『自分で始めた人たち 社会を変える新しい民主主義』伊藤亜紗さん・ヤマザキマリさん推薦!「自分の暮らし」を作る、行動する政治学
宇野重規さん著『自分で始めた人たち 社会を変える新しい民主主義』が大和書房より刊行されました。
民主主義は私たち一人ひとりの暮らしの中にある
◆美学者・東工大教授 伊藤亜紗さん
「課題解決、という言葉が苦手だ。「課題」と言った瞬間に、人は状況を外側から判断するようになり、そこで暮らす人々は置いてきぼりになって、何かが悪者にされていくからだ。
でもこの本に出てくる人は、「悩み」から出発している。状況のど真ん中にいて、出来事に巻き込まれながら、ものごとを違う視点からながめ、現場をよい方向に育てていく。民主主義ってこんなにいきいきした営みだったのだ。」
◆漫画家・文筆家 ヤマザキマリさん
「個人として生きる権利と自由、そして多様性が当たり前に受け入れられる成熟した社会のビジョン。様々な現場における経験から生まれた思考と言論によって織りなされた豊かな民主主義が、この一冊の中に見えてくる。」
◆ライター 和田靜香さん(『時給はいつも最低賃金、これって私のせいですか? 国会議員に聞いてみた。』著者)
「命の椅子取りゲームみたいな生きづらさを、私たち一人ひとりが心地良く変えていこう。コロナ禍で激動の今だからこそ、それぞれ覚悟を決めて立ち上がりたい。
でも、ひとりで背負うわけじゃない。必ず希望でつながる仲間が見つかり、対話を重ねて解決していけるはず――この本が、そう教えてくれる。
さぁ、やるぞ!」
昨今、政治家の不祥事や投票年齢の引き下げなどから、若い世代で政治に関心を持つ人が増えています。
元『クローズアップ現代』キャスターの国谷裕子さんを含め、12人との対話から「お勉強」ではない実践的な政治学について学べる本です。
「政治の本来の姿」は、机上ではなく「日常」にあります。
本書の構成
1章 ボランティアから始めた人
2章 データで社会を変える人たち
3章 自治体と一緒に始めた人たち
4章 温故知新で地元をアップデートする人たち
5章 目の前の一人を幸せにして社会を変える人
6章 女性の視点から社会を変えていく人たち
座談会 これからの民主主義を考える
著者プロフィール
著者の宇野重規(うの・しげき)さんは、1967年生まれ。東京都出身。東京大学社会科学研究所教授。専門は政治思想史、政治哲学。
東京大学法学部卒業。同大学院法学政治学研究科博士課程修了。博士(法学)。『民主主義とは何か』(講談社現代新書)、『未来をはじめる――「人と一緒にいること」の政治学』(東京大学出版会)など、著書多数。
自分で始めた人たち~社会を変える新しい民主主義 宇野 重規 (著) 民主主義は、選挙やデモだけではなく、私たち一人ひとりの暮らしの中にある。 |
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