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『思い込む力』プロゲーマー・ネモさんの「好きなことを諦めなかった仕事論」

ネモ(根本直樹)さん著『思い込む力 やっと「好きなこと」を仕事にできた』

ネモ(根本直樹)さん著『思い込む力 やっと「好きなこと」を仕事にできた』

格闘ゲーム界で活躍するプロゲーマー・ネモ(根本直樹)さんの初めての著書『思い込む力 やっと「好きなこと」を仕事にできた』が日経BPより刊行されました。会社員をしながらも、プロゲーマーの道を開いた著者が、「好きなことを諦めなかった仕事論」を語りました。

 

「好きなこと」を仕事にする方法は一つじゃない

本書はシステムエンジニアとして会社に勤めながら、格闘ゲーム界の頂点で世界を舞台に戦ってきたプロゲーマー・ネモさんが、プロゲーマーになるまでの歩みや会社員との両立に悩んだ日々、自身が取り組んでいるeスポーツの課題などを率直に語った初めての書籍です。

 
ネモさんは、ゲーム仲間が次々と”専業”プロゲーマーになる中、あえて会社員との”兼業”の道を選びました。“兼業プロゲーマー”としても知られたその道のりは、プロゲーマーとして輝かしい戦績を積み重ねると同時に、自分なりの働き方を模索し続けた日々でもありました。日中は仕事をし、夜遅くに帰宅して練習。限られた休日を使っての海外大会への出場。自ら企業にプレゼンし、獲得したスポンサー。ゲームが続けられる環境を求めて選んだ転職……。

 
「いくら好きでも、いつまでもゲームを続けるわけにはいかないんじゃないの?」――そんな周囲の言葉に悩みながらも、一つしかない自分の道を見つけ、やっと“好きなこと”を仕事にできた。その力の源を、ネモさんは「思い込む力」ととらえます。

 
2021年に独立し、プロ活動と並行してeスポーツに参入する企業へのコンサルティングビジネスにも活躍の場を広げている現在。正社員が安定の道ではない、転職も副業も当たり前の時代に、自分だけの人生をどう歩んでいくのか。ゲームやeスポーツのファンはもちろんのこと、「やりたい仕事」「向いている仕事」とは何か、好きなことを仕事に生かすにはどうすればいいかに悩む、多くの方たちにおススメの一冊です。

 

本書の構成

はじめに

1章 ついに「ゲーム」は「仕事」になった

2章 気付いたら“強豪”になっていた

3章 動き始めた“兼業”プロゲーマーへの道

4章 プロゲーマーと仕事、両立の日々

5章 ゲームで見つけた「強くなる方法」

6章 「好きなこと」を続けるためにずっと考えてきた

おわりに

 

著者プロフィール

著者のネモ(根本直樹)さんは、格闘ゲームの分野で活躍するプロゲーマー。一般社団法人日本eスポーツ連合(JeSU)「ストリートファイターV チャンピオンエディション」ジャパン・eスポーツ・プロライセンス保有者。

1985年生まれ、東京都出身。 高校時代から格闘ゲームの大会に出場し、大学卒業後は企業で働くかたわら、国内外の大会で優勝するなど活躍。2016年から社会人とプロゲーマーを両立する“兼業プロゲーマー”として始動。世界有数のeスポーツチーム「Team Liquid」に在籍。

2021年3月に独立して専業プロゲーマーに転向。現在はeスポーツ専業会社 ウェルプレイド・ライゼストに所属し、プローゲーマーとして活動しながら、eスポーツに参入する企業へのコンサルティングなども手掛ける。

 

 


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