『話すより10倍ラク！新聞く会話術』口下手でもコミュニケーションの達人になれる！

2021年11月10日 06:41 ビジネス

西任曉子さん著『話すより10倍ラク！新聞く会話術』

元人気ラジオDJ西任曉子さんの3万部超えベストセラーの改訂版『話すより10倍ラク！新聞く会話術』が、ディスカヴァー・トゥエンティワンより刊行されました。

元人気ラジオDJが明かす”究極の会話術“

本書の著者である西任曉子さんは、人気ラジオDJとして、東京FM「Tapestry」、FM横浜「Tresen」など、全国のFM局で約15年にわたり30の番組を担当し、これまでスティーヴィー・ワンダーさん、ビヨンセさん、松任谷由実さん、渡辺謙さん、稲盛和夫さんなど国内外の著名人5000組以上にインタビューしてきました。

独立後は話し方の学校を立ち上げ初代学長を務めるなど、スピーチやコミュニケーションを伝える活動を行い、近年はYou Tube、ポッドキャスト、Spotify、Voicyなどでアカウントを開設。Voicyでは1.2万フォロワーと、専門家カテゴリーで茂木健一郎さん、勝間和代さんに次ぐ人気チャンネルとなっています（2021年10月現在）。

その西任さんが2015年に刊行した『話すより10倍ラク！聞く会話術』は3万5000部突破のベストセラーです。

この度、同書籍にオンラインでの会話術についての新章を加筆のうえ、全面的にリライトを施した改訂版として本書が発売されました。

人と話すのが苦手な方や初対面での会話に困る方は、聞き上手になることで会話を楽しめるようになります。
本書を通して「聞く会話術」を身につけてください。

相手の魅力を引き出す57のレッスン

ラジオDJとして、5000人以上の方々にインタビューしてきた西任さんは、初対面の状態で、生放送という緊張感のある状況のなか、どうすれば出会ったばかりの方に心を開いて話してもらえるのか、失敗を重ねながら探してきました。

その中で気づいたのは、「ありのままのその人を受け入れ、安心してもらえる場をつくることが大切だ」ということです。場づくりは聞くことのほうが大切であり、話すことが苦手な人でも実践できます。

安心な場をつくる聞き方の秘訣をひとことで言うならば、「相手の輝きを引き出すこと」。
相手の良いところを見つけて、その人が輝く舞台をつくるような感覚です。

この本では、そのための方法を次の5つのステップで説明していきます。

それぞれのステップごとに章立てし、さらに詳細な57のレッスンで、相手が安心して話したくなる会話術を紹介しています。

オンラインでの会話術も教えます！

新型コロナウイルス感染拡大によってリモートワークが浸透したことにより、オンラインで会話する機会が増加しました。

しかし、リアルな場での会話とは違い、オンラインでの会話に苦手意識があったり、課題を感じている方も多いのではないでしょうか。

今回の改訂版では、オンラインでの会話術についてまとめた新章「Chapter 6 オンラインではどう話す？」を新たに加筆。オンラインでの会話ではどのようなことに気を付けるべきかについて、実践的なテクニックを紹介しています。

本書の構成

はじめに

Chapter 1　相手を好きになる
01 相手の好きなところを見つける
02 会う前に3つのことをリサーチしておく他
好意を受け取ってもらうためのチェックリスト

Chapter 2　相手が話しやすい場をつくる
07 目線を合わせてから話しかける――場をあたためる5つのステップ1
08 明るい笑顔と明るいトーンの声で話しかける――場をあたためる5つのステップ2
09 身体の表面積で興味を示す――場をあたためる5つのステップ3 他
安心してもらうためのチェックリスト

Chapter 3　褒めて心を開いてもらう
15 褒めることに慣れる
16 褒めどころを見つける――誰でもできる褒めワザ〈基礎編〉1
17 褒めどころに「素敵」をつけて伝える――誰でもできる褒めワザ〈基礎編〉2 他

Chapter 4　相手が話したいことを引き出す
27 質問は相手への興味から始まる――まずはここからの質問ワザ〈基礎編〉1
28 質問するのが不安なときは、前置きする――まずはここからの質問ワザ〈基礎編〉2
29 質問する前に、意図を伝える――まずはここからの質問ワザ〈基礎編〉3 他
質問に答えてもらうためのチェックリスト

Chapter 5　話を盛り上げる
40 あいづちのバリエーションを増やす
41 全身であいづちを打つ
42 頭で理解したことを伝える
43 心で理解したことを伝える他
気持ち良く話してもらうためのチェックリスト

Chapter 6　オンラインではどう話す?
54 自分の見え方を意識する
55 カメラはオンにする
56 ときにはあえてカメラをオフにして話してみる
57 あいづちは大きく打つ
オンラインで会話を盛り上げるためのチェックリスト

おわりに

COLUMN 01　言いかえてみよう!
COLUMN 02　目上の人に「なるほど」はNG!?
COLUMN 03　伝わるのは、言葉よりも身体?

著者プロフィール

著者の西任暁子（にしと・あきこ）さんは、大阪生まれ、福岡育ち。株式会社Solaris代表／ニシトアキコ学校主宰／スピーチコンサルタント／Podcaster／ラジオDJ。

アメリカへ高校留学後、慶應義塾大学在学中にラジオDJデビュー。東京FMなど全国32のラジオ局で番組を担当。15年間でインタビューした国内外の著名人は5000人を超える。
MCをつとめた「Gaba G Style English シチュエーション別英会話」は、4億4千万ダウンロードを記録。iTunesオールタイムベストポッドキャスト賞を3年連続受賞した。

その後、スピーチやコミュニケーションについて伝えながら心理学や哲学、宗教学、演劇、声と体の表現を探求。1年半のサバティカル休暇で自己に向き合い、「人間の本質はやさしさ」という体験的理解を得た。
現在は、話し方教室やインタビューなど、すべての人に内包されるやさしさが表現される世界を目指して活動している。

著書に『ひらがなで話す技術』(サンマーク出版)、『本音に気づく会話術』(ポプラ社)など。