『私が変わる、家族が変わる時間術』ライフオーガナイザー・鈴木尚子さんが「時間を味方につけ、自分らしく生きる」ことを指南
株式会社オレンジページより、個人宅の片づけやパーソナルスタイリングなどで、女性に絶大な人気を誇る鈴木尚子さんのライフスタイルエッセイ『私が変わる、家族が変わる時間術』が刊行されました。
一人の主婦が自分を見つめ直し、“敵”だった時間を“味方”に変えた「時間術」とは
理想の自分を掲げすぎて、かつては子育てに悩み、できない自分とのギャップに苦しんだ著者。
そんな日々を打破すべく始めた片づけの仕事が軌道にのると、今度は家事との両立や時間の使い方に悩む日々が始まりました。
本書はそこから出た方法論やアイディアなど、鈴木さんがたどり着いた、時間を味方につけ、自分らしく生きるための「時間術」をまとめた一冊です。
さまざまな情報に振り回されて、本当に自分のやりたいこと、目指したい生き方を見失った女性に時にはやさしく、時には厳しく寄り添います。
日々実践してきた「時間術」には、家族との関係を良好にする「工夫」がぎっしり
「1日は24時間以上にはならない。だから、できる工夫はやり方を変えるか、やることを減らすかの2つしかない」と、鈴木尚子さんは言います。
そんなシンプルでロジカルな考え方から生まれた工夫の数々は、読めば誰もが納得。また、鈴木さんが実践している毎日を快適に回していく工夫は、結果的に「余裕」を生み、家族の幸せにもつながっています。
■食事はセルフサービスで
食器類は家族全員同じものを揃えると、子どもも迷わずに配膳できます。家族が参加しやすく、手伝いやすい環境を意識。
■パントリーに家族が使う物をまとめて
「わからない=片づけられない」の気づきから生まれた工夫。ラベリングした収納ボックスは、文字が分かりやすいようにすべて白に。
■忘れ物をしない工夫
バッグを替えると、忘れ物をしがち。そこでバッグインバッグを活用して、毎日必要な物を入れることに。生活のなかでつまずいていることこそ、解消法を考えることで必ず工夫が生まれます。
本書の目次
■はじめに
■第1章 時間を味方につける考え方
・何のために時間を作るのか
・自分の取り扱い説明書を作る
・あせらない、あきらめない
・1日は24時間以上にはならない
・時間と行動を視覚化してみる
・視覚化した行動を分類してみる
・分けることで、大事なことが見えてくる
・「ねば」「べき」のワナに気づく
・やることは4つに分けて整理する
・年中がんばる、をやめる
・「考える」と「行動する」を分ける
・主婦手帳で「考える」を貯める
・環境を整える
・「手帳」も必須の視覚化アイテム
・私のとある日のスケジュール
■第2章 毎日を快適に回していく時間術
・笑顔がバロメーター
・メニュー表と買い物の話
・作りおきはNO、下ごしらえはYES
・冷凍室をフルに使っています
・食事はセルフサービスで
・休日ごはんと留守ごはん
・家事分担はとことん話し合って
・そうじは効率を重視して
・パントリーに家族が使う物をまとめて
・小さなストレスもあきらめない
・子どもの収納
・子どもに何からお手伝いを始めさせたか
・働かざるもの食うべからず
・しまいやすく、選びやすい。稼働率の高いクローゼット
・色別に収納してわかりやすく
・好きな物はたくさん持っていい
・小物のセット化であわてない
・コーディネート力をつける
・忘れ物をしない工夫
■第3章 これまでの私、これからの私
・ライフオーガナイザーになったわけ
・ライフとワークのバランスに苦しんで
・周りの人に支えられて今がある
■あとがき
鈴木尚子さん プロフィール
著者の鈴木尚子(すずき・なおこ)さんは、SMART STORAGE!代表。クローゼットオーガナイザー講師、マスターライフオーガナイザー、骨格スタイル協会本部講師、color+shape1z(R)コーディネーター。
アパレル業界で、デザイン、企画、人材育成に携わったのち専業主婦に。出産後、ライフオーガナイズを学び、個人に向け片づけとスタイリングの仕事を開始し、SMART STORAGE!を設立。また、オレンジページ主催の「時間術講座」では講師を務め、いずれの講座も毎回キャンセル待ちがでるほど人気。
著書に『ママと子どもの心地いい収納』『大人のシンプルベーシック』(KADOKAWA)、『賢いクローゼット』『大人のコーディネートレッスン』(宝島社)などがある。