『ドラッカー 「答えのない時代」をどう生きるか』ドラッカーが語った「働くとは」「考えるとは」「生きるとは」
金山宣夫さん著『ドラッカー 「答えのない時代」をどう生きるか』が三笠書房より刊行されました。
今蘇る、マネジメントの父・ドラッカーのリアル・メッセージ!
「カナヤマさん、何事もおのずから展開させることです」
インタビュアーとして、ドラッカーの対談相手を務め、レターのやり取り、自宅への招待、時には人生相談に乗ってもらうなど、ドラッカーと深い親交を結んだ著者が、
「何事も経験することが大切。でも、もっと大切なのは経験から何を引き出すかです」
「物事を行なうとき、まず自分は何に貢献しようとするのかに立ち戻るのが先決」
「自分がしたいことを自分にできるやり方で群れず依存せず、孤高に陥らずにする」
…など、直筆レター、対談記録等の言葉から「今を生きる指針」を読み解きます。
<著者コメント>
「何をなすべきかを説き、どう実現するかは説かない」
というのはドラッカーの持論の一つ。
彼の言葉には、自分がわからない状態から、わかる状態へと導く力があるのです。」
――金山宣夫
著者プロフィール
著者の金山宣夫(かなやま・のぶお)さんは、1936年生まれ。徳島県出身。東京外国語大学英米語学科卒業。文明評論家。
ハワイ大学講師、日本総合研究所国際研究室長、アメリカ政府コンサルタントなど歴任。東洋学園大学経営+人文学部併任教授などとして、企業社会論、比較文化論、異文化コミュニケーションについて教鞭をとる。これまでに約120か国に旅行または在住。地域社会や異文化に直に触れることを通して、人生を豊かに生きる方法についての考察を深めている。また、同時通訳の先駆者、インタビュアーとしても、ドラッカー来日の際の講演・対談をアシスト。氏の自宅へ招かれるなど長年の交流・信頼関係を築き、その生き方・考え方に感銘を受けた一人。
著書に『比較生活文化事典』全五巻(大修館書店)ほか100冊ほど、また翻訳書に『ハーバード流交渉術』(共訳・三笠書房《知的生きかた文庫》)などがある。