『新・箇条書き思考』ファクト×ロジックで速く、的確に人を動かすしくみ
菅原大介さん著『新・箇条書き思考』が、明日香出版社より刊行されました。
リサーチャーが教える全く新しい「箇条書き」の本が登場!
文章術の本の中では異色の「現役リサーチャー」が執筆した本書では、リサーチャーだからこそ持っている「数字・言葉・ファクト・ロジック・情報収集」のノウハウを介して、「書く力」「伝える力」を着実に高めてくれます。
◆これからの時代は「書く力」
この本の企画が始まったのは今年3月頃。コロナ禍のオンライン時代の中で「書く力・伝える力」を引き上げる本のニーズが一層高まる、という読みをもとに企画が始まったそうです。
◆通常の「箇条書き」とどう違うのか?
「箇条書きを使うべし」という表記は、文章術の本では常套句です。
しかし、技法を体系化した本はきわめて少なく、あくまで文章表現の一種という位置づけに留まっていることが多いのが現状です。
見やすくすること、読みやすくすることは、箇条書きのメリットのほんの一部でしかありません。大切なのは「文章の組み合わせかた」と「中身」です。
本書では、箇条書きの中身を充実させる情報などの要素を「ファクト」、箇条書きの文章を束ねた、共感を呼ぶことのできる論拠を「ロジック」と定義。これらを充実させる「数字と言葉の使い方」「説得力を出す編集技法」などの技術を詳しく解説しています。
◆最終章には実践トレーニングも掲載!
最終章ではSNS、ビジネスチャット、note、会議・提案資料の4項目に分けて、現場での活用方法もレクチャー。
たとえばSNSであれば、自身の伝えたいニュース等の情報や専門的なノウハウを箇条書きで伝え、タイムラインをメディア化することなどを提案しています。
★明日香出版社公式noteで 本文の一部を公開中:https://note.com/asuka_pub1972/n/n8ed45257013f?magazine_key=m50365bd7d9e5
本書の構成
序章 速く、的確に、本質にたどり着く「箇条書き思考」とは何か?
第1章 箇条書きこそビジネスプロフェッショナルの証
第2章 ファクト(情報)を整理する
第3章 ファクト(情報)に強くなる
第4章 ロジック(根拠)を厚くする
第5章 ロジック(編集)で共感を呼び込む
第6章 日常の中で鍛える!箇条書き実践トレーニング
著者プロフィール
著者の菅原大介(すがわら・だいすけ)さんは、上智大学文学部新聞学科卒業。リサーチャー。
マーケティングリサーチのリーディングカンパニー「マクロミル」で、外資系コンサル・大手広告代理店・シンクタンクチームに所属し、月次500点以上のファクトデータを収集するリサーチ業務に携わる。
現在は国内通信最大手のグループ企業にて、中期経営計画・ブランド策定など会社の意思決定に関わるロジックデータを手がけ、企画立案のために作成する資料は年間1,000ページ超に及ぶ。
数字と言葉を駆使するプロフェッショナル職として、箇条書きを駆使した情報収集・情報発信に定評があり、アンケート・データ分析・資料作成などのテーマで書くnoteや講習会が好評を得ている。
著書に『売れるしくみをつくる マーケットリサーチ大全』(明日香出版社)、『ウェブ担当者のためのサイトユーザー図鑑』(マイナビ出版)がある。
新・箇条書き思考 (アスカビジネス) 菅原 大介 (著) ●箇条書きを使うシーンが増えてきた! ビジネスシーンには「箇条書き」を使う機会がたくさんあります。 特に近年は、自分が発信するもの、自分が提出するもの、そうした「アウトプットの出来・不出来」で仕事の成果や自分の評価が決まるご時世です。 ではその箇条書きを、あなたはどれくらい「意識的に」使っているでしょうか。 もし、箇条書きを使ってきた理由が、 ●ファクト×ロジックで速く、的確に人を動かすしくみ 箇条書きを使う真価は、「速く、的確に、本質を伝える」ことにあります。 本書ではファクトとロジックからなるこうしたノウハウを「箇条書き思考」と名付け、あらゆるビジネスシーンで活用する方法を紹介していきます。 |
◆『即!ビジネスで使える 新聞記者式 伝わる文章術 数字・ファクト・ロジックで説得力をつくる』誰もが納得する文章を、はやく、正確に書くための「新聞記者のテクニック」 | 本のページ