『おうち時間のつくり方』人気エッセイストがニューノーマルなライフスタイルを提案
エッセイスト・整理収納アドバイザーの柳沢小実さん著『おうち時間のつくり方 毎日が充実する82の工夫』が、大和書房より刊行されました。
コロナの「おうち時間」で改めて生活を見つめなおす
コロナ禍で突如長くなった「おうち時間」で自分が本来どのように暮らしたいかが見えてきたと、エッセイスト兼整理収納アドバイザーの柳沢小実さんは書いています。
生活習慣や家しごとを見直したことで生活の質が上がり、先行き不安な心が落ち着きを取り戻したと言います。
今までやってきた暮らしの工夫、自粛中に得た知恵やアイデアが、本書『おうち時間のつくり方』にも織り込まれています。
これからは他者の評価でなく、実直な暮らしがしたい
ごはんを作り食べる、居心地良く部屋を整える、近所を散歩する。そんななんでもないことこそが意味を持ち、きちんと生活することが信頼になります。
これからは物質的な豊かさや他者からの評価ではなく、実直な暮らしぶりが、ものをいうのではないかとも述べています。
家で仕事をするコツ
コロナで一気に加速したリモートワークですが、そもそも自宅が仕事をする環境にない人も多かったはず。
自宅で仕事を始めて17年目の筋金入りのリモートワーカーである柳沢さんは、自宅で仕事をする際、どのような工夫をしているのでしょうか。
家で仕事をする上で重要なのは、「ルーティーンを決めて、タイムスケジュール通りに生活する」ことと、「場所でスイッチを切り替える」こと。(本書より一部抜粋)
旅に出られないときは
旅エッセイを刊行し、無類の旅好きとしても知られる柳沢さん。自粛期間中、旅に出られない間はどのように過ごしたのでしょうか。
“行ったことのない国々の料理を作ってその国の動画を見ながら食べる”という活動を、夫と二人、家でひっそりやっています。最初は世界一周という案もありましたが、未知のエリアがいいよねと、シルクロードを中国からイタリアへかけて旅することに。中国の刀削麺、ウズベキスタンのプロフという野菜と羊肉のごはん、トルコの鯖サンドなど、レシピを探して日本で手に入る食材で作りました。正解はわからないながらも、作ってみるとどれもなかなかで。どのような国なのだろうと調べたり本を読んだりして、見知らぬ国への興味も深まりました。(本文抜粋)
買い置き食材、睡眠の質を上げる、おうちで運動、在宅仕事のコツ…などなど、前向きになれる暮らしのアイデアが満載の一冊です。
本書の構成
はじめに
Part1 変わる暮らしの中で
Part2 暮らしを支えてくれるもの
Part3 おうち時間を豊かに
Part4 季節の楽しみ
Part5 毎日の小さな気づき
Part6 暮らしの新陳代謝
おわりに
著者プロフィール
著者の柳沢小実(やなぎさわ・このみ)さんは、1975年、東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。エッセイスト、整理収納アドバイザー。
確かなもの選びの眼に定評があり、フェリシモで商品開発なども手がける。暮らしや台湾にまつわる著書は30冊以上にも及ぶ。近刊に『これからの暮らし計画』(大和書房)、『大人の旅じたく』(マイナビ文庫)がある。
おうち時間のつくり方~毎日が充実する82の工夫 (だいわ文庫) 柳沢 小実 (著) おうちでの時間が豊かになれば、日々はもっと心地よくなる。 |
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