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『交渉力』橋下徹さんが弁護士・政治家としてくぐった修羅場の全ノウハウ

橋下徹さん著『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』

橋下徹さん著『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』

橋下徹さん著『交渉力 結果が変わる伝え方・考え方』が、PHP研究所より刊行されました。本書は、累計発行部数18万部を超え、2019年の年間ベストセラー第5位(新書ノンフィクション部門・トーハン調べ)にランクインした『実行力』の第2弾です。

大阪で“橋下改革”を推進した実行力の裏で、「弁護士時代から政治家となった今までに最も発揮した」と著者自身が語る、橋下流・交渉力の全貌を明かします。

 

「交渉は始まる前に9割決まる」

弁護士時代は年間100件以上の「敵対的交渉」に臨み、大阪府知事や大阪市長、維新の会代表になってからは、政治や行政の場での「協調的交渉」の連続だった橋下徹さん。クセの強い相手やアンチ橋下、反維新勢力と丁々発止の交渉を続けてきた、タフネゴシエーターです。

 
本書でいうタフネゴシエーターとは、相手に強い人ではなく、要望と譲歩の優先順位を見極められる、自分に強い人のことです。要望の絞り込みで「交渉の9割が決まると言っても過言ではない」と、橋下さんは断言。府庁財政改革、大阪都構想住民投票、私立高校無償化や市営地下鉄民営化などに取り組んできた経験をもとに、実例・実名を挙げながら、橋下流交渉術を解説します。

 

米国、北朝鮮の外交術を橋下流解説

国際的な交渉上手2トップは、トランプ大統領と金委員長だという橋下さん。譲歩やふっかけ、人心掌握術などのテクニックを「国のトップのケンカ交渉術に学べ」と紹介します。EUとイギリス、小泉進次郎環境大臣と日本のエネルギー政策にも、“交渉”という視点で持論を展開します。

 

むずかしい要求を通し、目標を実現させる

(「まえがき」より)
「政治の世界では、一つでも相手に譲ると必ず有権者やインテリたちから批判される。二つも三つも譲れば、猛批判を受ける。それでも、一番重要な獲得目標を得るために交渉をまとめなければいけないから、批判を受けることを覚悟して、捨てるものを決めなければならない。そこが苦しいところであり、交渉の一番難しい点だ。(中略)本書は、僕が弁護士時代、大阪府知事・市長・維新の会代表時代に身につけてきた交渉力の要諦をまとめたものだ。ビジネスはもちろん、日常の様々な場面で読者の皆さんの助けになれば幸いである。」

 
むずかしい要求を通し、目標を実現させてきた橋下さんが、「どんな交渉にも使える」と胸を張るノウハウ。その場その場の判断が求められるビジネスの現場でも役立つ一冊です。

 

本書の構成

【第1章 「最強の交渉術」とは? ――交渉に勝つための原則を知る】
実践的交渉では、「三つの手法」だけ知っておけばいい
重要なのは「仮装の利益」というノウハウ
部下と接するときには「獲得目標」を明確にする
絶対に知っておくべき「交渉の終わらせ方」の原則

【第2章 交渉は始まる前に9割決まる――修羅場から体得した「橋下流交渉術」の極意】
●橋下流交渉術1――要望の整理とマトリックス
たくさんの要望を二つのグループに分ける
会話から、相手の優先順位をつかむ
●橋下流交渉術2――譲歩のコツ
譲歩のカードの切り方――まずは先行して譲歩する
一つでも多く譲ったように見せる――切り札は「仮装の利益」
●橋下流交渉術3――交渉に関する誤解
価値観や信条が合わなくても、交渉はまとめられる
小泉進次郎氏の国連総会でのスピーチは、なぜダメダメだったのか
●橋下流交渉術4――本当の交渉の名手がしていること
組織人ならまず確認すべきは「組織の優先順位」
自分の評判を大きく傷つける交渉とは

【第3章 要素に分解すれば、交渉は成功する――交渉の成否を決める分岐点】
お互いの一致点を広げ、不一致点を狭めていくテクニック
できる職員は、要素分解して僕の指示を打ち返してきた

【第4章 前代未聞の交渉を成立させた秘訣――目標を成し遂げるために、いつ何をすべきか】
怒っている相手とは必ず顔を合わせること
大阪府政初となった「公開ガチンコ」組合交渉の舞台裏

【第5章 「力」を使い「利益」を与える――公明党、国とのガチンコ交渉の舞台裏】
「都構想に反対してもいい」――周りを驚かせた交渉手法
自らの「力」を的確に把握せよ

【第6章 トップの「実践的ケンカ交渉術」に学べ――日本の交渉力を高めるために】
トランプ流・交渉術のどこがすごいのか
負け戦を避けるには「躊躇なくいったん退く」
表の交渉と裏の交渉を使い分ける
ほか

 

橋下徹さん プロフィール

著者近影/写真:的野弘路

著者近影/写真:的野弘路

著者の橋下徹(はしもと・とおる)さんは、大阪府立北野高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業。1998年、橋下綜合法律事務所を開設。2008年に38歳で大阪府知事、2011年に42歳で大阪市長に就任。大阪府庁1万人、大阪市役所3万8000人の組織を動かし、絶対に実現不可能と言われた大阪都構想住民投票の実施や行政組織・財政改革などを実行。2015年、大阪市長を任期満了で退任。現在は弁護士、タレントとして活動。

著書に『実行力』(PHP研究所)、『政権奪取論 強い野党の作り方』(朝日新書)、『沖縄問題、解決策はこれだ! これで沖縄は再生する。』(朝日出版社)など。

 

交渉力 結果が変わる伝え方・考え方 (PHP新書)
橋下 徹 (著)

「交渉」というと難しく感じるかもしれないが、要は「話をまとめる力」だ。(中略)何か達成したい目標がある時、相手を説得し、対立する意見をまとめていく交渉力の有無が、結果を左右する。どんな職種・役職であれ、何かを成し遂げるために必須となるのが交渉力だ。
――「はじめに」より

38歳で大阪府知事、42歳で大阪市長となり、百戦錬磨の年上の部下たちをまとめ上げ、大阪の改革を断行した著者。
その「実行力」の裏側にあったのは、弁護士時代から培われた、たぐいまれなる「交渉力」だった。

同じ話し合いでも、伝え方や考え方を変えれば、結果はがらりと変わる。
本書では、人を動かし、人に強くなるための「交渉思考」の極意を全公開。
数々の修羅場をくぐりぬけてきた著者が「僕の30年の集大成」と言う本書。橋下徹が初めて明かす、超・実践的交渉術。

■既刊

実行力 結果を出す「仕組み」の作りかた (PHP新書)
橋下徹 (著)

38歳で大阪府知事に就任し、数々の改革を成し遂げてきた橋下徹氏。
大阪府庁1万人・大阪市役所3万8千人の職員、組織、そして国をも動かして結果を出してきた秘訣とは何か。
年上の部下や並いる反対派をいかにして説得・掌握し、大阪の大改革へと舵を切ったのか、その手腕を初めて明かす。

●「敵」はあえて側に置く
●リーダーと現場の仕事の切り分けかた
●チーム作りの「失敗の本質」
……など、自身の経験や例を挙げつつ、具体的に解説。

部下と上司を動かし、チームや組織を変える。
今の時代に一番必要なのは、アイデアじゃなく「実行力」だ。
橋下流「君主論」の全貌。

「この本を読んで一(イチ)から勉強しろ!」という本人ツイートに、ファンもアンチも反応! 発売前から話題を集め、2019年年間ベストセラー[新書部門]第5位にランクイン(トーハン調べ)。

 


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