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「二子玉川 本屋博」1/31・2/1開催 40の個性あふれる本屋が集まり、本屋の魅力と可能性を発信

「二子玉川 本屋博」1/31・2/1開催

「二子玉川 本屋博」1/31・2/1開催

本屋博実行委員会は、40の個性あふれる本屋が一堂に会し、本屋の魅力と可能性を発信するフェス「二子玉川 本屋博」を、1月31日(金)・2月1日(土)に二子玉川ライズガレリアにて開催します。

なお、本イベントの初開催にあたり、1月27日に二子玉川 蔦屋家電にて、お笑い芸人で芥川賞受賞作家の又吉直樹さんをゲストに迎えたPRイベントが行われました。

 

「二子玉川 本屋博」について

「二子玉川 本屋博」は、日本全国の40の個性あふれる本屋が一堂に会し、本屋の魅力と可能性を発信するフェスです。二子玉川 蔦屋家電のBOOKコンシェルジュ・北田博充さんが企画し、実行委員会を結成、各書店の協力を得て開催の運びとなりました。

 
2000年には2万店を超えていた日本の書店数は2018年には1万1000店と半減し、出版・書店業界の勢いの衰えを感じさせるニュースも目にしますが、一方で、個性的な独立系書店の誕生、書店でのコミュニティイベントの開催、独自の出版など、本と本屋の可能性を発信する活動も行われています。

そのような活動の源泉は、書店員や店主であると考え、実行委員会では魅力的な活動をする書店員・店主に本イベントへの参加を呼びかけました。出店者は、大手チェーン書店、独立系書店、実店舗を持たずにWebサイトやイベントで活動する書店などその形態はさまざまですが、魅力的な人・商品・活動という共通点をもった40店です。

イベント当日は、購入者向けスタンプラリーを行い、プレゼントを用意されます。また、キッチンカーの出店やライブもあり、本屋巡り以外の楽しみもあります。

 
<二子玉川 本屋博 開催概要>

■日時
◎1月31日(金)11:00~20:00
◎2月1日(土)11:00~19:00
※雨天決行・荒天中止

■場所:二子玉川ライズ ガレリア (二子玉川駅直結 東京都世田谷区玉川2-21-1)

■参加費:無料

■主催:本屋博実行委員会
■協賛:日本紙パルプ商事株式会社、ユアニチャー株式会社
■協力:二子玉川ライズ・ショッピングセンター、二子玉川 蔦屋家電

■二子玉川 本屋博 出店者
青と夜ノ空/青山ブックセンター/ATELIER/いか文庫/絲 itoito/HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE/H.A.Bookstore/えほんやるすばんばんするかいしゃ/おへそ書房/かもめブックス/Cat’s Meow Books/草舟あんとす号/恵文社一乗寺店/語夢万里文庫/SUNNY BOY BOOKS/JulyBooks/七月書房/書坊/SNOW SHOVELING/チェッコリ/CHIENOWA BOOK STORE/toi books/東京くりから堂/ニジノ絵本屋/BAG ONE/VALUE BOOKS/二子玉川 蔦屋家電/双子のライオン堂/BOOKSHOP TRAVELLER/BOOKS青いカバ/BOOK TRUCK/book pick orchestra/plateau books/Printing Teller Book Service/古本 一角文庫/Frobergue/ベースヤードトーキョー/Pebbles Books/Magazine isn’t dead./MAIN TENT/リズム&ブックス

★詳細URL:https://store.tsite.jp/futakotamagawa/bookshop-expo/

 

又吉直樹さん「一行目を読むころには、喉がカラカラ(笑)」――「二子玉川 本屋博」PRイベントで本と本屋の魅力について激熱トーク!

