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『優れたリーダーは部下を見ていない』絶対達成させるコンサルタントが提唱する「タスク」にフォーカスする“逆算思考”のマネジメント手法

横山信弘さん著『優れたリーダーは部下を見ていない』

横山信弘さん著『優れたリーダーは部下を見ていない』

横山信弘さん著『優れたリーダーは部下を見ていない』が、かんき出版より刊行されました。

 

成果を生み出すから仕事が楽しくなる

部下の顔色をうかがい、「楽しく働いているだろうか?」「仕事にワクワクを感じているだろうか?」「あいつ家でちゃんと仕事してるかなあ?」と思いめぐらせていませんか?

もちろん、部下に関心を持つことは悪いことではありません。

 
ですが、働き方改革の時代に入り、毎年のように自然災害が日本列島を襲っています。そして新型コロナウイルス感染症といった未知の疫病が広がるなどめまぐるしく外部環境が変化する中で、多様な価値観をもった部下と接するのです。

よほど鈍感なリーダーでなければ、このような大波、小波を軽やかに乗り越えていくことは難しいでしょう。部下が多ければ多いほど、ひとりひとりの感情の変化をリアルタイムで細やかに把握するのは至難のワザです。

 
そこで、発想の転換をしてみましょう。
部下に目を向けるのではなく、まずは「タスク」に目を向けるのです。

 
組織の目的を果たすためのタスクを正しく追いかけることで、あなたのチームがさくさくタスクを片付けるチームに変わり、結果として自然と部下たちの心は軽やかになっていきます。顔がイキイキとしてきて、仕事にやりがいを覚えるようになるのです。

つまり、「モチベーションアップするから成果が生まれる」のではなく、「成果を生み出そうとすることで、チームの士気が上がる」のです。

本書では、絶対達成コンサルタント集団として15年以上にわたり、講演や研修で、年間2000名以上の経営者、マネジャーの方々を支援してきたコンサル会社を経営する著者が、さくさくタスクを処理するマネジメント手法を伝授します。

 

「作業効率」と「コミュニケーション効率」をアップ

著者が提唱するのは、さくさくタスクを処理する「サクタス」。
やるべき仕事を時間で計れる作業=タスクにまで落とし込み、そのタスクの進捗を管理するマネジメント手法です。タスクとは、スケジュールに記入できるほどの作業や課題の最小単位のこと。

タスクを明確にすることで、リーダーだけでなく、チームメンバーもやるべき仕事と納期が明確になるので、「おれが言っていたのと仕上がりが違う」や「いつになったら出来るんだ」等をリーダーから言われることなく、ストレスが減ります。生産性が上がり、「経済的」「時間的」「精神的」な余裕を手に入れることが可能になるのです。

 
本書では、「タスク」と「プロジェクト」の違いや、「抽象的なものを具体化する」タスクの分解・具体化の方法などを具体的に指南。また、「タスクアップ」ではなく「ゴールダウン」という考え方や、「サクタスチームの作り方」も消化しています。

さらに、「作業効率」を上げるのと同時に、「コミュニケーション効率」のアップの仕方も伝授。この一冊で、あなたのチームは劇的に変わるでしょう。

 

本書の構成

はじめに

第一章 部下の「やる気」が湧き出る驚きのマネジメント手法―「サクタス」

第二章 あなたのチームは、「サクサク」?「グズグズ」?

第三章 まずはリーダーが「サクタス」をやってみる!

第四章 生産性が上がる話し方のコツ―「サクバナ」

第五章 サクタスチームのつくり方

第六章 チームを変えるにはルールを徹底させる

第七章 なぜ今の時代、「サクタス」なのか?

おわりに

 

著者プロフィール

著者の横山信弘(よこやま・のぶひろ)さんは、アタックス・セールス・アソシエイツ代表取締役社長。

企業の現場に入り、目標を「絶対達成」させるコンサルタント。最低でも目標を達成させる「予材管理」の理論を体系的に整理し、仕組みを構築した考案者として知られる。12年間で1000回以上の関連セミナーや講演、書籍やコラムを通じ「予材管理」の普及に力を注いできた。NTTドコモ、ソフトバンク、サントリーなどの大企業から中小企業にいたるまで、200社以上を支援した実績を持つ。

「日経ビジネス」「東洋経済」「PRESIDENT」など、各種ビジネス誌への寄稿、多数のメディアでの取材経験がある。メルマガ「草創花伝」は4万人超の企業経営者、管理者が購読する。

著書は『絶対達成マインドのつくり方』『絶対達成バイブル』など「絶対達成」シリーズの他、『「空気」で人を動かす』『自分を強くする』等多数。著書の多くは、中国、韓国、台湾で翻訳版が発売されている。ロジカルな技術、メソッドを激しく情熱的に伝えるセミナーパフォーマンスが最大の売り。本書は、著者が支援してきた多くの企業で効果をあげてきたチームマネジメント手法─「サクタス」について、はじめて言及した一冊である。

 

優れたリーダーは部下を見ていない
横山 信弘 (著)

「部下の管理」に疲れた人必読!
見るべきものは「人」ではなく「タスク」だ!
年間2000名以上のリーダーが実践!
リーダーもメンバーも幸せになれる目標を絶対達成するチームはこう作る。

働き方改革、自然災害、新型コロナウイルス…、めまぐるしく外部環境が変化する中で多様な価値観をもった部下と接するリーダーの悩みは深い。
そのリーダーたちの悩みを解消する新しいマネジメント手法を伝授します!
「あいつ家でちゃんと仕事してるかなあ」と思いめぐらす必要はありません。やるべき仕事を時間で計れる作業=タスクにまで落とし込み、そのタスクの進捗を管理するマネジメント手法です。
リーダーだけでなく、チームメンバーもやるべき仕事と納期が明確になるので、「おれが言っていたのと仕上がりが違う」や「いつになったら出来るんだ」等をリーダーから言われることなく、ストレスが減ります。
この仕事をタスクにまで落とし込み、そのタスクをサクッと行うチームを「サクタスチーム」と呼び、生産性が上がり、「経済的」「時間的」「精神的」な余裕を手に入れることが可能になるのです。

 


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