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刊行3作品すべてで文学賞を受賞!河﨑秋子さん新刊『鳩護(はともり)』刊行 「お前は鳩に選ばれたのだ」会社員の女性が、突然鳩と生活!? 鳩を通して理不尽な世界を知る

河﨑秋子さん著『鳩護(はともり)』

河﨑秋子さん著『鳩護(はともり)』

三浦綾子文学賞、大藪春彦賞、新田次郎文学賞など、刊行3作品すべてで文学賞を受賞した河﨑秋子さんの最新刊『鳩護(はともり)』が、徳間書店より刊行されました。

 

「お前は鳩に選ばれたのだ」小森椿27歳、会社員。鳩に謎の使命を背負わされる!――文学界を席巻する新星が放つ、摩訶不思議な鳩をめぐる物語

 
<あらすじ>

小森椿、27歳、会社員。
一人暮らしのベランダに突然、真っ白な鳩がきた。
怪我をしているらしく、飛び立つ気配もない。椿は仕方なく面倒をみることにする。
ハトに愛着がわいてきた数日後――。
帰宅途中、謎の男に奇妙な宣告を受けた。

「お前は俺の次の『鳩護』になるんだ」

鳩を護ることを宿命づけられた者、それが鳩護だという。
何その宿命? どうして私が?
混乱する椿をよそに、白鳩は椿の日常を否応なく浸食していく!

 
【担当編集より】

これまで出版された三作品すべてで文学賞を受賞。
今最も注目されている作家、河崎秋子さんの待望の新作は、鳩が題材です。
街や公園で嫌われている厄介な鳩。
彼らが実は、すごい生き物であることをご存知でしたか?
長距離レースに出場したり、かつては戦場で伝令役をつとめ、記者の書いたスクープ原稿を取材先から新聞社に届けたり……。
そんな鳩を護る宿命を突然背負わされた女性の奮闘を描いたのが本作です。
ドキッとしたり、ハラハラする極上のエンターテインメント作品。
デビューから一貫して、自然の厳しさを見つめ続けてきた河﨑秋子さんだからこそ描ける作品だと思います。鳩を通して過去と現在を見つめる「鳩護」、ぜひお楽しみください。

 

河﨑秋子さん プロフィール

河﨑秋子(かわさき・あきこ)さんは、1979年生まれ。北海道別海町出身。2012年「東陬遺事」で北海道新聞文学賞(創作・評論部門)を受賞。2014年『颶風の王』で三浦綾子文学賞を受賞し翌年デビュー。同作は2015年度JRA賞馬事文化賞も受賞。

2019年『肉弾』で第21回大藪春彦賞を受賞。『土に贖う』は新田次郎文学賞を受賞した。

 

鳩護
河崎秋子 (著)
*「崎」は「たつさき」が正式表記

 


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