1月27日に行われたPRイベントでは、作家インタビューや書評を多く手掛けているライターの瀧井朝世さんをファシリテーターに迎え、本屋博実行委員長である二子玉川 蔦屋家電 人文コンシェルジュ・北田博充さんと共に、又吉直樹さんの本屋への想いや、本屋の魅力、書き手としての本屋の見方など、「本屋」にまつわる様々な話を伺いました。

まず当イベントのメインである本屋博について、又吉さんは「もともと行くつもりでした」とすでに興味があった様子で、「出版不況など業界としてネガティブな話題が多い中で、本も書店も面白いことを起こしていこうという前向きな活動がすごく好きです。このイベントのようにみんなが集まって、“本が面白い”ということで盛り上がっていこうとする試みは、一読者であり本屋が好きな人間としてもすごく嬉しいです」と出版業界全体が一丸となって業界を盛り上げていくことの重要さを語りました。

また、今回出店する書店については「行ったことのある本屋さんがいっぱいあります。中でもBOOK TRUCKさんとVALUE BOOKSさんみたいに、バスに本が載っているのがすごく好きで。子供のころに、町の総合センターに本をいっぱい積んで来てくれた移動図書館がすごく好きです。僕もいつか移動式の本屋をやってみたい。運転して本を積んでいきたいのですが、まず免許取らなくちゃいけないんです…。ちょっと時間もかかりますが(笑)」と自身の夢を話す一幕も。

自身の読書について問われると、又吉さんは「モノとしての本も好きなので。重さや装丁や見開きをじっくり見て、例えば、見開きが青だったら『空から始まるのか、海から始まるのかな?』とかと思いながらページを開いて、奥付で誰がデザインしたのかを見て、そしてやっと一行目に至る…その頃にはめちゃくちゃ興奮していてのどが乾ききっている状態ですね(笑)。その感覚は段々と増してきていて、本屋さんにしたら迷惑だと思うんですけど、好きな作家さんの新刊が出る前日に本屋さんに電話して『何かの間違いで入荷されてませんよね?』と聞いてしまう(笑)。CDとかは前日においてあることもありますが、本では一斉発売ないので、今日は読めないと確認して明日になったら読める!っと思うところから、僕の読書は始まっているのです。『一番この本を楽しんで味わってやろう、この本の最大のパフォーマンスを引き出すんだ!』という、値段の元を取ろうというセコい考えではなく、本当に楽しむぞという気持ちで本を開いています」と並々ならぬ読書への思いをコメント。

 
本屋博実行委員長の北田さんも「行く前も含めて、本屋に行く体験が楽しい。その体験こそがいいなという。本屋博もそんな体験を感じられる場にしたいなと思います」と意気込みを語りました。

そしてイベント終盤に、話題は「本屋の未来について」へ。自身も書店員として働く北田さんは本屋の魅力について、「一周回って“人の魅力”かなと。ネット書店で目的買いはできるので、リアルな書店は人ありきだと思っています。人の価値が本屋の価値になる、そんななお店が増えたらいいなと思います。だから、本屋には、その人めがけて会いに行きたくなるような、人の魅力が必要なのかなと思います」と話すと、又吉さんも「それは絶対にあると思いますね」と共感した様子で、「お酒が好きで色々なバーにも行きますが、リピートする店とリピートしない店の違いが何かというと同じく人ですね。それはただ接客が良いとか愛想があるということだけではなく、どんな音楽をかけているのか、酒の作り方が遅くても丁寧で好きやなとか、まったく話しかけてこないとか…(笑)何か自分が惹かれる部分があることだと思います。それは書店も一緒で、若いころから『あの人の顔を見ながら本を買いたいな』という気持ちはありました。昔、週に3、4回出番のあった渋谷の劇場近くの大型書店に、リハと本番の合間に毎日行ってました。そうすると店員さんが僕がどの作家が好きなのかを覚えてくれて、「次●●さんの新刊でますよ」みたいにレジで教えてくれるんです。話すのはレジだけですが、そんな書店員さんが僕は好きでしたね。今、僕と同世代の方がやられている本屋さんも増えてきていますが、『このお店雰囲気いいな』と思って入ったら、書店員さんから『もともと●●で働いていました』と話しかけられて再会できるのも嬉しいです。昔に比べると頻度は落ちましたが、定期的にちゃんと本屋さん回りたいなと思っていますが、今回の本屋博のように向こうから来てくれて、40もの書店が集まってくれると、本屋さんそれぞれの魅力も感じられて楽しいですよね」と本屋と人の魅力について語り、イベントをしめくくりました。

 
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