『中学生の知識で数学脳を鍛える』数学って社会でなんの役に立つの?と思っているあなたへ――読むだけで論理的思考力が身につく!
鈴木貫太郎さん著『中学生の知識で数学脳を鍛える』が、大和書房より刊行されました。
数学って将来なんの役に立つの?
学生時代、数学を勉強しながら「これってなんの役に立つんだろう?二次方程式って社会で使うの?」と思っていた方は多いのではないでしょうか。
スマートフォンでのネットショッピングも、ありとあらゆる工業製品、交通システムなど生活に必要なすべてのものは数学なしでは成り立ちません。
しかし大多数の人はその恩恵を享受しているだけであり、最低限度の加減乗除の四則演算すらしないでも生きていくのに困らないかもしれません。
では、小・中・高の12年間、算数・数学の授業があり、全員が必修で受けているのは、いったいなぜなのでしょうか。
数学を学んで論理的思考力を身につけよう
数学を学ぶ意義とは、「論理的に物事をとらえ、考えられる頭」、すなわち「数学脳」を鍛えることです。
非論理的な考え方は、時として社会人としての信頼や人格をも疑われるようなことになりかねません。論理的思考力は今後ますます必須の能力となるでしょう。
そして、その論理的思考力は、公式ややり方の暗記だけでは身につかないのです。
どうやって数学脳を身につけるの?
ではどのようにして「数学脳」は身につくのか。
1 定義を大切にして
2 「やり方」ではなく本質を捉え
3 なぜそうなるのかを考えて
4 工夫をし
5 ミスしても気づける感覚を身につけ
6 大局的に物事を捉え
7 帰納法的思考をして
8 条件を見落とさない
ようにすれば数学脳になれるということです。
(「序章 数学脳とはいったい何か」より抜粋)
本書では、数学解説動画が大人気でYoutubeチャンネル登録者数14万人超、累計再生回数5000万回、講義形式の動画では日本で最初に1本での100万回再生された記録を樹立した著者が、数字やちょっとした日常のなかから数学的な考え方を紹介します。
できるだけ数式に頼らず、数学の基礎を深堀した、読むだけで論理的思考力が身につく本です。
「数学脳」を持ち、論理的思考力を身につけて、物事の本質を捉えられる人になりましょう!
本書の構成
序章 「数学脳」とはいったい何か
第1章 定義の大切さを知る
第2章 「やり方」だけを覚えず、「仕組み」を考え、理解する
第3章 なぜそうなるかを考える力を養う
第4章 工夫する力を養う
第5章 ミスに気づけるようになる
第6章 大局的に見れるようになる
著者プロフィール
著者の鈴木貫太郎(すずき・かんたろう)さんは、1966年2月生まれ。県立浦和高校に進学。勉強は高校受験で燃え尽きて高校時代は完全落ちこぼれ。数学は0点連発、成績は学年ビリ(456位/456人)。2浪して早稲田大学入学(社会科学部)。在学中に始めた塾講師(算数・数学)のアルバイトから正社員になり大学は中退。講師時代は過去問を徹底研究。
次男が生まれたのを機に専業主夫。2017年からYouTube投稿を始める。授業形式の動画1本で100万回再生を日本で一番早く達成。
中学生の知識で数学脳を鍛える 鈴木 貫太郎 (著), 村上テツヤ (イラスト) 登録者数 14万人超。再生回数の累計5000万回超 高校時代は数学の点数は0点で、学年ビリ。 丁寧さ、わかりやすさに定評のある解説が持ち味! ◎◎◎本書の特徴◎◎◎ ☆難しい計算、数式は極力なくしました! だから「数学が苦手」「数学に挫折した」と思っている人でもスラスラ読める! 数学の公式や定理を覚えることよりももっと大切な「数学を学ぶ意義」がこの1冊には詰まっています。 |
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