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浅田次郎さん『流人道中記』刊行記念!浅田さん講演会「江戸の旅」開催 「流人道中記ウォーキング」も

流人道中記(上巻) 表紙

流人道中記(上巻) 表紙

小田急電鉄と中央公論新社は、浅田次郎さん著『流人道中記』の書籍化を記念したタイアップ企画「浅田次郎講演会~江戸の旅~」と「流人道中記ウォーキング」を開催します。

 

執筆秘話にも踏み込んだ講演、小説舞台の歴史散歩を楽しむのウォーキングイベントが開催!

小田急電鉄では、“小田急まなたび”の企画として、大人のための学びと旅をテーマに、多くの講演会やイベント等を開催しています。本企画は、読売新聞朝刊に連載されて大きな反響を呼んだ浅田次郎さんによる『流人道中記』が3月9日に書籍化されることを記念し、“小田急まなたび”特別企画として開催されるものです。

 
「浅田次郎講演会~江戸の旅~」は、3月29日(日)、小田急ホテルセンチュリー相模大野にて開催。『流人道中記』の執筆にあたり、名もなき人々の悲しみ喜びなど、史料には残っていない物語の創作秘話などが語られる予定です。また、希望の方には、浅田次郎さんの直筆サイン入りの『流人道中記(上巻)』を用意されます。

 
「流人道中記ウォーキング」は、4月13日(月)からはじまる全17回のウォーキングイベントです。
『流人道中記』のストーリーに基づき、歴史専門ガイドとともに小説の舞台である日光街道を江戸(認定所跡)から日光東照宮までの完歩を目指し、風情を感じながら楽しみます。

読売新聞の連載時に好評だった趣ある挿絵シールをスタンプ帳に集めることができ、毎回作品の世界を旅する気分を味わえます。

 

『流人道中記』発行記念特別企画「浅田次郎講演会~江戸の旅~」 開催概要

■開催日:2020年3月29日(日)17:30~19:30

■内容
◎浅田次郎さん講演会
◎歴史専門ガイドによる「流人道中記ウォーキング」紹介

■開催場所:小田急ホテルセンチュリー相模大野
◎住所:神奈川県相模原市南区相模大野3-8-1
◎アクセス:小田急小田原線相模大野駅直結

■定員:300名

■参加費
◎OPクレジットカード会員の方:書籍付き=5,500円(税込)(イベントコード:200315)/書籍なし=3,800円(税込)(イベントコード:200316)
◎OPクレジットカード会員以外の方:書籍付き=6,100円(税込)/書籍なし=4,400円(税込)

■申込方法
◎オンラインでの申込み:「小田急まなたび」ウェブサイト(http://www.odakyu-card.jp/manatabi/
◎電話での申込み:0570-550-698「ダイヤル1」(自動音声・24時間受付)
※OPクレジットカード会員以外の方はオンライン申込みのみ

■申込締切:2020年3月22日(日)

 

「流人道中記ウォーキング」 開催概要

 
<内容>

◎歴史専門ガイドである菅原司郎さん、中島令子さん、青柳祐馬さんをはじめとするスペシャリストによる案内で、『流人道中記』のストーリーに基づき、小説の舞台である日光街道をウォーキングするイベントです。
◎また、連載時に好評だった宇野信哉さんの趣ある挿絵を、毎回異なったシールとし、スタンプ帳で収集しながら作品の世界を旅する気分を味わえます。
◎江戸から日光東照宮までの全17回のコースです。
※全17回応募することも、1回のみの参加も可能です。

 
【第1回】評定所~浅草

『流人道中記』のストーリーに基づき、評定所から出発し、浅草までの日光街道を巡る約7kmのウォーキングです。
小伝馬町牢屋敷跡、浅草御蔵跡などゆかりのある場所を案内します。
※自由昼食

■開催日時:4月13日(月)、4月18日(土) 各日10:00~15:30
※同一の行程です

■集合場所:丸の内ビルディング前(東京駅)

■定員:各回25名

■参加費
◎OPクレジットカード会員:2,900円
◎OPクレジットカード会員以外:3,500円

※コースの詳細や第2回以降のイベント内容は、小田急まなたびウェブサイト(http://www.odakyu-card.jp/manatabi/)にてご確認ください

 

『流人道中記』(上・下巻)について

<あらすじ>

時は万延元年(1860年)夏、桜田門外の変が起きて間もない頃。姦通の罪を犯した旗本の青山玄蕃(35)は、蝦夷・松前藩への「預」が決まった。押送を命じられたのは、まだ19歳と若い南町奉行所見習与力の石川乙次郎。物語は、二人が江戸から奥州街道を北上し、蝦夷地へと向かう旅を描く。

★書籍公式HP:https://www.chuko.co.jp/special/runin/

 

浅田次郎さん プロフィール

著者の浅田次郎さんは、1951年、東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で中央公論文芸賞と司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞するなど受賞歴多数。2015年、紫綬褒章を受章。2011年~2017年、日本ペンクラブ会長を務める。

執筆ジャンルは現代もの、時代ものだけでなく、『蒼穹の昴』をはじめとする中国歴史小説など多岐にわたる。映画化、テレビドラマ化作品多数。

 

流人道中記(上)
浅田 次郎 (著)

読売新聞連載で感動の声、続出。
累計100万部突破「笑い」の『一路』に続く、「涙」の道中物語。

万延元年(1860年)。姦通の罪を犯したという旗本・青山玄蕃に、奉行所は青山家の所領安堵と引き替えに切腹を言い渡す。
だがこの男の答えは一つ。
「痛えからいやだ」。
玄蕃には蝦夷松前藩への流罪判決が下り、押送人に選ばれた一九歳の見習与力・石川乙次郎とともに、奥州街道を北へと歩む。
口も態度も悪いろくでなしの玄蕃だが、道中で行き会う抜き差しならぬ事情を抱えた人々は、その優しさに満ちた機転に救われてゆく。
この男、一体何者なのか。そして男が犯した本当の罪とは?

流人道中記(下)
浅田 次郎 (著)

読売新聞大好評連載、待望の書籍化。
浅田作品史上、最高の涙をあなたに。

この男、仏か、罪人か。
奥州街道の終点、三厩へ向かい北へと歩む罪人・青山玄蕃と、押送人・石川乙次郎。
道中の宿場で、二人は抜き差しならぬ事情を抱えた人々と行き会う。
親の仇を探し旅をする男、無実の罪を被る少年、病を抱え宿村送りとなる女……。
彼らを救わんとする玄蕃の行動に触れるにつれ、乙次郎の武士としての心は揺らいでいく。
やがて明らかになる、玄蕃の抱えた罪の真実。
小説でしか味わうことのできない、感動の結末が訪れる。

 
【関連】
「流人道中記」発行記念特別企画 浅田次郎講演会「江戸の旅」 | 小田急まなたび
流人道中記|特設ページ|中央公論新社

 


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