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『「ヨーロッパ王室」から見た世界史』世界史とは壮大な“家族ゲンカ”の歴史だった!?

内藤博文さん著『「ヨーロッパ王室」から見た世界史』

内藤博文さん著『「ヨーロッパ王室」から見た世界史』

内藤博文さん著『「ヨーロッパ王室」から見た世界史』が、青春出版社より刊行されました。

 

英仏百年戦争、フランス革命…「相関図」でスッキリわかる!

2020年、EU連合を正式に脱退して世界を驚かせたイギリス。しかしヨーロッパの長い歴史から見たら必然的だったのかもしれません。イギリスはドイツやフランスといったEUの主要加盟国とはまったく異なる王家の歴史を有しており、それ故に歴史文化や意識も異なるからです。

 
このように、王家の歴史と記憶はヨーロッパに今なお強い影響を残しています。ヨーロッパ王家の歴史はおよそ1000年以上に及ぶほど長く、現在は王家が存在していないフランスやドイツも王家の誕生とともに彼らの国の歴史がはじまっているのです。

 
本書では、そんな王家の「相関図」とともに、英仏百年戦争やフランス革命など世界史を変えた事件・出来事についてひも解いていきます。

 

本書の構成

【プロローグ】イギリスがEUを離脱した歴史的必然

【第1章】「ローマ帝国」解体で誕生したヨーロッパ王家

【第2章】イングランド王家とフランス王家、歴史を動かした宿命の対決

【第3章】英仏百年戦争の勝負を分けたブルゴーニュ公

【第4章】ハプスブルク家とブルボン家が滅ぼしたイタリア・ルネサンス

【第5章】宗教戦争を勝ち抜き、覇者となったフランス・ブルボン王家

【第6章】新興の皇帝、王たちの新たな戦いが、ドイツ、ロシアの礎をつくった

【第7章】民衆に求められる王家、排除される王家

【エピローグ】2つの世界大戦によって、ヨーロッパから皇帝、王が消えていった

 

著者プロフィール

著者の内藤博文(ないとう・ひろふみ)さんは、1961年生まれ。大学卒業後、出版社勤務を経て、現在はおもに歴史ライターとして活躍中。西洋史から東アジア史、芸術、宗教まで幅広い分野に通暁し、精力的な執筆活動を展開。同時に、オピニオン誌への寄稿など、さまざまな情報発信も意欲的に行っている。

著書に、『地政学で読む近現代史』『きちんと理解する イギリスの歴史』『キリスト教から読みとける世界史』(いずれも河出書房新社)などがある。

 

「ヨーロッパ王室」から見た世界史 (青春新書INTELLIGENCE 633)
内藤 博文 (著)

世界史とは壮大な“家族ゲンカ”の歴史である?!
カロリング家、ブルボン家、ホーエンシュタウフェン家、ハプスブルク家、ロマノフ家、プランタジネット王家…… 「王家の相関図」が頭に入ると 世界史を変えた事件・出来事の真相が 面白いようにわかる! 流れがつかめる!

 


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