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『彫刻になりきる! ロダン体操』体を動かす美術鑑賞「ロダン体操」でコロナ太り、肩こりをゆる~く解消しよう!

高橋唐子さん著・堀切正人さん監修『彫刻になりきる! ロダン体操』

高橋唐子さん著・堀切正人さん監修『彫刻になりきる! ロダン体操』

高橋唐子さん著・堀切正人さん監修『彫刻になりきる! ロダン体操』が、主婦の友社より刊行されました。

 

《考える人》のポーズをまねするのは意外にキツい

誰もが知っている彫刻《考える人》は、フランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの作品です。このポーズをまねしてみると、見た目より案外キツい姿勢だということがわかります。

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p46-47

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《考える人》はなぜ、キツい姿勢をとりながら思索にふけっているのでしょう?
そのわけは、意外にも《考える人》の配置された場所にあったのです・・・!

 

彫刻になりきる体操は、楽しくてちょっとシュール

ロダンがつくった9点の彫刻のポーズをとっていくロダン体操。楽しくてちょっとシュールなところも魅力です。

p24-25

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p26-27

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ロダン体操は2003年、美術家・高橋唐子さんによって静岡で誕生し話題になりました。「しずおか賛歌」に合わせて体を動かすこの体操は、新型コロナウイルスで巣ごもり生活が続くなか、心身がリフレッシュできると再び注目を浴びています。

 

肩や首がこっている人にちょうどいい

体が重く感じたり、お腹まわりの浮き輪肉が気になったり、肩こりに悩まされたりと、運動不足を痛感する今日この頃。

 
ロダンの彫刻は独創的なポーズが多く、ふだん動かさないような筋肉が刺激されます。体を動かすきっかけになり、体のコリもほぐれていきます。

 

美術鑑賞が自宅でも簡単にできる!

「美術館になかなか行けないからストレス」という人も多いでしょう。ロダン体操は、家でできる芸術鑑賞。ロダンの彫刻を体感してみてください!

 
「体を使って知る、彫刻の歴史」「ロダンと彫刻についてのQ&A」など、彫刻の解説も充実しています。

p58-59

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著者・監修者プロフィール

 
■著者:高橋唐子(たかはし・とうこ)さん

美術家。1979年静岡県生まれ。女子美術大学大学院美術研究科修了。

2003年、静岡県立美術館「静岡NewArt 展・わたしの居場所」展にて「ロダン体操」を発表。その後、美術鑑賞体操プログラムとしては「りんぱ体操」「キュビスム体操」などを制作。

2013年から2年間、JICA青年海外協力隊・美術隊員としてヨルダンへ派遣。現在は主に身体を使った鑑賞方法をテーマに創作活動を行っている。

 
■監修者:堀切正人(ほりきり・まさと)さん

常葉大学教育学部准教授、常葉ギャラリー館長を務める。

1992年、大阪大学文学研究科芸術学専攻修了。豊科近代美術館、静岡県立美術館などの学芸員を経て、現職。主な研究分野は日本近代、現代美術史。

 

彫刻になりきる! ロダン体操
高橋唐子 (著), 堀切正人 (監修)

ロダンの彫刻のポーズを真似して彫刻になりきろう! 芸術鑑賞と体操が合体したユニークな試みで運動不足と正月太りを解消します

「ひきこもりが続いて運動不足だ」「肩こりが悩み」「正月太りが気になる」「最近、美術館に行けてなくてストレスだ」……そんな方におすすめしたい、芸術鑑賞と体操が合体した、ユニークでちょっとシュールな「ロダン体操」です。ロダン体操は、ロダンの彫刻のポーズを真似して、彫刻になりきるのがポイント。《考える人》をはじめロダンの9点の彫刻になりきると、彫刻の心が見えてくるのも楽しみです。ロダン彫刻は、美しい型にはまったような人の形をしていません。日ごろ動かさないような筋肉を動かしてポーズをとるので、パソコンやスマホを前で縮こまっている体にぴったりです。おうちにいながら芸術鑑賞ができるロダン体操のやり方のほかに、ロダン体操をより楽しむための4つのレッスン「体を使って知る、彫刻の歴史」「ロダン彫刻の歴史」「ブロンズ彫刻Q&A」などの解説も充実。体を動かしながら芸術に関する知識も深められる一石二鳥の1冊です。

 


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