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【HRアワード2021】「書籍部門」は安斎勇樹さん&塩瀬隆之さん『問いのデザイン』が最優秀賞を受賞 「人材開発・育成部門 最優秀賞に株式会社フライヤー

日本の人事部「HRアワード2021」

日本の人事部「HRアワード2021」

人と組織の成長を促す取り組みを表彰する日本の人事部「HRアワード2021」(主催:日本の人事部「HRアワード」運営委員会、後援:厚生労働省)は、8月に選出された入賞者・入賞作品より、最優秀賞・優秀賞を選出しました。

 

『問いのデザイン』が「HRアワード2021」書籍部門 最優秀賞を受賞!

「HRアワード」は、人・組織に関わる領域において、企業や個人の成長を促す取り組みに着目し、HRパーソンに広く伝えることで、HRを通じた全国の企業の発展を目指す表彰制度です。「企業人事部門」「書籍部門」「プロフェッショナル部門」の3部門が設けられています。

入賞した取り組みの中から「日本の人事部」正会員約20万人の投票と選考委員会による最終選考を経て、受賞が決定します。
2021年は387件がエントリーし、43件が入賞しました。

 
なお、「HRアワード2021」の書籍部門での受賞作品は次の通りです。

 
<「HRアワード2021」書籍部門 受賞作品>

■最優秀賞

安斎勇樹(あんざい・ゆうき)さん・塩瀬隆之(しおせ・たかゆき)さん
『問いのデザイン -創造的対話のファシリテーション』(学芸出版社)

 
■優秀賞

◎エイミー・C・エドモンドソンさん
『恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす』(翻訳:野津智子さん、解説:村瀬俊朗さん/英治出版)

◎石井遼介(いしい・りょうすけ)さん
『心理的安全性のつくりかた』(日本能率協会マネジメントセンター)

 

「書籍部門」最優秀賞受賞者 プロフィール&コメント

 
<受賞者プロフィール>

■安斎勇樹さん(株式会社MIMIGURI 代表取締役 Co-CEO/東京大学大学院 情報学環 特任助教)

1985年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。研究と実践を架橋させながら、人と組織の創造性を高めるファシリテーションの方法論について研究している。組織イノベーションの知を耕すウェブメディア「CULTIBASE」編集長を務める。

主な著書に『問いのデザイン-創造的対話のファシリテーション』『リサーチ・ドリブン・イノベーション-「問い」を起点にアイデアを探究する』『ワークショップデザイン論-創ることで学ぶ』『協創の場のデザイン-ワークショップで企業と地域が変わる』がある。

 
■塩瀬隆之さん(京都大学総合博物館 准教授)

京都大学工学部精密工学科卒業、同大学院修了。機械学習による熟練技能伝承システムに関する研究で博士(工学)。京都大学総合博物館准教授を経て2012年6月退職。同7月より経済産業省産業技術環境局産業技術政策課技術戦略担当課長補佐。2014年7月京都大学総合博物館准教授に復職。

共著書に、『問いのデザイン 創造的対話のファシリテーション』『科学技術Xの謎』『インクルーシブデザイン』など。日本科学未来館 “おや?“っこひろば総合監修者。NHK Eテレ「カガクノミカタ」番組制作委員。経済産業省産業構造審議会イノベーション小委員会委員、文化庁文化審議会博物館部会委員、2025年大阪・関西万博日本館基本構想有識者ほか。

 
<安斎勇樹さん 受賞コメント>

この度は大変名誉ある賞をいただき、光栄に思います。

人と組織の成長を促す「HR(Human Resources)」と呼ばれる領域は、イノベーションが求められる現代だからこそ、その「土壌」を耕す取り組みとしてますます重要になってきています。

採用、人事評価、人員配置、人材育成、組織開発まで。これらの問題を突き詰めると、その根源は問題の捉え方、つまり「課題の設定」にあるのではないか。本当に解くべき課題を定めて、集団の対話の力で、課題を解決する。そのダイナミックなプロセスを「問い」の観点から紐解いた書籍が、本書『問いのデザイン』です。

今後もこの受賞を励みに、人と組織のポテンシャルを発揮させる「問い」の可能性について、探究を続けて参ります。

 

「プロフェッショナル部門」人材開発・育成部門で、「本の要約サービスflier法人版」が最優秀賞を受賞!

