文学展示「夢うつつの世界へ 近代チェコ文学に描かれる〈日本〉」が広尾で開催 オンライン・シンポジウム「近代チェコ文学の〈日本〉」も実施
東京・広尾のチェコセンター東京(チェコ共和国大使館内)にて、近代チェコ文学におけるジャポニズムをテーマにした展示「夢うつつの世界へ 近代チェコ文学に描かれる〈日本〉」が開催されます。
19世紀の終わりと20世紀前半のチェコでは、日本旅行記や日本文化を扱うさまざまな著書ばかりではなく、〈日本〉を舞台にした小説も驚くほどたくさん出版されています。
本展では、近代チェコ文学の一特色をなす〈ジャポニズム文学〉の代表的作家やその作品を紹介しながら、日本と日本文化に触発された文学ジャンルの歴史とその魅力を照らし出します。また、会期中には関連シンポジウムがオンラインで開催予定です。
「夢うつつの世界へ 近代チェコ文学に描かれる〈日本〉」開催概要
■会期:2022年2月15日(火)~3月30日(水)
※土日・祝日は休館となります。
※3月5日(土)、26日(土) は 特別開館します。
■開館時間:10:00~19:00
■会場:チェコセンター東京(東京都渋谷区広尾2-16-14 チェコ共和国大使館内)
■入場料:無料
■企画:ブルナ・ルカーシュさん(実践女子大学)
★詳細:https://tokyo.czechcentres.cz/ja/program/yumeutsutsu
関連オンライン・シンポジウム「近代チェコ文学の〈日本〉」開催概要
■開催日時:2022年3月12日(土)14:00~16:30(ZOOM)
■参加費:無料
■プログラム
◎ペトル・ホリーさん(早稲田大学演劇博物館招聘研究員、歌舞伎研究者、翻訳家)「 ジョエ・ホロウハと歌舞伎 」
◎ブルナ・ルカーシュさん(実践女子大学、日本文学研究者)「チェコの旅行家を惹きつけた目黒」
◎ヤン・シェイブルさん(ナープルステック博物館学芸員、写真研究者)「Japanese Spring of Archibald Vaclav Novak」
◎アンナ・ツィマさん(作家、翻訳家、日本文学研究者)「日本を書くということ」
■シンポジウム申込み:3月11日(金)までに、https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfxtYIzB1VCEoLPWUhiZg3L7fr2-RaBO6KIUgaVJuGaRlUizg/viewform より申し込んでください。
■シンポジウム主催・問合せ:ブルナ・ルカーシュさん(japan.czech.literature@gmail.com)
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