだけで学べることがたくさん。
新しい作品と出会うための手引書としてもおすすめです。

【鑑賞力を身につけて、つくる力もアップ】
好みだけでなく、視点や技巧のたくみさからも作品を読み解けるよう、鑑賞のコツを紹介。自分の作品にも、さらに技法を生かせるようになるでしょう。
歌会での選評でも、短歌を読む力を生かした批評ができるようになりますよ。

【豊富な添削例から実践的に学べる】
添削例がぐっと充実。
同じテクニックや視点でも、どのように工夫するとさらによいのか具体的にわかるようになっています。
頭を悩ませがちな文語文法を用いた例も豊富で用法を実践的に学ぶのにぴったりです。

 


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