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【第2回八重洲本大賞】加藤文元さん『宇宙と宇宙をつなぐ数学』とブレイディみかこさん『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』が受賞

第2回八重洲本大賞が決定!

第2回八重洲本大賞が決定!

八重洲ブックセンター(YBC)は10月25日、第2回八重洲本大賞の受賞作品を発表しました。

 

八重洲本大賞について

八重洲本大賞は、首都圏を中心に店舗展開する「八重洲ブックセンター」が創設。「情報があふれる今だからこそ、『本』で読みたいものがある。一つのキーワードを手掛かりに、既存のジャンルには収まりきらない『すごい本』を発掘し、もっと多くの方に読んでいただきたい!」をコンセプトとする文学賞です。

なお、今回(第2回)のテーマは「Never Stop」です。

 

第2回八重洲本大賞が決定!

第2回八重洲本大賞は、出版社およびYBCスタッフが選んだノミネート作品10作品を対象に、読者投票の結果も参考にしたうえで、次の通り受賞作が決定しました。

 
<第2回八重洲本大賞 受賞作品>

◎加藤文元(かとう・ふみはる)さん
『宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃』(KADOKAWA)

◎ブレイディみかこさん
『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社)

 
受賞者の加藤文元さんは、1968年宮城県生まれ。東京工業大学理学院数学系教授。1997年、京都大学大学院理学研究科数学数理解析専攻博士後期課程修了。九州大学大学院助手、京都大学大学院准教授などを経て、2016年より現職。

同じく受賞者のブレイディみかこさんは、1965年福岡市生まれ。保育士/ライター/コラムニスト。県立修猷館高校卒業。1996年から英国ブライトン在住。英国で保育士資格を取得。2017年『子どもたちの階級闘争 ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で新潮ドキュメント賞を受賞

 

宇宙と宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃
加藤 文元 (著)

人類に残された最後の超難問、ABC予想に挑む!

人類に残された超難問、ABC予想の解決をも含むとするIUT(宇宙際タイヒミュラー)理論。
京都大学の望月新一教授によって構築された論文は、「未来から来た論文」と称されるなど、数学界のみならず、世界に衝撃をもたらした。

この論文は、世界で理解できるのは多く見積もっても数人、といわれるほどの難解さであり、論文の発表から6年以上たった現在もなおアクセプトに至っていないが、望月教授と、議論と親交を重ねてきた著者は、IUT理論は数学者ではない一般の人たちにもわかってもらえるような自然な考え方に根ざしていると考える。

本書では、理論のエッセンスを一般の読者に向けてわかりやすく紹介。その斬新さと独創性を体感できる。
理論の提唱者である望月新一教授の特別寄稿も収録!

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー
ブレイディ みかこ (著)

大人の凝り固まった常識を、子どもたちは軽く飛び越えていく。
世界の縮図のような「元・底辺中学校」での日常を描く、落涙必至の等身大ノンフィクション。

優等生の「ぼく」が通い始めたのは、人種も貧富もごちゃまぜのイカした「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子とパンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。

連載中から熱狂的な感想が飛び交った、私的で普遍的な「親子の成長物語」。

 
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