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『小説 エコエコアザラク』刊行記念!岩井志麻子さんトークショウ「志麻子のホラーな時間」を開催 ゲストは瀬名秀明さん

『小説 エコエコアザラク』刊行記念!岩井志麻子さんトークショウ「志麻子のホラーな時間」を開催 ゲストは瀬名秀明さん

『小説 エコエコアザラク』刊行記念!岩井志麻子さんトークショウ「志麻子のホラーな時間」を開催 ゲストは瀬名秀明さん

古賀新一さんのホラー漫画『エコエコアザラク』を岩井志麻子さんがノベライズした『小説 エコエコアザラク』(誠文堂新光社)の刊行を記念して、9月18日(水)に紀伊国屋ホールでトークイベントが開催されます。

 

新レーベル・APeS(エイプス)ノベルズ『小説 エコエコアザラク』刊行記念イベントを開催!

2019年夏、50周年を迎えた『週刊少年チャンピオン』の代表的ホラー漫画『エコエコアザラク』を、岩井志麻子さんが新たな世界観で書き下ろした『小説 エコエコアザラク』が、秋田書店、誠文堂新光社、パルプライドの3社が協業して立ち上げた新レーベル「APeS(エイプス)ノベルズ」から上梓されました。

 
岩井さん自らも『エコエコアザラク』を愛読していた一人として、愛と情念を込めて筆を振るいました。自らが主人公、魔女・黒井ミサに憑依したかのように、人の道から逸れたあわれな人々を地獄へ誘う道先案内人となり、読者をおどろおどろしい生き地獄に誘います。

 
トークショウでは岩井さんが、『小説 エコエコアザラク』を新たに世に送り出した思いや価値、そして、岩井さんの鋭敏な感性や観察眼で現代に起こる凄惨な事件の解釈を、主人公の魔女・黒井ミサの目線で語ります。

 
ゲストには、APeS(エイプス)ノベルズから先行刊行されている『小説 ブラック・ジャック』の著者・瀬名秀明さんを迎えます。

お二人とも日本ホラー小説大賞を受賞されていることもあり、ホラー小説の楽しみ方も存分に語り合う予定です。

 

岩井志麻子さんトークショウ「志麻子のホラーな時間」 開催概要

■イベント名称:APeS(エイプス)ノベルズ『小説 エコエコアザラク』刊行記念 岩井志麻子トークショウ「志麻子のホラーな時間」

■日時:2019年 9月18日(水)19:00開演(18:30開場)

■会場:紀伊国屋ホール

■ゲスト:瀬名秀明さん

■定員130名

■入場料:1,500円(税込)

■サイン会について
◎講演終了後、岩井志麻子さんのサイン会が行われます。
◎当日、会場ロビーにて販売される岩井志麻子さん著『小説 エコエコアザラク』(税込1,620円)をご購入の方に整理券を配布します。※会場外から持込みの本・色紙等へのサインは不可。

■チケット購入
◎オンラインでのチケット購入:紀伊国屋書店特設ページ内「キノチケオンライン」(https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20190822101928.html)にて販売中
◎チケット店頭販売:キノチケットカウンター (新宿本店5階/店頭販売 受付時間=10:00~18:30)

 

出演者プロフィール

 
■岩井志麻子(いわい・しまこ)さん

1964年岡山県生まれ。高校在学中の1982年に、第3回小説ジュニア短編小説新人賞に佳作入賞。少女小説家を経て、1999年『ぼっけえ、きょうてえ』が第6回日本ホラー小説大賞を受賞。同作で2000年に第13回山本周五郎賞受賞。また2002年には『岡山女』で第124回直木賞候補となる。

小説・エッセイなど精力的な執筆活動と並行して、タレントとしての活動も展開し、多数の情報番組などでコメンテーターを務めるほか、女優としてドラマや映画への出演も果たしている。

ほかの著書に『現代百物語』シリーズ(角川ホラー文庫)、『嘘と人形』(太田出版)、『シマコの週刊!?宝石』(光文社文庫)、『「魔性の女」に美女はいない』(小学館新書)などがある。

 
■瀬名秀明(せな・ひであき)さん

1968年静岡県生まれ。仙台市在住。東北大学大学院薬学研究科(博士課程)修了。薬学博士。1995年に『パラサイト・イヴ』で第2回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。1998年には『BRAIN VALLEY』で第19回日本SF大賞を受賞。

SF、ホラー、ミステリーなどさまざまなジャンルの小説作品に加え、科学・ノンフィクション・文芸評論など多岐にわたる執筆活動を行っている。2011年に藤子・F・不二雄作品のノベライズとなる『小説版ドラえもん のび太と鉄人兵団』を手がけ、大きな反響を集めた。

ほかの著書に『大空のドロテ』(双葉社)、『月と太陽』(講談社)、『夜の虹彩』(出版芸術社)、『新生』(河出書房新社)、『この青い空で君をつつもう』(双葉社)などが、また近著に『魔法を召し上がれ』(講談社刊)がある。

 

小説 エコエコアザラク (APeS Novels)
古賀 新一(原著) (著), 岩井 志麻子 (著)

株式会社秋田書店と株式会社誠文堂新光社による新たな文芸エンタテインメントを生み出す新レーベル【APeS Novels】の第二弾!!
『ブラック・ジャック』『恐怖新聞』に続き、本年7月に創刊50周年を迎える大人気コミック誌『週刊少年チャンピオン』の、輝かしい歴史を彩った名作コミック『エコエコアザラク』のノベライズです!!

「エコエコアザラク、エコエコザメラク……」どこからともなく聞こえてくる妖しい呪文と共に黒井ミサが帰って来た!!
70年代のオカルトブームの中でも、「黒魔術」を操る美少女主人公が異彩を放ったホラーコミック『エコエコアザラク』が、自身も作品の大ファンだったと語る岩井志麻子氏により小説として現代に蘇ります!!

黒井ミサの存在に翻弄され、愚かな者たちがさまよい続ける出口のない迷宮へ、あなたも足を踏み入れて見ませんか……?

小説 ブラック・ジャック (APeS Novels)
手塚 治虫(原著) (著), 瀬名 秀明 (著)

「マンガの神様」としていまなお絶大な支持を集める手塚治虫氏。
折しも生誕90周年を迎えている氏の数ある名作の中でも、ひときわ光り輝き、後の医療マンガはもちろん、実際の医療従事者にも大きな影響を与え続けている名作『ブラック・ジャック』が、同作品の熱烈なファンでもある瀬名秀明氏の筆により、小説として現代に蘇ります!!
「現代にもしブラック・ジャックがいたら……」誰もが思い描いたことのあるそんなファンタジーを、小説家としての想像力、研究者としての分析力、ファンとしての圧倒的な知識と情熱で瀬名氏が現実のものとします。

「医療ロボット」「iPS細胞」「終末期医療」などの現代医療、さらにはそれを飛び越え近未来をも予感させるテーマで描かれる、ブラック・ジャックの活躍。
そして、それぞれの事情を抱えた患者たち・医師たちと、無免許の天才外科医の邂逅が紡ぎ出すヒューマンドラマ。
もちろんピノコやドクター・キリコといった作品キャラクターは言うに及ばず、思わぬ手塚キャラたちとも再会できる1冊となっています。
誰もが読みたかった、誰もがもう読めないと思っていた、懐かしく新しい『ブラック・ジャック』がここにあります!

 
【関連】
『小説 エコエコアザラク』刊行記念  岩井志麻子トークショウ(2019年9月18日) | 本の「今」がわかる 紀伊國屋書店

 


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