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『まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない』脳科学的の視点から考える「いじめ」のメカニズムと回避策

中野信子さん監修、かんようこさん作画『まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない』(編集協力:サイドランチ)

中野信子さん監修、かんようこさん作画『まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない』(編集協力:サイドランチ)

中野信子さん監修、かんようこさん作画『まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない』(編集協力:サイドランチ)が、小学館より刊行されました。

 

なぜ「いじめ」はなくならないのか? 「いじめ」の根源が“まんが”でわかる!

本書は、脳科学者・中野信子さんがいじめについて、脳科学の分野から検証・考察した著書『ヒトは「いじめ」をやめられない』(小学館新書)を、オリジナルまんがで再構成。若い女性を主人公にしたストーリーコミックの形をとり、多くの人に、関心を持ってもらい、理解してもらえるように描いています。

脳科学の視点から「いじめ」のメカニズムと回避策を考察。アウトライダー、サンクションなどの専門用語も、具体的にコミックとして読むことで、理解しやすくなっています。

 

いじめのメカニズムは人間の脳に組み込まれた「機能」!?

本書は全6章からなり、いじめが起こるメカニズムから、脳内物質によって引き起こされるいじめ、子ども・大人それぞれのいじめの回避策まで、オリジナルまんがと要点をまとめた解説文を組み合わせて紹介しています。

「いじめ」への意識を変えるきっかけになる一冊です。

 

まんがでわかる ヒトは「いじめ」をやめられない
中野 信子 (著), かんようこ (イラスト), サイドランチ (編集)

■親本

ヒトは「いじめ」をやめられない (小学館新書)
中野 信子 (著)

「いじめ」を脳科学する

「子どものいじめ撲滅」に向けて、大人たちが尽力している一方で、大人社会でも「パワハラ」「セクハラ」などの事件が後を絶ちません。しかし、「脳科学的に見て、いじめは本来人間に備わった“機能”による行為ゆえ、なくすことはできない」と、著者である脳科学者・中野信子氏は言います。ならば、いじめに対するアプローチ法を変えて、その回避策を考えていくことが、良好な人間関係を維持するためには得策です。本書では、子どもの仲間はずれやシカト、大人のパワハラ・セクハラなど、世代を問わない「いじめ」に関して、その回避策を脳科学の観点から説いていきます。

 


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