執筆期間20年!ながやす巧さん〈幕末歴史コミック〉『壬生義士伝』が完結!
執筆期間20年に及ぶ、ながやす巧さんの漫画『壬生義士伝』(原作:浅田次郎さん)の完結巻となる第13巻がホーム社より刊行されました。
ながやす巧さんが漫画家人生を賭して描き上げた浅田文学、最終章!
『壬生義士伝』は、知られざる「新選組最強の男」、もと南部藩士だった吉村貫一郎の生涯を通して、幕末を駆け抜けた「最後の武士たち」の生き様を鮮やかに描き出す、本格派幕末歴史コミック。
原作は『蒼穹の昴』『鉄道員(ぽっぽや)』などでおなじみの浅田次郎さん、漫画は『愛と誠』『Dr.クマひげ』などでおなじみ、ながやす巧さんという、超重量級コンビによる長期連載漫画です。
<浦沢直樹さんからの絶賛の帯コメン>ト
「一本一本の描線に執念が宿っている。
漫画を描くという能力を極限まで突きつめて、究極のドラマにたどり着きたいという執念。
ながやす巧先生、凄まじい漫画人生だと思います。」
なお、最終第3巻の巻末には、両著者のあとがきに加え、
◎ライター・湯浅裕行さんの解説
◎大野次郎右衛門の手紙(全文)
◎扉絵コレクション
◎設定画コレクション
◎著名漫画家からの推薦文寄稿抜粋
…も収録。
★漫画 壬生義士伝公式サイト:https://www.mibugishiden.com
13巻巻末収録の「あとがき」より一部抜粋
◆漫画:ながやす巧さん
浅田次郎先生の『壬生義士伝』があまりにも素晴らしくて、深い感動を受けた事で、無謀な挑戦と知りつつ、漫画化をスタートしました。
(中略)
覚悟していたとはいえ、これまでの仕事の中で一番難しくて、四苦八苦しながらの毎日でしたが、僕は全力を尽くして描きました。
◆原作:浅田次郎さん
ながやす先生の誠実なお人柄は、私の願いを受け止めて下さった。併せてお読みになった方はおわかりであろう。劇画『壬生義士伝』は小説『壬生義士伝』の一行一句たりとも棄ててはいない。
著者プロフィール
■漫画:ながやす巧(ながやす・たくみ)さん
1949年(昭和24年)生まれ、長崎県出身。熊本県育ち。ちばてつやさんの漫画に感銘を受け、漫画家を目指し上京。15歳でデビュー以来、アシスタントを使わず背景からすべて自ら執筆するスタイルを貫いている。
代表作は『愛と誠』『Dr.クマひげ』『沙流羅』ほか。
■原作:浅田次郎(あさだ・じろう)さん
1951年(昭和26年)生まれ、東京都出身。1991年『とられてたまるか』で作家生活に入る。
『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞を受賞。時代小説のほか、『蒼穹の昴』など中国を舞台とした歴史小説など多彩な執筆活動を行う。
壬生義士伝 13 (ホーム社書籍扱コミックス) ながやす 巧 (著), 浅田 次郎 (原著) 父の、母の、家族の魂が待つふるさとへ──。 |
<既刊>
壬生義士伝 1 (ホーム社書籍扱コミックス) ながやす 巧 (著), 浅田 次郎 (原著) 義とは何か、愛とは何か──。 |
<原作小説>
壬生義士伝 上 (文春文庫) 浅田 次郎 (著) 日本人の「義」とは何か。 |
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▼漫画 壬生義士伝公式サイト|ホーム社
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