【日本ファンタジーノベル大賞2019】高丘哲次さん「黒よりも濃い紫の国」が受賞
新潮社は、未発表の創作ファンタジー小説を公募する「日本ファンタジーノベル大賞2019」の受賞作を発表しました。
「日本ファンタジーノベル大賞2019」が決定!
日本ファンタジーノベル大賞2019の受賞作が、次の通り決定しました。
<日本ファンタジーノベル大賞2019 受賞作品>
高丘哲次(たかおか・てつじ)さん
「黒よりも濃い紫の国」
選考委員は、恩田陸さん(作家)、萩尾望都さん(漫画家)、森見登美彦さん(作家)。
受賞者の高丘哲次さんは昨年の「日本ファンタジーノベル大賞2018」でも最終候補に残っており、今回は見事大賞に輝きました。高丘さんには賞金300万円が贈られます。
なお、候補作品は、以下の4作品でした。
【候補作品】
実石さえさん「まじない屋の愛情」
末喜晴さん「ミスター・ゴーストハンター」
真路掬子さん「愛されざる子どもたち」
高丘哲次さん「黒よりも濃い紫の国」
日本ファンタジーノベル大賞について
日本ファンタジーノベル大賞は、日本語で書かれた自作未発表の創作ファンタジー小説を公募する文学賞です。一般財団法人「新潮文芸振興会」が主催、読売新聞社が後援。受賞作品は新潮社から単行本として刊行されます。
なお、同賞は以前、「日本ファンタジーノベル大賞」として開催され、第25回(2013年度)を機に休止していましたが、昨年、「日本ファンタジーノベル大賞 2017」として再スタート。以前は、読売新聞東京本社と清水建設(第10回までは三井不動産販売)が主催し、新潮社が後援という体制でした。
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