プロフェッショナル部門では、企業人事部に採用・人材開発・労務管理などHR領域での変革や生産性の向上を実現する、優れたサービスを提供したと認定されるHRソリューション企業が選出・表彰されます。

同部門は「人材開発・育成部門」「組織変革・開発部門」「人材採用・雇用部門」「人事労務管理部門」で構成されており、今回「人材開発・育成部門」で株式会社フライヤーが提供する「flier法人版」が最優秀賞を受賞しました。

 
本の要約サービスflier(フライヤー)は、ビジネス書の新刊や話題のベストセラー、名著の要約を1冊10分で読める形で提供している要約サービスです。通勤時や休憩時間といったスキマ時間を有効活用し、効率良くビジネスのヒントやスキル、教養を身につけることができます。

コロナ禍で集合研修が難しくなった企業が、本の要約を人材育成に活用するケースが増え、現在では380社を超える法人が「flier法人版」を利用しています。

★flier法人版専用サイト:https://www.flierinc.com/business

 
<「株式会社フライヤー」代表取締役CEO・大賀康史さん コメント>

日本全国の人材育成部門の方が感じられている、組織に活力を与えるような人を多く育てたいという課題。私が創業時から夢見てきたことは、「本の要約」を通じてその課題を解決していくことです。今回の受賞により、その実現に向けてとても勇気づけられる思いがします。

変化が激しく、個性が尊重される時代になり、固定的で画一的な人材育成方法では従業員のニーズを満たせなくなっています。あらゆる領域の知見が束ねられる「本」からのインプットを素早く行えるかどうかは、組織の人材の水準を変える重要な要素です。

フライヤーの本の要約は10分のスキマ時間で読めるので、それ自体が有用なインプットとなります。さらには、フライヤーの要約を通じて一人ひとりの知的好奇心を刺激することで、効果的な読書習慣を組織に根付かせることができます。皆さまの組織の人材育成を加速させるお力になれるよう、今後も最大限力を尽くして参ります。

 

日本の人事部「HRアワード」とは

日本の人事部「HRアワード」は、人・組織に関わる領域において、企業や個人の成長を促す取り組みに着目し、HRパーソンに広く伝えることで、HRを通じた全国の企業の発展を目指す表彰制度です。

最優秀賞・優秀賞は、全国20万人のHRパーソンによる投票で決定。選考委員会による承認を経て、各賞が正式に贈呈されます。公正な運営方法と、会員参加型の納得感ある選考過程から、透明性が高く、HR関連で最も権威ある賞として多くの方々に信頼され、本年で第10回を迎えました。

選考委員は、守島基博さん(学習院大学 経済学部経営学科 教授、一橋大学 名誉教授/選考委員長)、坂東眞理子さん(昭和女子大学 理事長・総長)、水田正道さん(一般社団法人 人材サービス産業協議会 理事長/パーソルホールディングス株式会社 取締役会長)、宮城まり子さん(キャリア心理学研究所 代表/臨床心理士)、八木洋介さん(株式会社people first 代表取締役/株式会社ICMG 取締役)。

 
【各賞の構成】

<企業人事部門>
最優秀賞/優秀賞/最優秀個人賞

<書籍部門>
最優秀賞/優秀賞

<プロフェッショナル部門>
◎人材開発・育成部門:最優秀賞/優秀賞
◎組織変革・開発部門:最優秀賞/優秀賞
◎人材採用・雇用部門:最優秀賞/優秀賞
◎人事労務管理部門:最優秀賞/優秀賞

 
【選考基準】

◎明確且つ一貫性のある、戦略や方針を描けていること
◎人と組織の可能性を広げ、企業や個人の成長を促していること
◎社会や市場に影響を与える新規性、独創性を有していること
◎将来にわたって継続性や拡大性を期待できること

