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『だから僕たちは、組織を変えていける』世界の経営学、組織論、リーダー論によって解き明かす、たったひとりから組織を変えていくための超実践的メソッド

斉藤徹さん著『だから僕たちは、組織を変えていける』

斉藤徹さん著『だから僕たちは、組織を変えていける』

斉藤徹さん著『だから僕たちは、組織を変えていける』が、クロスメディア・パブリッシングより刊行されました。

本書は、起業家、経営者、ビジネス・ブレークスルー大学教授という多様な経歴を持つ著者が、管理職やリーダーはもちろん、現状に違和感を持ち、組織やチームを変えたいと思うすべての人に向けて、「組織を変えていく」ための超実践的なメソッドを解説します。

 

「飲み会不要」の時代に、リーダーはメンバーの「やる気」の低下に悩んでいる

いま、企業内での「コミュニケーション」に大きな変革が起きています。

 
お酒を飲みながら職場の仲間と親交を深める「飲みニケーション」の支持率が急落しているのです。
日本生命保険が11月に発表した調査結果では、6割が飲みニケーションを「不要」と答え、2017年の調査開始以来、初めて「必要」の割合を上回りました。

 
また、 2017年に実施されたギャラップ社の「エンゲージメント・サーベイ」では、日本企業で働く社員のうち、熱意のある社員の比率はわずかに6%でした。逆に不満を撒き散らす社員は23%にものぼり、エンゲージメント(愛社精神)は世界でも最低レベルの結果です。

「チームのメンバーをいくら指導しても結果がでない」
「目標を厳しく伝えているのにやる気になってくれない」

 
そんな悩みを持ちながらも、メンバーとうまくコミュニケーションがとれず、頭を抱えているリーダーが増えています。くわえて、いまはリモートワークによって、心だけでなく物理的な距離まで離れてしまった時代です。

 
メンバーの熱意が下がり、飲み会で叱咤激励や意思疎通することもできず、物理的な距離まで離れてしまった。
チームを率いるリーダーたちは、これまでにない苦境に立たされているのです。

 

「結果」ではなく「関係」の質を高めよう!

では、どうすれば組織のやる気は高まるのでしょうか?

 
重要なのは「結果」ではなく「関係」の質から高めていくことです。

 
これはMIT組織学習センター共同創業者であるダニエル・キムさんが提唱した「成功循環モデル」に基づく考え方です。

 
はじめに「結果」を求めようとすると、成果への圧力が高まり、人間関係が悪化し、組織は硬直化していきます。多くの「管理型」日本企業で起きている「失敗のサイクル」です。

 
一方で、関係の質に目を向け、率直に話し合える場をつくり、前向きな思考でアイデアを出し、自発的な行動が生まれれば、自然に結果はでてきます。

 
本書では、そのための方法として、「心理的安全性の創出」「仕事の意味の共有」「内発的な動機づけ」といった具体的手段を、世界の経営学、組織論、リーダー論の理論に基づいて紹介していきます。

 
管理職やリーダーはもちろん、現場の一社員であってもチームをリードして「組織を変えていく」ための知見と技術を伝授します。

 
<著名人も大推薦!>

◆大前研一さん (ビジネス・ブレークスルー大学学長)
” 経営に「心」を取り入れるための必読書だ。”

◆佐藤尚之(さとなお)さん
” 組織はひとりでは変えられない。そう思っている人にこそ読んでもらいたい、希望の書だ。”

 

本書の構成

第1章 時代は変わった。組織はどうか? ~僕たちの違和感は、どこから来るのだろう

第2章 これからの組織は、「統制」から「自走」へ ~僕たちが目指す、理想の組織とリーダー

第3章 強がりの仮面を外そう ~安全な対話で、関係の質を変える

第4章 チームを動かす、北極星を見つけよう ~意味の共有で、思考の質を変える

第5章 アメとムチを捨て、好奇心を解き放とう ~内発的な動機づけで、行動の質を変える

第6章 たった一人から、影響の輪は広がる ~だから僕たちは、組織を変えていける

【巻末付録】 これから組織を変えていこうとする君たちへ

 

著者プロフィール

著者の斉藤徹(さいとう・とおる)さんは、経営者。起業家。株式会社hint代表。株式会社ループス・コミュニケーションズ代表。

1985年、日本IBM入社。1991年に独立しフレックスファームを創業。2001年に同社を離れ、2005年ループス・コミュニケーションズを創業。デジタルによって社会が変化したソーシャルシフト提唱者として、SNS時代におけるビジネス改革を企業に提言する。

2016年から学習院大学特別客員教授に就任。起業家、経営者、教育者という多様な経歴を活かして、現在はビジネスブレークスルー大学にて教鞭をふるう。2018年に開講した、一般ビジネスパーソンに経営学を教える「hintゼミ」には大手企業の社員が数多く在籍し、期を追うごとにその人数は増えている。

企業での講演実績は数百社におよび、組織論、起業論に関する著書も多い。『業界破壊企業』(光文社)、『再起動(リブート)』(ダイヤモンド社)、『BEソーシャル! 』(日本経済新聞出版社)『ソーシャルシフト』(日本経済新聞出版社) など。

 

だから僕たちは、組織を変えていける ーやる気に満ちた「やさしいチーム」のつくりかた
斉藤 徹 (著)

変わり続ける社会では、前例踏襲の管理型組織では対応していけない。
組織に自律性をとりもどし、変化から学ぶ「学習する組織」を目指そう。
そのために僕たちは、結果よりも「関係性」と向き合わなくてはならない。

世界の経営学、組織論、リーダー論によって解き明かされる、たったひとりから組織を変えていくための超実践的メソッド

「チームのメンバーをいくら指導しても結果がでない」
「目標を厳しく伝えているのにやる気になってくれない」
「そもそも、今のやり方は本当に正しいのだろうか?」

この本は、現状に違和感を持ち、組織やチームを変えたいと思う人に向けて、これからの時代にふさわしい組織像と、実践的な変革メソッドを紹介します。
最も重視しているのは「関係性の質」です。
ここが変わることで、チームの「思考」が変わり、「行動」が変わり、「結果」もついてきます。
本書では、そのために必要な「心理的安全性の創出」「仕事の意味の共有」「内発的な動機づけ」といった具体的手段を、世界基準の理論に基づいて紹介していきます。
管理職やリーダーはもちろんのこと、現場の一社員であっても、チームをリードして「組織を変えていく」ための知見と技術をお伝えします。

 


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