本の要約サービス「flier」が2024年2月の月間ランキングを発表 1位は元山文菜さん『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』
本の要約サービス「flier」を運営する株式会社フライヤーは、2024年3月のビジネス書月間ランキングを発表しました。
※ランキングは、「flier」の有料会員を対象に、スマホアプリおよびウェブのアクセス数(紹介書籍の要約閲覧数)を合算し順位付け。集計期間は2024年2月25日~3月24日です。
「職場の課題」をテーマにした要約が話題を集める
今回、見事1位に輝いたのは、『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』(元山文菜さん/クロスメディア・パブリッシング)でした。本書は、業務プロセス改善をテーマにした講演活動を精力的におこなっている著者が、会社における100個の「ムダ」に対する解決策を教えてくれる一冊です。
TOP5には「職場の課題」にフォーカスした書籍が多数ランクインしました。1位以外にも、2位には若手社員の育成をテーマにした『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』(古屋星斗さん/日本経済新聞出版)、5位には「心理的安全性」の高い職場を目指す『何でも言える職場はどっち?』(池本克之さん/自由国民社)が入り、新年度に向けて「職場」「働き方」を見直したいビジネスパーソンのニーズが色濃く反映されたランキングとなりました。
<flierユーザー閲覧数 月間ランキングTOP10(2024年3月)> ※敬称略
1位:『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』(元山文菜/クロスメディア・パブリッシング)
2位:『なぜ「若手を育てる」のは今、こんなに難しいのか』(古屋星斗/日本経済新聞出版)
3位:『アドラー流 気にしないヒント』(岩井俊憲/三笠書房)
4位:『「伝える前」が9割』(浅田すぐる/KADOKAWA)
5位:『何でも言える職場はどっち?』(池本克之/自由国民社)
6位:『自分を変える話し方』(寺田有希/クロスメディア・パブリッシング(インプレス))
7位:『すごい心理学』(内藤誼人/総合法令出版)
8位:『ひろゆきさん、そこまで強く出られない自分に負けない話し方を教えてください!』(ひろゆき/サンマーク出版)
9位:『続ける思考』(井上新八/ディスカヴァー・トゥエンティワン)
10位:『思いつきって、どうしたら「自分の考え」になるの?』(深沢真太郎/日本実業出版社)
※なお、今回の月間ランキングに基づいたフェアが、イオングループの「未来屋書店」など全国38都道府県、約230店舗の書店にて5月より開催予定です。開催期間や展開書籍・点数は、各店舗によって異なります。
2024年3月ビジネス書月間ランキング1位『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』についてのフライヤーのコメント
気が利いている風メールや、あいまいな言葉による手戻り作業など、不要な「ムダ作業」に頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
1位に輝いた本書では、職場でよくある「ムダ作業」を100個取り上げ、業務のムダ・管理のムダ・共有のムダ・処理のムダ・コミュニケーションのムダ・会議のムダ・組織のムダの7つに分類して、それぞれの解決策を提案しています。
例えば、「きまぐれ上司のご機嫌取り」は、案件の前提条件や経緯を理解しないまま思い付きで質問する上司への対応を指します。この対処法として、5つのポイントに着目した「戦略的説明」が紹介されています。本書を読んで理解し、実践してみてください。
100のムダ作業の中で、どれも経験がない幸運な人はほとんどいないでしょう。少しでも快適に仕事をするために、本書は必読の一冊です。
『無くせる会社のムダ作業100個まとめてみた』著者・元山文菜さん コメント
私たちの仕事はどんどん複雑化し、難易度が上がっています。
「ITツールを導入したのに、仕事が楽にならない」
「常に人が足りない」
「いつも頭の中が仕事で動き続けている」
と感じるのは無理もないことです。
これらの解決のためにITソリューションを導入してみても、従来のやり方のままITツールだけを導入すると、かえって仕事は増えてしまいます。
また、組織に人材を増やしても仕事は少なくなりせん。
私たちは、これまで職場で当たり前に行われてきた、ムダな会議、ムダな押印、ムダな忖度などを手放していく必要があるのです。
だれもが一生懸命働く現代、役目を終えたのに職場に取り残され、今も私たちを苦しめているムダ作業。
本書がそれらに気づき手放すキッカケになればと思います。
100個のムダとその解決策が書かれています。ぜひ、お手にとってください。
「flier(フライヤー)」について
flier(フライヤー)は、 ビジネス書を中心とした本の内容を「1冊10分」に要約してアプリやWebで閲覧できるサービスです。新刊を中心に旬の本や既刊の名著を毎日1冊、年間365冊配信しています。
flier(フライヤー)の最大の特長は「書評(レビュー)」ではなく「要約」である点です。書き手の主観が入る書評とは異なり、著者の主張や論理(重要ポイントや全体像)を忠実にまとめ、読者に伝えます。書評でないため、出版社と著者から要約の許可を得る必要があり、要約した原稿にも目を通してもらうことで、高品質なサービスを提供しています。
要約の文字量は4,000字ほどで、10分程度で読める工夫をしています。「flier」には、新刊(掲載書籍の8割)を中心に、毎日1冊の要約文をアップ。現在3,500冊超を掲載しています。要約記事は自社の編集者に加えて、経験豊富な外部ライター約50人が作成します。
★URL:https://www.flierinc.com/
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