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『発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート』私って、フツーの人と何が違うんだろう?

書『発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート』(著:ななしのういさん)

書『発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート』(著:ななしのういさん)

発達障害の当事者が、自身や夫婦間に起きたトラブルの実例・原因・対策について書いたノートを収録した実用書『発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート』(著:ななしのういさん)が、G.B.(ジー・ビー)より刊行されました。

 

ツイッターで話題! 発達障害の当事者によるノートをまとめた実用書が発売に

著者の「ななしのうい」さんは、夫と結婚して半年後に、発達障害(アスペルガー症候群とADHD)であることが判明。それからは日々、自身や夫婦の間に起きたトラブルの事例や会話、原因・対策についてノートに記録し、ツイッターにアップしています。

 
ツイッターにアップしたノートの画像に対し、6万以上の「いいね」&2.5万以上のリツイートがつき、発達障害の当事者やその家族だけでなく、広く一般の方から多くの反響を呼んでいます。

 
◆夫婦間のリアルな実話を収録

本書は「発達障害の当事者が書いたノートを公開する」という既刊本にはない構成で、当事者ならではのリアルなエピソードがまとめられています。

妻が発達障害であるという立場から、夫婦間に起きたトラブルの実例や解決策、よりよい関係を築くための工夫、夫が普段から気を付けているなど夫からの視点も盛り込んでいます。

 
◆監修者による解説つき

著者のノートに書かれている内容に対して、監修者からの解説を掲載しています。

監修者は、精神科医として活躍する南青山アンティーク通りクリニック院長の福西勇夫さんが担当。発達障害の当事者や家族が、よりわかりやすく理解できるようアドバイスしています。

著者のノートと、監修者による解説。専門家の解説によって、理解度が深まります。

著者のノートと、監修者による解説。専門家の解説によって、理解度が深まります。

当事者ならではのリアルな実例が参考になります。著者のノートはきれいに、わかりやすくまとめられています。

当事者ならではのリアルな実例が参考になります。著者のノートはきれいに、わかりやすくまとめられています。

目次。生活のことや夫婦、仕事、家族のことなど、テーマごとにわかりやすく構成。

目次。生活のことや夫婦、仕事、家族のことなど、テーマごとにわかりやすく構成。

 

ななしのういさん プロフィール

著者のななしのういさんは、ASD(自閉症スペクトラム障害・アスペルガー症候群)とADHDを併発。
結婚して半年後に発達障害であることが判明し、それからは自身や夫婦の間で起きたトラブルや原因・対策、メンタルクリニックでの治療記録などをノートにまとめて公開。発達障害の当事者ならではのリアルで、わかりやすくまとめられたノートは多くの人の反響を呼んでいる。

★ツイッターアカウント(@nanashi_no_ui):https://twitter.com/nanashi_no_ui

 

発達障害の私が夫と普通に暮らすために書いているノート
ななしのうい (著), 福西勇夫 (監修)

生活、仕事、人間関係…自分をよく知れば「生きづらさ」が減る。

■発達障害に関する既刊本との違い
発達障害の本は既に多くありますが、その殆どはざっくりとした事例を紹介するにとどまっていたり、具体的な原因や対策が書かれておらず、今一つ踏み込んだ内容には到っていません。その点、本書は発達障害の当事者が書いたノートを公開するという他にはない構成で、当事者ならではのリアルなエピソードや、主治医からのアドバイスがまとめられています。
また、本人のみの考え方や生き方で完結してしまい、周囲の人(パートナーや家族)との具体的な関わり方がわからないという難点があります。
そこで本書では、妻が発達障害という夫婦の立場から、二人のリアルな関わり方、ともによい関係を築きながら生きるための方法、夫が普段から気を付けていることや夫からの視点も盛り込んでいます。

 


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