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現役弁護士作家・五十嵐律人さん”青春×多重解決ミステリ”『六法推理』が刊行

五十嵐律人さん著『六法推理』(KADOKAWA)

五十嵐律人さん著『六法推理』(KADOKAWA)

現役弁護士で作家の五十嵐律人さん著『六法推理』(カバーイラスト:秋赤音さん)がKADOKAWAより刊行されました。

 

“血も涙もない法律マシーン”ד真相を閃きすぎる自称助手” 凸凹コンビが大学の事件を鮮やかに解決!?

2020年に『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞しデビューした五十嵐律人さんは、現役の弁護士作家として活躍中。法律の知識とエンターテイメント性のバランスが見事な作品を次々と発表し、リーガルミステリの旗手として注目されています。

 
四作目となる『六法推理』は、五十嵐さんにとって初の連作短編形式。”血も涙もない法律マシーン”と”実は鋭い押しかけ助手”の凸凹大学生コンビが、5つの謎に挑みます。二人の掛け合いも楽しい一冊です。

 
【著者からのコメント】

「法律」と「推理」。仕事道具であり、趣味であり、大好物。
そんな2つの要素を全力で詰め込んだ結果、本作が書き上がりました。
連作短編集、探偵バディもの、ミステリーとしての企み……、初めての挑戦に満ちた一冊です。
テンション高めに推理しながら、驚きの余韻とほろ苦さが残る真相を目指しました。
登場人物と共に、日常に溶け込んだ法律の謎を楽しんでいただければ幸いです。

『六法推理』書店店頭用POP画像(KADOKAWA)

『六法推理』書店店頭用POP画像(KADOKAWA)

 

『六法推理』について

 
<あらすじ>

現役弁護士作家が放つ、青春×多重解決ミステリ!
真実を導くのは法か、論理か。
その悩み、一人で抱え込まずお気軽に無法律へ。

学園祭で賑わう霞山大学の片隅。法学部四年・古城行成が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる。彼女が住むアパートでは、過去に女子大生が妊娠中に自殺。最近は、深夜に赤ん坊の泣き声が聞こえ、真っ赤な手形が窓につくなど、奇妙な現象が起きているという。戸賀は「悪意の正体」を探ってほしいと古城に依頼するが……。リベンジポルノ、放火事件、毒親問題、カンニング騒動など、法曹一家に育った「法律マシーン」古城と、「自称助手」戸賀の凸凹コンビが5つの難事件に挑む!

 
【もくじ】
六法推理
幕間――法曹一家
情報刺青
幕間――誰彼味方
安楽椅子弁護
幕間――秋霜激烈
親子不知
幕間――陽炎天秤
卒業事変

※初出:「六法推理」……『小説 野性時代』2021年9月号(その他はすべて書き下ろし )

 

著者プロフィール

撮影:島津美紗

撮影:島津美紗

著者の五十嵐律人(いがらし・りつと)さんは、1990年生まれ。岩手県出身。東北大学法学部卒業。弁護士(ベリーベスト法律事務所、第一東京弁護士会)。

『法廷遊戯』で第62回メフィスト賞を受賞し、デビュー。近刊は『不可逆少年』『原因において自由な物語』。

 

六法推理
五十嵐 律人 (著)

 


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