『心を満たす50歳からの生き方』成熟することに、「遅すぎる」ということはない!
加藤諦三さん著『心を満たす50歳からの生き方』が、大和書房より刊行されました。
83歳にして現役!人間心理のスペシャリストが教える「心を満たす50歳からの生き方」
よく「50歳からどう生きるか」ということが議論されます。
しかし50歳は50歳までの生き方の結果であって、「50歳からどう生きるか」という問題ではありません。
つまり社会的、肉体的に50歳になったからといって、皆が心理的に50歳になっているわけではありません。
社会的には50歳の人でも、心理的には5歳の人も、70歳まで情緒的に成熟した人もいます。
つまり社会的、肉体的に50歳の人のなかには、「大人になった幼児」もいれば、「美しき老人」への準備完了の人もいるのです。
50歳を同じ50歳と思ったら大間違いなのです。
例えば、
◎定年退職後にご近所トラブルを巻き起こす人
◎結婚に失敗する人
◎親を乗り越えようとして人生につまづく人
…がいます。
なぜ、大人になったのにこのようなことが起こるのか?
例えば、肉体的には青年期の暴飲暴食のツケが中高年期に出てメタボリックシンドロームに悩む人は多いはず。
皆、このことは当たり前のように思っています。
大事なのは心理的にも同じであるということ。
青年期の「心理的な自我価値の崩壊の防衛的生活態度」のツケが中高年期に出る。
具体的には青年期の生きる心の姿勢が、合理化、現実否認、逃避、様々の依存症など、不安の消極的回避といわれるような生き方の場合、そのツケが中高年期に出るのです。
しかしながら、こんな運命に耐えて生きてきた自分はすごい!!
まずは今の自分を受け入れて、これからの人士をどのように生きるのかを考えてみることが大事です。
やる気はある。でも「やりたいこと」がわからない
好きなことを何もできていない
周りに尽くしてきたのに孤独を感じる
こんな虚しさを感じる男たちに、現在83歳、心理のスペシャリスト・加藤諦三さんがこたえます。
「老いは凋落よりも成熟である」
これからの人生を構築する手引書です。
著者プロフィール
著者の加藤諦三(かとう・たいぞう)さんは、1938年生まれ。東京都出身。東京大学教養学部教養学科を卒業、同大学院社会学研究科修士課程を修了。早稲田大学名誉教授、ハーバード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問。
ラジオのテレフォン人生相談で、半世紀以上出演中。著作は文庫を含めると600冊以上、海外での翻訳出版されたものは約100冊。アメリカ、カナダ、ドイツ、フィリピン、韓国など世界中で、講義、講演を行なっている。外国の著作で日本語に翻訳したものは、40冊以上。
心を満たす50歳からの生き方 加藤 諦三 (著) 「そろそろ第二の人生の準備を…」と思った時の一冊! 「仕事以外に何をすればいいのか…」。 |
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