『若草物語』の魅力に迫る!「紀伊國屋書店Kinoppy」×光文社古典新訳文庫がオンライン読書会を開催
紀伊國屋書店Kinoppyと光文社古典新訳文庫がコラボレーションした人気読書会がオンラインで10月29日(木)に開催されます。
今回は、不朽の名作『若草物語』の訳者・麻生九美さんが、光文社古典新訳文庫創刊編集長・駒井稔さんとともに本作の魅力を語ります。
紀伊國屋書店Kinoppy&光文社古典新訳文庫 Readers Club読書「世界中の女子に150年間愛読される名作、オルコット『若草物語』の魅力」 開催概要
『若草物語』はメグ、ジョー、ベス、エイミーの、感性豊かで個性的な四姉妹と、南北戦争に従軍する父親に代わり家を守る堅実な母親との1年間の物語です。
隣家のローレンス氏や少年ローリーらとの交流を通して大人に近づいていく少女たちを描いた本書は、1868年に初版が刊行されるやいなや、瞬く間にベストセラーとなり、以来女性を中心に愛読されてきました。日本でも1906年に初めて翻訳され、これまで多くの翻訳本が出版されています。
また、映画化・ドラマ化・アニメ化などの例は数知れず、今年も、次女ジョーの視点から物語を描き直した映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』がアカデミー賞を受賞するなど話題となっています。
この作品が150年以上もの長い間、世界中で愛されているのはどうしてなのでしょうか。今回の読書会では、本作を新訳した麻生九美さんが、著者ルイーザ・メイ・オルコットの人生も紹介しながら、本作の魅力や読みどころについてたっぷり語ります。聞き手は光文社古典新訳文庫創刊編集長・駒井稔さん。
※今回はZoomのみで開催となりますので、日本全国どこからでも参加できます。
<読書会概要>
■日時:2020年10月29日(木)18:30~20:00
■会場:Zoom(オンライン)※IDとパスワードを当日までにメールで連絡します。
■参加方法
◎本イベントは無料イベントです。どなたでも申し込めます。
◎2020年10月8日(木)10:00~10月22日(木)23:59の間に、紀伊國屋書店ウェブストアにて参加申し込み受け付けます。
◎応募人数が予定を超えた時点で締切となります。
◎10月26日(月)以降、案内メールを配信します。
★詳細:https://store.kinokuniya.co.jp/event/1600925747/
出演者プロフィール
■麻生九美(あそう・くみ)さん
東京都生まれ。翻訳家。早稲田大学卒業。
訳書に『ナージャ わが道をゆく』(サレルノ=ソネンバーグ)、『ナマズ入江の大洪水』(バーマン)、『アベルの島』(スタイグ)、『永遠の少年少女――アンデルセンからハリー・ポッターまで』(ルーリー)、『フェルトリネッリ イタリアの革命的出版社』(カルロ・フェルトリネッリ)、『パブリッシャー 出版に恋をした男』(マシュラー)など多数。
■駒井稔(こまい・みのる)さん
1956年、横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒業。1979年、光文社入社。広告部勤務を経て、1981年『週刊宝石』創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997 年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。
著書に『いま、息をしている言葉で。 「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)がある。現在、“ひとり出版社”を設立準備中。
著者プロフィール
著者のルイーザ・メイ・オルコット(1832年~1888年)は、アメリカの小説家。進歩的な思想家・教育者である父ブロンソン・オルコットと母アビゲイルの次女としてフィラデルフィアで生まれる。
家計を助けるため、16歳ごろから執筆を始める。同時に家庭教師などのさまざまな仕事をしながら書き続け、四姉妹の日常生活を描いてベストセラーとなった自伝的小説『若草物語』で作家としての地位を築く。以後、家計の貧困からは解放され、旺盛な執筆活動を続ける。父が他界した2日後である1888年3月4日、55年の生涯を閉じる。
若草物語 (光文社古典新訳文庫) ルイーザ・メイ オルコット (著), Louisa May Alcott (原著), 麻生 九美 (翻訳) メグ、ジョー、ベス、エイミー。感性豊かで個性的な四姉妹と、南北戦争に従軍する父親に代わり、家を守る堅実な母親との1年間の物語。隣家のローレンス氏や少年ローリーらとの交流を通し、少女たちは大人に近づいていく。ティーンエイジャーの日常を生き生きと描く、不朽の名作! |
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