本のページ

SINCE 1991

あるようでなかった「物書きとして、稼ぎ、生きていく」ための教科書、佐藤友美さん『書く仕事がしたい』が刊行

佐藤友美さん著『書く仕事がしたい』(CCCメディアハウス)

佐藤友美さん著『書く仕事がしたい』(CCCメディアハウス)

佐藤友美さん著『書く仕事がしたい』が、CCCメディアハウスより刊行されました。

 

「書くという仕事」とはなにか? 書き続けて、生きてきた著者が、自身の経験を余すことなく伝える!

 
【書いて生きるには、文章力“以外”の技術が8割】
「仕事の取り方から、お金の話まで、すべてシェアします」

 
書く仕事を20年以上続けてきた著者が、「書くこと以上に大切な、書く仕事のリアル」について一冊にまとめました。

文章を教えてくれる本や講座はすでにたくさんあります。しかし、書く仕事をしたいと思ったときに知りたいはずの、「書くという仕事」そのものについて教えてくれる本がなかったからです。

 
書く仕事とはどんな仕事で、どんな生活を送ることになるのか?
書く仕事がしたければ、どのような準備をして、どんなふうにデビューするのか?
書く仕事は選ばれし者しかできないのか?
“必要最低限”の文章力とスキルとは?
どれくらい働けば、どれくらい稼げるのか?
心身を病まずに長く仕事を続け、仕事の幅を広げていくためには?

 
(本書「プロローグより)
「この本は、文章術の本ではありません。
この本を読めば、みるみる文章力がついたりもしません。
もしもあなたがすでに物書きとして活躍し、この先はひたすら文章力を磨くだけと思っているのであれば、この本はおすすめしません。
けれども、これから書く仕事がしたいと考えたり、長く物書きとして生計を立てていきたいと思うならば、お役に立てる部分があると思います。」

 
書き続けて生きていくには、「よく考えること」が何よりも強い戦略になります。一生を懸けるに不足ない、途方もなく魅力的な「書く仕事」について、みなさんと一緒に考えていきたい――雑誌やウェブメディアの「ライター」として、あるいは、これまで50冊以上の本の執筆・構成を手掛けてきた「書籍ライター」として、また専門分野の書籍の「著者」として、そして月7本の連載を持つ「コラムニスト/エッセイスト」として、ライフステージごとに「よく考え」、書く場を増やし、仕事を続けてきた著者が、自身の経験を余すことなく伝授します。

 

本書の構成

PROLOGUE

CHAPTER1 書く仕事を知りたい
■Think1 書く仕事にはどんな種類があるのか?
■Think2 ライターに向いている人とはどんな人か?
■Think3 ライターへの道は狭き門か?
■Think4 ライターはどんな生活をしているのか?
■Think5 ライターはどれくらい稼げるのか?

CHAPTER2 デビューするまでのこと
■Think6 ライターになるために必要な準備は?
■Think7 どうすればデビューできるのか?
■Think8 強みはどうつくる? どう売り込む?

CHAPTER3 書く仕事に必要な技術
■Think9 仕事を受けたら、まずやるべきことは?
■Think10 取材準備はどうすればいい?
■Think11 インタビューでは何をどう聞く?
■Think12 平均点をとれる原稿を書くためには?
■Think13 原稿をどう見直す? 炎上を防ぐには?
■Think14 企画はどのように立てるのか?

CHAPTER4 書く仕事に必要なマインド
■Think15 編集者とどう付き合っていく?
■Think16 disコメントにどう向き合うか?
■Think17 スケジュールをどう管理する?
■Think18 稼ぎを増やすにはどうすればいい?

CHAPTER5 とどまらずに伸びていくこと
■Think19 年齢や生活に合った働き方とは?
■Think20 コラムやエッセイの仕事をするには?
■Think21 書く仕事で生きていくとは?

EPILOGUE

 

著者プロフィール

著者の佐藤友美(さとう・ゆみ)さんは、ライター/コラムニスト。

テレビ制作会社勤務を経て、ライターに転向。日本初のヘアライターとして、ベストセラーとなった『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)をはじめ、数々の著作を上梓。美容業界や一般読者から人気の存在として、テレビやラジオにも多数出演している。

ビジネス書、実用書、自己啓発書などの執筆・構成を手掛ける書籍ライターとしても活躍の場を広げ、約50冊の書籍の執筆に関わっている。「生まれてはじめて1冊読み切った」と読者から感想が続々届く「わかりやすい文章」を書くライターとして知られる。

近年はコラムニスト/エッセイストとして、「ママはキミと一緒にオトナになる」(小学館「kufura」)、「ドラマな日常、日常にドラマ』」東洋経済オンライン)、「本という贅沢。」(朝日新聞社「telling,」)、「さとゆみの『ドラマな女たち』ヘア&メイクcheck」(講談社「mi-mollet」)、「大人のヘア問題白黒つけます」(扶桑社「ESSE online」)、「50歳を迎え討つ」(大和書房)などの連載を持つ。

宣伝会議主催の「編集・ライター養成講座」では長年講師をつとめ、近年は「さとゆみライター講座」として専任講座も持ち、その赤裸々で超実用的な講義が人気を博している。

 

書く仕事がしたい
佐藤 友美 (著)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です