 
【選考プロセス・スケジュール】

◎6月14日~7月16日:エントリー受付期間
◎8月:入賞者決定(一次選考)
◎8月30日~9月17日:投票受付(二次選考)
◎9月下旬~10月:選考委員会による最終選考(三次選考)
◎11月:各賞の発表、表彰式

 

問いのデザイン: 創造的対話のファシリテーション
安斎 勇樹 (著), 塩瀬 隆之 (著)

課題解決のためのチームの話し合いにおいて「良いアイデアが生まれない」「チームの一体感がない」と感じるとき、それはチームのメンバーやマネージャーの能力不足ではなく、チームで向き合っている「問い」がうまくデザインされていないことがよくあります。

そもそも何を解決すべきなのか、「本当に解くべき課題」を正しく設定できなければ、その後、どんなにワークショップやファシリテーションの工夫を重ねても、根本的に解決の方向性がずれてしまい、関係者に「創造的な対話」は生まれません。

本書は、企業の商品開発・組織変革・人材育成などの複雑な課題解決の現場において、問題の本質を見抜き、解くべき課題を正しく設定し、関係者を巻き込み、課題解決のプロセスをデザインするための思考法・スキルについて体系化。人とチームのポテンシャルを引き出し、組織や事業の創造性、イノベーションを促すための必読書です。

恐れのない組織――「心理的安全性」が学習・イノベーション・成長をもたらす
エイミー・C・エドモンドソン (著), 村瀬俊朗 (その他), 野津智子 (翻訳)

『チームが機能するとはどういうことか』の著者であり、2011年以来、経営思想家ランキング「Thinkers50」に選出され続けている、エイミー・C・エドモンドソン教授最新刊!

篠田真貴子氏(エール株式会社取締役)推薦!
「心理的安全性ってそういうことだったのか!
心理的安全性の解釈が人によって違うことが気になっていた。しかし、本家本元による本書を読んで、すっきりと整理ができた。心理的安全性とは個人の資質ではなく集団の規範、ぬるい環境というよりもむしろ成果志向の環境なのだ。失敗と成功の事例を通して、このコンセプトへの理解が深まり、実践への示唆が得られるだろう。「恐れ」から解き放たれれば、私たちはもっと大胆に行動できる。」

Googleの研究で注目を集める心理的安全性。
このコンセプトの生みの親であるハーバード大教授が、 ピクサー、フォルクスワーゲン、福島原発など様々な事例を分析し、 対人関係の不安がいかに組織を蝕むか、 そして、それを乗り越えた組織のあり方を描く。

心理的安全性のつくりかた
石井 遼介 (著)

「組織に関わる人にはぜひ読んでもらいたい」「一歩踏み出す勇気が湧いてきた」「上司にプレゼントしたい」「自分も改めないといけない」
ーーそんな声を多数いただいています!

「個性を輝かせ、チームで学び成長する」
そんな組織に変わるために、あらゆる組織・コミュニティで実践できる1冊です。

いま組織・チームにおいて大注目の心理的安全性とは「何か」、そして職場・チームで高めるにはどうしたら良いのか。

Googleのプロジェクトアリストテレスで、チームにとっての重要性が一気に認知された「心理的安全性」。
本書ではその心理的安全性を理解し、心理的安全性の高い職場を再現できるよう、そのアプローチについて日本の心理的安全性を研究してきた著者が解説します。

本書では心理的安全性が「ヌルい職場」ではなく、健全な衝突を生み出す機能であることを解説し、日本における心理的安全性の4因子「話しやすさ」「助け合い」「挑戦」「新奇歓迎」を紹介します。

また、研究でわかった心理的安全なチームリーダーに必要な「心理的柔軟性」と、4因子を活性化させるための行動分析によるフレームワークを解説。

【読者特典! 組織診断サーベイ『SAFETY ZONER』】
データサイエンティストでもある著者が開発したサーベイで心理的安全性を計測できます!

本書によって曖昧に語られてきた心理的安全性が共通言語となり、指標化とアプローチ方法によって具体的かつ効果的な高め方を導き出せます。

 
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