創刊74年『小説新潮』がリニューアル! 益田ミリさん、山本さほさんの新連載がスタート 蛙亭の岩倉美里さんコラム「わたしの相棒」も掲載
創刊74年を迎える老舗小説誌『小説新潮』が、2021年4月号で久々のリニューアルを果たしました。表紙を飾るのは、人気漫画家の益田ミリさんによる描きおろしイラストです。
益田ミリさんが毎号、「本を読む人」というテーマで表紙を描き下ろし
1947年に創刊された老舗小説誌『小説新潮』が、2021年3月22日に発売された4月号からリニューアルしました。
表紙は「すーちゃん」シリーズなどで知られる漫画家の益田ミリさん。イラストは「本を読む人」というテーマで毎号本誌のためだけに描き下ろされます。
同時にこの号から、益田さんの長編漫画「ツユクサナツコの一生」の連載がスタート。
また『岡崎に捧ぐ』で知られる漫画家の山本さほさんが、自らの両親のおもしろおかしい日々を描く実録漫画「てつおとよしえ」の連載も始まります。
他にエッセイストの群ようこさんが自らの創作の秘密を綴る「四十年、こんな感じで書いてます」、若手飲酒シーンの旗手・スズキナオさんが自らのルーツを考える「家族が一番わからない」など、盛りだくさんの新連載で文芸界を華やかに盛り上げます。
表紙・本文デザインを手掛けるのは、コミックの装幀を中心に活動している名和田耕平デザイン事務所。これまでの小説誌とは一味違う、美しさと文字の読みやすさを両立させたデザインとなっています。
<表紙イラストと新連載漫画を担当する益田ミリさんのコメント>
「表紙のお話をもらったとき、真っ先に『本を読む人』というテーマが浮かびました。こんなところで読書できたら楽しそう! と感じていただけるようなイラストを考えています。合わせて漫画連載も始まります。若い漫画家の女性が主人公です。ありふれた日々の中でひとりの漫画家がどのように物語を紡いでいくのか。彼女が描く漫画を並行して読めるのも見所です。」
「ネタを飛ばしても滑っても気にしない」蛙亭・岩倉美里さんが綴る、相方・中野周平さんの無敵伝説!
今号では、人気お笑いコンビ「蛙亭」でネタ作りを担当する岩倉美里さんによるコラム「わたしの相棒」も掲載されています。
昨年4月に活動拠点を大阪から東京に変え、『ゴッドタン』(テレビ東京)、『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)などで大ブレイク中の男女お笑いコンビ・蛙亭。
ネタが飛んでも滑っても、どんな状況でもマイペースな姿勢を崩さない相方・中野周平さん。コンビ結成秘話からテレビ撮影の裏側まで、中野さんを間近で見つめ続けた岩倉さんが綴る、くすりと笑ってしまう1ページです。
<岩倉美里さん プロフィール>
1990年生まれ。宮崎県出身。お笑い芸人。2012年に中野周平さんとお笑いコンビ「蛙亭」を結成。ネタ作りを担当。
小説新潮 2021年 04 月号
【特集 時代小説春うらら】 |
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