「NEWS」加藤シゲアキさん初のエッセイ集『できることならスティードで』刊行へ 『ベストエッセイ2018』に選ばれた1編や書き下ろし掌編小説も
NEWSの加藤シゲアキさんが文芸誌『小説トリッパー』に連載したエッセイ「できることならスティードで」が書籍化され、朝日新聞出版より3月6日に刊行されます。
なお、本書には、連載にプラスして書き下ろしエッセイ1編と掌編小説3編が加わり、加藤さん撮影の写真も収載されます。
旅をテーマに自身の半生をも振り返る、加藤シゲアキさん初の文芸エッセイ 悩める人の「人生という旅」のお伴に!
アイドルグループNEWSの一員として活躍しながら、作家としても意欲的に創作活動に取り組み続けてきた加藤シゲアキさん。
加藤さんが、季刊文芸誌『小説トリッパー』に単発エッセイ「キューバの黎明」を寄稿したのは2016年3月のことです。9カ月後の2016年12月から同誌で、“旅”をテーマにしたエッセイ「できることならスティードで」の連載が始まりました。
本書には、この単発エッセイと連載の計14編、さらに単行本のために書き下ろした原稿が収められています。
パリやニューヨーク、スリランカ旅の話から、学校に行く意味を真摯に考える「小学校」、2019年7月に亡くなられたジャニー喜多川さんとの邂逅を綴った「浄土」など、本書の“旅”は、何気ない日常生活から深い思索の底まで縦横です。
連載時から文芸ファンの間でも話題となり、特に祖父の死について記したTrip4「岡山」は、日本文藝家協会が選ぶ『ベストエッセイ2018』(編纂委員:角田光代さん、林真理子さん、藤沢周さん、町田康さん、三浦しをんさん)にも収録され、評判を呼びました。
単行本特典として収録された書き下ろし作品は、連載時と同形式のエッセイ1編に加え、[intermission(小休止)]として掌編小説3編。[あとがき]からは、本書を書き上げた加藤さんの思いが伝わってきます。
加藤シゲアキさんコメント
この度小説トリッパーで四年前から連載させていただいた「できることならスティードで」を、エッセイ集という形で出させていただくことになりました。
これまで小説はいくつか出させていただきましたが、エッセイを上梓するのは初めてでいつになくドキドキしております。
本作に含まれる各エッセイには、旅というテーマを設けています。
それぞれに様々な旅がありますが、全ての旅を一言で言えばそれは「思索の旅」です。
四年間で思ったあらゆることを、そのときどきで自由に、かつ赤裸々にまとめてまいりました。
ですので自分の内をさらけ出すような気恥ずかしさはありますが、読んで頂いた方にはきっと、遠くへ飛んでいくような浮遊感、あるいはステップで楽しむ地面の感触、空気の匂いや風の音、そういったものを味わっていただけるのではないかと思います。
ふと思い立って旅に出掛ける気分で、気軽に読んでいただければと思います。
【仮目次(予定)】※今後変更になることがあります
#0 キューバの黎明/#1 大阪/#2 釣行/#3 肉体/#4 岡山/★intermission-1 がまし/#5 ブラジル→京都/#6 ニューヨーク/#7 時空の旅/★intermission-2 ヴォルール デ アムール/#8 小学校/#9 スリランカ/#10渋谷/#11 パリ/★intermission-3 ホンダ スティード400/#12 無心/#13 浄土/★#14 未定/★あとがき
※★印は書き下ろし
本書の目次(予定)
[★印は書き下ろし]
#0 キューバの黎明
#1 大阪
#2 釣行
#3 肉体
#4 岡山
★intermission-1 がまし
#5 ブラジル→京都
#6 ニューヨーク
#7 時空の旅
★intermission-2 ヴォルール デ アムール
#8 小学校
#9 スリランカ
#10 渋谷
#11 パリ
★intermission-3 ホンダ スティード400
#12 無心
#13 浄土
★#14 未定
★あとがき
できることならスティードで 加藤シゲアキ (著) 広義の”旅”がテーマとなる、著者初のエッセイ集。 |
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