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『人生をひらく』困難に打ち勝つ力は50の原理原則にあり! 創業50年、永守重信さんが日本電産躍進のために貫いた流儀

永守重信さん著『人生をひらく――困難に打ち勝つための原理原則50』

永守重信さん著『人生をひらく――困難に打ち勝つための原理原則50』

永守重信さん著『人生をひらく――困難に打ち勝つための原理原則50』がPHP研究所より刊行されました。著者の永守さんは、一代で日本電産株式会社を世界的モーターメーカーへ育て上げた経営のカリスマ。本書では2023年4月に創業50周年を迎えようとする経営者人生で、困難と対峙する中で辿り着いた、不変の人生観・経営観を50の原理原則に集約しています。

 

リーマンショックもコロナ禍も乗り越えた逆境に強い経営哲学

著者の永守重信さんは、従業員わずか3人と立ち上げた日本電産株式会社を、一代で世界的な総合モーターメーカーへ成長させました。リーマンショックの1年後には過去最高益を更新し、コロナ禍でも黒字を確保するなど、逆境の中でより真価を発揮する経営手法が、ビジネスパーソンに支持されています。

 
本書は、日本電産株式会社が創業50周年を迎えようとする今、永守さんがブレずに貫いてきた流儀を、経営者や起業家から、仕事と生き方に迷う若手まで、次代のリーダーたちのためにまとめた一冊です。

 

50の原理原則に集約された不変の“永守イズム”

「時代を経ることで変えるべきものもあれば、変えるべきでないものもあります。これからご紹介する50の原理原則は、時代を超えた不変のものであると私は確信しています。」
(まえがきより)

 
本書では50の原理原則を「夢の実現」や「理念と目標設定」など7つの項目に分け、「人間には欠点があったほうがいい」「人生は8勝7敗でいい」「困難は必ず解決策を連れてくる」など、不変の真理をまとめています。

 
「読むだけではなく、実践してほしい」と語る永守さん。それぞれの原理原則には、創業時に取引先の無理難題に応え信用を得たことや、今も毎晩作成している翌日やることリストなど、具体的なエピソードがふんだんに盛り込まれており、“永守イズム”を自らの行動指針に落とし込めます。

 

著者プロフィール

永守重信さん

永守重信さん

著者の永守重信(ながもり・しげのぶ)さんは、1944年生まれ、京都出身。職業訓練大学校(現・職業能力開発総合大学校)電気科卒業。1973年、28歳で従業員3名の日本電産株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。80年代から国内外で積極的なM&A戦略を展開し、精密小型から超大型までのあらゆるモータとその周辺機器を網羅する「世界No.1の総合モーターメーカー」に育て上げた。現在、代表取締役会長 兼 最高経営責任者。

2014年、世界のすぐれたモータ研究者の顕彰と研究助成を目的とした公益財団法人永守財団を設立、理事長に就任。また2018年には京都先端科学大学等を運営する学校法人永守学園理事長に就任。ブランド主義と偏差値教育に偏った日本の大学教育の変革と、グローバルに通用する即戦力人材の輩出に情熱を燃やしている。

著書に『「人を動かす人」になれ!』(三笠書房)、『情熱・熱意・執念の経営』(PHP研究所)、『成しとげるカ』(サンマーク出版)、『永守流経営とお金の原則』(日経BP)など。

 

人生をひらく 困難に打ち勝つための原理原則50
永守 重信 (著)

たった4人で立ち上げた会社を、一代で世界的な企業へと成長させた永守重信氏。「情熱・熱意・執念」「知的ハードワーキング」「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」を理念として日本電産をモーター分野で世界一の総合メーカーへと育て上げ、赤字に苦しむ企業のM&Aでは手がけた案件をすべて黒字化させるなど、まさに「カリスマ」と呼ぶべき経営者である。そんな永守氏は、「人生は8勝7敗でいい」「すべては志から始まる」など生き方においても独自の信念を貫いてきた。本書で、それら最高の生き方と最強の働き方の原理原則を50項目にまとめ、熱く語り尽くす。

 


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