【Yahoo!ニュース|本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞】ブレイディみかこさん『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が受賞
Yahoo!ニュースと本屋大賞が2018年に創設した「ノンフィクション本大賞」の第2回の受賞作品が発表されました。
「2019年ノンフィクション本大賞」が決定!
「Yahoo!ニュース|本屋大賞 2019年ノンフィクション本大賞」の発表会が11月6日に開催され、ノミネートされた6作品の中から、次の通り受賞作品が決定しました。
<「2019年ノンフィクション本大賞」受賞作品>
ブレイディみかこさん
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)
受賞者のブレイディみかこさんは、1965年福岡市生まれ。保育士/ライター/コラムニスト。県立修猷館高校卒業。1996年から英国ブライトン在住。英国で保育士資格を取得。2017年『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞を受賞。なお、今回の受賞作『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』は、10月に第2回八重洲本大賞を、11月に第73回毎日出版文化賞「特別賞」を受賞しています。
「Yahoo!ニュース | 本屋大賞 ノンフィクション本大賞」について
ノンフィクション本大賞は、2018年にYahoo!ニュースと本屋大賞が創設。過去1年間に日本語で出版されているノンフィクション作品全般(新書、海外作品の翻訳本は除く)を対象に、全国の書店で働く書店員の投票で大賞を決定します。受賞者には、賞金(取材支援費)として100万円が贈られます。
選考は、一次投票で一人3作品を選んでコメント付きで投票、その集計結果、上位6作品をノミネート本として発表。二次投票はノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票。二次投票の集計結果により大賞作品を決定します。
ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー ブレイディ みかこ (著) 大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。 優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。 連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。 |
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