PHP文芸文庫が創刊10周年キャンペーンを展開！　読者プレゼントや強力執筆陣の新刊＆既刊ヒット作を展開

2020年9月14日 3:10 PM イベント

PHP文芸文庫10周年キャッチコピーとロゴ

PHP研究所は、2010年10月に「PHP文芸文庫」を創刊し、今年で10周年を迎えます。そこで、2020年9月より5カ月間を「創刊10周年キャンペーン期間」とし、強力な新刊ラインナップや既刊ヒット作の展開、読者プレゼントを実施します。

創刊ラインアップから、映画化作品・ヒット作が誕生

PHP文芸文庫は、「小説・エッセイ・ノンフィクション」をフィールドにした、PHP研究所初の「文芸作品」を中心とした文庫レーベルです。

「人間を味わう、人生を考える。」をキャッチコピーに、山本兼一さんの第140回直木賞受作『利休にたずねよ』をはじめ、あさのあつこさん、石田衣良さん、今野敏さん、高橋克彦さん、火坂雅志さんらの力作10点をそろえ、2010年10月に創刊しました。

その後、2013年12月には『利休にたずねよ』が市川海老蔵さん主演で映画化され、38万部のヒットを記録しました。その後、宮部みゆきさん著『桜ほうさら』（上・下）累計50万部、東野圭吾さん著『夢幻花』累計85.5万部などのベストセラーも多数誕生しました。

2013年7月に刊行した畠山健二さん著『本所おけら長屋』は、2020年9月25日刊行予定の『本所おけら長屋（十五）』でシリーズ累計117万部に到達。PHP文芸文庫を代表するロングヒットシリーズに育っています。

2020年9月と11月、2021年１月の新刊は「創刊10周年記念品目」

現在奇数月の刊行となっているPHP文芸文庫では、今年の9月刊と11月刊、来年1月刊で創刊記念ラインアップを構成しています。

9月刊では、『京都府警あやかし課の事件簿４』（天花寺さやかさん）、『本所おけら長屋（十五）』（畠山健二さん）の人気シリーズを中心とする3点、11月刊では直木賞にノミネートされた『火定』（澤田瞳子さん）をはじめ、『婚活食堂 4』（山口恵以子さん）、『星をつなぐ手──桜風堂ものがたり』（村山早紀さん）、『カラット探偵事務所の事件簿 3』（乾くるみさん）など、増刷必至の人気シリーズを中心に6点刊行します。

＜参考：「創刊10周年」第1弾新刊3点＞

『京都府警あやかし課の事件簿４』書影

◆『京都府警あやかし課の事件簿４』（著：天花寺さやかさん／9月9日発売）

京都府警が擁する「人外特別警戒隊」、通称「あやかし課」。日吉大社にお参りすることになった「あやかし課」の古賀大と坂本塔太郎。大に力を授けてくれた神々との対面は一体どうなる!? 恋も仕事も新展開のシリーズ第四弾！

『追憶映画館』書影

◆『追憶映画館』（著：伴一彦さん／9月9日発売）

「あの日の映画」の思い出が、明日の勇気をくれる――。焼失してしまった、とある町の映画館。その映画館を愛した人たちに舞い降りた奇跡とは？　名脚本家が人生に訪れる感動の一瞬を、丁寧につづる感動の連作短篇集。

『本所おけら長屋（十五）』書影

◆『本所おけら長屋（十五）』（著：畠山健二さん／9月25日発売）

お江戸は本所亀沢町にある貧乏長屋をめぐる笑いと人情のヒットシリーズ。津軽黒石藩を致仕した長屋の浪人・島田鉄斎の因縁話をトリに、春夏秋冬に託した表題の4篇で人生悲喜こもごもの諸相を描く。著者新境地のシリーズ15巻。

読者プレゼントは、PHP文芸文庫の人気作家7名による自選「お土産」

読者プレゼントは、9月・11月・1月の新刊と、既刊の人気作品に応募券のついた「特別帯」を巻きます。

PHP文芸文庫の人気作家7名の方々が、ご自身で選んだお勧めの「お土産」、もしくは「サイン色紙」が抽選で当たります。ファンの作家のお名前を一人指定し、ご応募ください。

★詳細：https://www.php.co.jp/news/2020/09/bungei10year.php

＜参考：「創刊10周年記念　読者プレゼント」の著者＆お土産＞

◆宮部みゆきさん（『桜ほうさら（上・下）』『〈完本〉初ものがたり』著者）：本所七不思議の包み紙で御馴染みの「山田家」の人形焼

◆原田マハさん（『異邦人』『独立記念日』著者）：原田マハさん選定お気に入りのミュージアムグッズ

◆村山早紀さん（『桜風堂ものがたり（上）（下）』著者）：ご当地長崎で探したお気に入りのお土産

◆北大路公子さん（『生きていてもいいかしら日記』著者）：地元・北海道で選んだレアお土産

◆畠山健二さん（「本所おけら長屋シリーズ」著者）：おけらグッズ３点セット「手ぬぐい」「図書カード」「万松おちょこ」

◆山口恵以子さん（「婚活食堂シリーズ」著者）：「めぐみ食堂」（『婚活食堂』）で出したい”紀文のおでん種”セット

◆天花寺さやかさん（「京都府警あやかし課の事件簿シリーズ」著者）：京都・菊一文字の「手造り銅製卸し金亀」　

宮部さんお土産「山田家」人形焼

京都府警あやかし課の事件簿 4 伏見のお山と狐火の幻影 (PHP文芸文庫)
天花寺さやか (著)

冬の京都で絡み合う切ない三つの恋心……
第七回京都本大賞受賞の大人気シリーズ、仕事も恋も新展開の第四弾!

京都府警「あやかし課」に配属されて初めて迎える冬。滋賀の日吉大社への出張など、より仕事に励む古賀大だったが、想いを寄せる先輩・坂本塔太郎が何かに悩んでいることに気づく。ところが、悪戯好きの熱狐たちを補導するため向かった伏見で、あるすれ違いをきっかけに、塔太郎に距離をおかれるようになってしまい……? そんな折、同期の総代和樹との関係にも変化が!?

追憶映画館テアトル茜橋の奇跡 (PHP文芸文庫)
伴一彦 (著)

友人に騙され借金を背負った男が、町で出会った少女に「私を殺し屋にして」と頼まれ……。
母が故郷の橋で再会した、生涯の〝想い人〟の正体とは……。
病室の窓から男が見たのは、十一歳の時に一目惚れした少女と瓜二つの女の子だった……。
『レオン』『マディソン郡の橋』『小さな恋のメロディ』など名作映画をモチーフに、焼失した映画館と、映画で結ばれた人々に起こる奇跡を、稀代の脚本家が描く感動の連作短篇集。
文庫オリジナル。