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『「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方』口下手・人見知りさんは7つのポイントで会話力アップ!

桐生稔さん著『「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方』

桐生稔さん著『「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方』

桐生稔さん著『「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方』がPHP研究所より刊行されました。

 

コミュ障さんでも大丈夫、個性を活かした会話術

本書でいう「コミュ障」とは、コミュニケーションになんらかの課題を抱えている人のことです。

元「コミュ障」な営業マンだった著者は、人見知りゆえにセールストークも続かず、得意先から足が遠のくばかりでした。ところが、苦手だったはずの雑談がきっかけで、成績不振のビリ営業マンから一転、全国売上達成率No.1になったのです。

本書は、現在は話し方のプロとして活躍する著者が、年間2000回以上も開催するほど人気を集めている「伝わる話し方」セミナーのノウハウを凝縮したものです。コミュニケーション下手な人や、自己肯定感が低めな人のために、明るい未来と人間関係をつくるポイントを解説します。

 
本書冒頭には、自分の性格のクセを10項目でチェックする診断リストを記載しています。

(1)「で、結論は?」と言われることがある
(2) 突然質問されると言葉に詰まってしまう
(3)「話の要点は?」と言われることがある
(4) 話が変わるとついていけない
(5) 曖昧な表現が理解できない……etc. (チェックリストより抜粋)

「コミュ障」度チェックリスト10

「コミュ障」度チェックリスト10

当てはまった数が多い人ほど、クセが強めのコミュニケーション下手であると同時に、人と違うオリジナリティを持っていると著者は考えています。つまり性格のクセとは個性であり、著者が本書で伝えたいのは、個性を活かした話し方なのです。人と衝突したり、煙たがられたり、誤解されたりなど、話し方で損をすることがないように、行動や言葉選びを具体的に紹介しています。

 

たった7つのポイントで変わる、話し方と伝わり方

本書では、「時間を短縮」「順番を変更」「ちがう言い方」など、話すうえでの小さな意識改革を7つのポイントに分類し、心理的視点もまじえて解説しています。

 
(1)【簡潔】結論は話すとき、冒頭は3秒で決める
(2)【整理】話を整理する仕方をあらかじめ決めておく
(3)【想像】Why「なぜ」「なんのために」だけは必ず掴んでおく
(4)【型】理由を結論で挟み即答するサンドイッチ型
(5)【柔軟】相手によって、主語を戦略的に変える
(6)【分離】「自分が話したいこと」「相手が聞きたいこと」を分離させる
(7)【軸】「誰に、何を、なぜ」を具体化すれば短くても伝わる……etc.

 
得意先との商談や新規開拓の面談から、上司への報告や同僚との雑談まで、あらゆるビジネスシーンですぐ使えるコミュニケーション術が満載です。

しっかり伝わる話し方7つのポイント

しっかり伝わる話し方7つのポイント

 

著者プロフィール

著者の桐生稔(きりゅう・みのる)さんは、株式会社モチベーション&コミュニケーション代表取締役、日本能力開発推進協会メンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー、一般社団法人日本声診断協会音声心理士。

1978年生まれ、新潟県十日町市出身。2002年、大手人材派遺会社に入社。営業成績の不振から新卒3カ月にして左遷されるも一念発起し、全国売上達成率No.1を実現する。その後、音楽スクールに転職し、事業部長を務める。2017年、社会人の伝わる話し方を向上すべく、株式会社モチベーション&コミュニケーションを設立。これまで全国40都道府県で年間2,000回にわたり「伝わる話し方」のセミナーや研修を開催してきた。
セミナーや研修では、感動的で心震わすメソッドが評判を呼び、日本経済新聞、プレジデント、東洋経済オンライン、 Yahoo!ニュースでも紹介される。テレビ朝日とABEMAが共同製作する人気番組「マッドマックスTV論破王」ではディベートの審査員も務めている。

著書に『雑談の一流、二流、三流』『説明の一流、二流、三流』(以上、明日香出版社)、『10秒でズバっと伝わる話し方』(扶桑社)、『「30秒で伝える」全技術「端的に話す」を完璧にマスターする会話の思考法』(KADOKAWA)、 『緊張しない「最初のひと言」大全』(Clover出版)、『話し方の正解』(かんき出版)など多数。

 

7つのポイントで、今すぐできる 「コミュ障」でもしっかり伝わる話し方
桐生稔 (著)

もう「コミュ障」なんて言わせない!
未来を劇的に変える虎の巻ついに登場

Point①<簡潔>ビジネスの相手はいつも忙しい
――10秒、30秒、1分しかなかったら?

Point②<整理>「もういいよ」と思われないために
――ダラダラ話す癖を直す

Point③<想像>普段モヤモヤ考えていることを言語化する
――準備しておけば短く、的確になる

Point④<型>急な質問、想定外の質問にはどう答える?
――準備していなかったときの準備

Point⑤<柔軟>言いにくいことをズバッと伝えてはいけない
変な奴だと思われないために

Point⑥<分離>「整理できていないこと」「知らないこと」「自信がないこと」を話すとき
――それでも、伝わる方法はある

Point⑦<軸>短くても「動いてもらえる」伝え方
――話す目的を叶えるために

 


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