『小林正観さんの心がすーっと晴れていく言葉』幸せはつかむものでしょうか?心の曇りが晴れる小林正観さんの「ものの見方」
著者累計200万部、没後約10年が経過した今なお多くの人に影響を与え続ける小林正観さんの「ものの見方」をつづった言葉の数々を収録した『小林正観さんの心がすーっと晴れていく言葉』が、主婦の友社より刊行されました。
幸せはつかむものでしょうか?
よく、「幸せをつかむ」とか「幸せになる」と言う人がいますが本当にそうでしょうか。小林正観さんは40年に渡る宇宙現象研究の末に次のような結論に至りました。
「私も以前は、自分の体の外側に幸せというものがあると、信じ込まされていました。それから、だんだんわかってきたことは、不幸や悲劇は存在しない。そう思う心があるだけだ、ということで、20歳から40歳くらいまで言い続けてきました、そして40歳あたりからは、別のことを言い始めました。実は、幸福という現象も存在しない。そう思う心があるだけ。不幸や悲劇は存在しない、そう思う心があるだけだ」。
つまり幸せとは感じるものだということです。たとえば、経済的・社会的にいわゆる“高スペック”な相手をつかまえて結婚したとしても、より高スペックな人が周りに現れたら自分が「つかんだ」幸せは薄らぐかもしれません。
条件をよりどころとして幸せを測ろうとすると、もっともっととなって永久に満たされることはないでしょう。幸せとは感じるものであれば、違う観点で結婚相手や自分の友人・知人関係を築くはずです。
「許す」の語源は「ゆるます」
また、小林正観さんはこんなことも書いています。
「『許す』という言葉の語源は『ゆるます』です。自分に厳しい人は、必ず他人に対しても厳しくなります。神経をゆるめて、自分に甘く、他人にも甘く、許して生きると、自分が楽になります」。
いろいろと制限された生活を強いられる人が多い今、どうしても対人関係がギスギスしたり自暴自棄的になったりという場面もあると思います。
そんなとき、この言葉を思い出すと気持ちが晴れていくのではないでしょうか。これからの生活様式を生きるうえでヒントになる言葉が満載です。
著者プロフィール
小林正観(こばやし・せいかん)さんは、1948年東京都生まれ。中央大学法学部卒業。作家、心学研究家、コンセプター、デザイナー、SKPブランドオーナー。
学生時代から人間の潜在能力やESP現象、超常現象に興味を持ち、 心学などの研究を行う傍ら、日本全国で年に約300回の講演会を行っていた。著書多数。2011年逝去。
現在は、正観塾師範代・高島亮さんによる「正観塾」をはじめ、茶話会、読書会、合宿など 全国各地で正観さん仲間の楽しく笑顔あふれる集まりがあります。
小林正観さんの心がすーっと晴れていく言葉 小林正観 (著) 著書累計200万部超! 小林正観さんの人生を楽しく過ごしていける言葉を厳選した1冊。人生に悩んだ、困った人への救いです。すでに絶版扱いになってしまった著書などから、あなたの生きづらさ・悩み・気持ちのざわつきがすーっと晴れていく話の数々がちりばめられています。 |
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