『BRUTUS(ブルータス)』が2号連続で「村上春樹」大特集! 2号目は「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編
マガジンハウスが発行するカルチャー誌『BRUTUS(ブルータス)』は、10月1日と15日に2号連続で「村上春樹」特集号を発売。1号目の「読む。」編に続き、10月15日には「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編が発売されました。
完売店続出の上巻「読む。」編に続く、より幅広い視点から村上春樹さんに迫る下巻
2021年10月1日発売号&15日発売号と、2号連続上下巻に分けての「村上春樹」大特集。上巻は村上春樹さんが自宅の書棚から51冊の「手放すことができない本」について案内文を寄稿したことで話題になり、完売書店が相次ぎました。
下巻では「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編と題し、音楽、ラジオ、映画、アート、Tシャツ、食……など、さまざまなテーマについて、インタビューを交えつつ、今の「村上春樹」を見ていきます。
クラシック・レコード126枚の紹介文を新たに書き下ろし
2021年6月に発売された『古くて素敵なクラシック・レコードたち』(文藝春秋)は、村上春樹さんが所蔵する数千枚のレコードからセレクトして独自の音楽観で論じベストセラーに。
「本に入りきらなかったレコードがまだたくさんある」とのことで、単行本未掲載の126枚のクラシック・レコードについて、今回の特集に寄稿しています。思いのこもったレビューは、28ページにわたるボリュームに!
貴重な愛蔵アートコレクション初公開
村上春樹さんの自宅にお邪魔して、壁に飾られているアートコレクションを拝見。村上作品の装丁でおなじみの安西水丸さん、和田誠さん、佐々木マキさんなどのイラストレーション以外にも、小林孝亘さん、町田久美さんなど気鋭の現代アーティストの作品がずらり。
インタビューでは「アートを集めること」に関する、村上さんの考えなども聞いています。また単行本『村上T』(マガジンハウス)を出したほどのTシャツコレクターでもある村上さんのもとに、また集まってしまったTシャツたちも掲載。
幻の「村上春樹 × BRUTUS」掲載号再録 part2
村上春樹さんと一緒に現地取材してつくった1984年のドイツ特集を掲載した上巻に続き、下巻でもBRUTUSのバックナンバーから、過去の貴重な村上春樹さんの記録を再録します。
1999年のハワイでのトライアスロン参加ルポ、1982年の「居住空間学」特集に寄稿された短編、1980年の村上さんがかつて経営していたバー〈ピーター・キャット〉での取材記事など、さらに充実。
BRUTUS(ブルータス) 2021年 11月1日号 No.949[特集 村上春樹 下 「聴く。観る。集める。食べる。飲む。」編]
2号連続「村上春樹」特集。 村上春樹 2021年の聴く。 BOOK IN BOOK 村上春樹 2021年の観る。 村上春樹 2021年の集める。 村上T 2021 また集まってしまったTシャツたち。 村上春樹 2021年の 食べる。飲む。 エピローグ 取材を終えて。 |
<既刊>
BRUTUS(ブルータス) 2021年 10月15日号 No.948[特集 村上春樹 上 「読む。」編]
1979年に『風の歌を聴け』でデビュー後、文芸の本流を担ってきた村上春樹。 「うちの書棚から」文・村上春樹 村上春樹の私的読書案内。 著作で探る村上春樹。 BOOK IN BOOK 世界を旅して、観た。聴いた。 翻訳家として何がすごいのか? ようこそ、村上春樹ライブラリーへ。 |
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◆『BRUTUS』がブックバスをジャック!? 1000冊を載せた移動図書館「BRUTUS1000号」がやってくる! | 本のページ
◆村上春樹さん『カンガルー日和』を多部未華子さん朗読でオーディオブック化 | 本のページ
◆カーソン・マッカラーズのデビュー作『心は孤独な狩人』が村上春樹さんの新訳で刊行 | 本のページ