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『すごい工場 売上右肩上がり!有休取得率95%!新卒採用も楽々!』見学者、学生が感動する愛知のすごい工場の秘密大公開!

出口弘親さん著『すごい工場 売上右肩上がり!有休取得率95%!新卒採用も楽々!』

出口弘親さん著『すごい工場 売上右肩上がり!有休取得率95%!新卒採用も楽々!』

出口弘親さん著『すごい工場 売上右肩上がり!有休取得率95%!新卒採用も楽々!』が、あさ出版より刊行されました。

 

働き方改革!有給休暇の取得義務化までまもなく!

昨年6月、働き方改革関連法が成立したことにより、2019年4月1日から年次有給休暇の5日以上の取得が義務化されることになりました。しかし、厚生労働省の2018年就労条件総合調査よると、2017年度の日本の平均有給消化率は51%とまだまだ低い数値です。いま日本人は働き方を根本的に、変えなければならなくなってきました。

 
そのような中、2018年有休取得率が95%をこえる「すごい工場」が愛知県にあります。それが、スチールテック株式会社です。

リーマンショックを乗り越え、有休取得率95%でも右肩上がりの成長を続け、年商9億3千万円、社員数50名足らずの中小企業に、入社希望者が殺到する仕組みが本書で明かされます。

 
<「すごい工場」のここがすごい!>

◆休むことを大事に…
有休取得率は95%。有給休暇前借制度も制定、課長職以上は9連続以上の長期有給休暇を義務化。子供の入学式、卒園式は、必ず参加するように制定。

◆きれいな工場を徹底…
工場をショールームとして考える。整理整頓・清掃の時間を就業時間内に設ける。

◆飲みニケーション…
予算とスケジュールを立て開催。上司と部下のサシ飲みの場合は1回6000円補助。

◆ダイバーシティー経営…
社員の3割が外国人社員。英語のマニュアルは整備され、外国人技能実習生も会社の月次損益まで把握できるようになっている。

 

高い有休取得率を支える余剰人員経営

「余剰人材」を抱えるということは、通常経営において、ふさわしいこととされていません。

しかし、あえてスチールテック株式会社では、人員に余力ができる社員数を採用してきました。また1つの仕事を複数の社員が、できるようにし、休んだとしても代わりがいる体制(ダブルキャスト化)を作りだしました。これにより生産と時間に余裕ができて、高い有休取得率と右肩上がりの業績をつくることができたのです。

 
<有休取得だけではない余剰人員経営の利点>
◎生産余力があるため短納期が可能になる。
◎心の余裕ができて職場内の人間関係が円滑になる。
◎待遇が良くなり、社員採用の応募が増える。

 

本書の目次

はじめに

1章 「すごい工場」がすごい理由

2章 生産性・安全性が向上するピカピカな仕組み

3章 他社にはマネできないビックリな技術・生産体制

4章 社員ニコニコを実現する仕組み

5章 多様な人材を活用する経営の仕組み

おわりに

 

出口弘親さん プロフィール

著者の出口弘親(でぐち・ひろちか)さんは、1961年生まれ。愛知県名古屋市出身。スチールテック株式会社代表取締役社長。

1985年、慶應義塾大学商学部卒業後、トヨタ自動車株式会社入社。海外産業車両部、海外企画部、モータースポーツ部、中南米部にて勤務。1997年、年商2.5億円、社員数は4人だけだった家業であるスチールテック株式会社に入社。2007年より現職。

2013年に中国・大連に大連思企路科技有限公司を設立、法定代表総経理も務める(兼務)。2017年には、米国発のコミュニケーションツール「エマジェネティックス(R)」認定アソシエイトの資格を取得。2015年に移転・新設した工場が「すごい工場」として、東海地方の経営者、調達担当や学生などの間で話題に。本書が初の書籍。

 

すごい工場ーー売上右肩上がり! 有休取得率95%! 新卒採用も楽々!
元・トヨタ自動車株式会社副社長
栗岡完爾氏推薦!

トヨタで、工務(工場)、購買(調達)、販売(営業)をやってきた経験から言えることがある。
「すべての可能性が現場にはある」。
スチールテックの工場に行くと嬉しくなる。
「こんな素晴らしい現場と社員の笑顔があったのか」と。

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スチールテックを訪れた方たちがまず驚かれるのが、「工場」のイメージを裏切る外観です。

ウェルカムボードで迎えられ、なかに入ると――

内部はピカピカ!
これは「環境整備」という取り組みの成果です。

安全性はもとより生産性の向上にも役立っています。

さらに皆さまがビックリするのが、日本有数の技術、そして、社員たちの元気な挨拶です。

日本人も、外国人もニコニコです。

コミュニケーションツール、IT化、人材戦略など、さまざまな経営の仕組みに興味を示される方もいます。

=====(本文より)

 


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