「台湾文学祭」が東京で開幕! 台湾の詩人と作家を紹介
台北駐日経済文化代表処台湾文化センターは今年初めて「詩」をテーマとした「台湾文学祭 一代の詩人 楊牧/洛夫 現代詩展」を企画し、10月7日より台湾文化センターと誠品生活日本橋で同時開幕しました。
同展は台湾の詩人である楊牧(ヤン・ムー)さんと洛夫(ルオ・フ)さんの手書き原稿(複製)、作品などを展示し、文学ドキュメンタリーシリーズ『島の物語を紡ぐ者たち』(原題:他們在島嶼寫作)の上映会(オンライン上映もあり)も実施されます。
「台湾文学祭 一代の詩人 楊牧/洛夫 現代詩展」開催! ドキュメンタリー映画の上映会も
「目宿媒體」(Fisfisa Media)は近年、文学ドキュメンタリーシリーズ『島の物語を紡ぐ者たち』を制作し、台湾文学界で高い評価を得ています。
台湾文化センターは、文学関連のイベントでは小説や散文を紹介することが多かったのですが、今回は「詩」をテーマに選び、近年相次いでこの世を去った詩人である楊牧さんの『一篇の詩の完成に向かって』および洛夫さんの『岸のない河』のドキュメンタリー映画を選び、「詩」を通して2名の台湾文学の巨匠を紹介します。
今回の展示会では、台湾文化センターで日本語字幕を追加し、日本で初上映します。そのほか、2名の作家の遺族の許可を得て、展示会では手書き原稿(複製)、旧版書籍や翻訳出版書籍などの貴重な資料も展示。
メインテーマ書籍コーナーに合わせて、台湾文化センターと誠品生活日本橋で同時に展示を行うことにより、日本の台湾文学ファンに台湾の「詩」に触れる機会を提供します。
※ドキュメンタリー映画上映会のスケジュールなど「台湾文学祭」の詳細は、https://jp.taiwan.culture.tw/information_34_117960.html をご確認ください。
誠品生活日本橋では呉明益さんの作品を展示
誠品生活日本橋は昨年9月のオープン以来、台湾文化のブームをもたらしており、同時に日本人や日本在住の台湾人の間で正体字(繁体字)中国語書籍の需要がますます高まっています。
そこで台湾文化センターは誠品生活日本橋と協力し、台湾で現在人気のある作家を日本の読書市場に紹介するため、「指標作家中文書コーナー」を設け、台湾の正体字書籍をそのまま日本に紹介しています。
同コーナーはシーズンごとに1名の「台湾指標作家」の展示を行っており、今季は10月より日本でも人気が高く、日本語に翻訳された作品もある台湾人作家・呉明益さんの作品を展示します。
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▼【出版】Culture Meeting 文活 in 台湾-台湾文学祭 一代の詩人 楊牧 洛夫 現代詩展-台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
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