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『脳科学×心理学 うちの子のやる気スイッチを押す方法、教えてください!』「期待しているよ」はNGワード!

鈴木颯人さん著『脳科学×心理学 うちの子のやる気スイッチを押す方法、教えてください!』

鈴木颯人さん著『脳科学×心理学 うちの子のやる気スイッチを押す方法、教えてください!』

鈴木颯人さん著『脳科学×心理学 うちの子のやる気スイッチを押す方法、教えてください!』が、かんき出版より刊行されました。

 

どんな子も親の言葉かけ・接し方ひとつでやる気があふれ出す!

「最近、子どもがすぐに“無理”“できない”って言っちゃう……」
「子どものやる気を引き出したいけど、どう声をかけたらいいのかな……」

こんな悩みを持つ親御さんは、多いでしょう。
子どもの意欲を引き出すヒントは、「思い込みのフタ」を外すことです。

 
「これがあたりまえ」
「そんなこと無理に決まっている」
「できるわけないじゃん」

お子さんがこのような言葉を発したときは、「思い込みのフタ」がガッチリと閉じられています。

人はふだん、「思い込みのフタ」をほとんど意識していません。それは潜在意識の中にどっしり根を張っており、簡単には取り除けないやっかいなものです。

 
でも、「思い込みのフタ」は、何かのきっかけで「パカッ」と外れることがあるのです。

著者は現在、プロアスリートやアマチュア選手、さらには中高生など、スポーツをがんばる方々のメンタルコーチングをしています。

3カ月のコーチングで日本一になった柔道選手、ハーフマラソンで1分近く自己ベストを更新した陸上選手、高校時代のベストタイムを大学4年時に更新した水泳選手など、著者の周りには、「思い込みのフタ」を外したことで才能を開花させた人たちがたくさんいます。

 

著者自身も「思い込みのフタ」を外したひとり

著者は、かつて会社勤めだった頃、多忙から心と体のバランスを崩し、うつ病になりました。

しかし、「自分自身の物事のとらえ方」「勝手に思い込んだ、誤った世界観」(つまり、思い込みのフタ)を、正しくとらえ直したことで、薬を使わずにうつ病から脱却できました。

 
子どもの「思い込みのフタ」は、周りからの影響を大きく受けます。親御さんが「これがあたりまえ」「そんなこと無理に決まっている」「できるわけないじゃん」といったネガティブな思い込みを与えれば、子どもの「思い込みのフタ」はどんどん強くなっていきます。

 
逆に、ポジティブな言葉や問いかけを与えることができれば、「思い込みのフタ」はパカッと外れます。

著者がコーチングをするスポーツ選手たちのように、本来の才能を開花させ、どんどん意欲的に行動できる子どもになることでしょう。

 

NGワード「期待しているよ!」に変わる言葉は?

NGワードを使っている親御さんは意外と多いのではないでしょうか。どんなお子さんも親の言葉かけ、接し方ひとつでやる気があふれ出すもの。

本書では、「やる気」「自信」「強い心」「主体性」の4章に分けて、子どもの意欲を引き出す方法を、科学的なエビデンスに基づいて紹介していきます。

 
具体的な声かけフレーズから、コミュニケーションのポイントまでご紹介されているので、参考にしてみてください。

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子どものココが心配! こんなシチュエーションが出てきます

・自分よりできる人がいると、やる気をなくしてしまう
・注意されると興味を失う
・プライドが高く、人の話を聞かない
・すぐに「無理」「できない」と言う
・自分で自分の限界を決めている
・ライバルの調子が上がってきて、焦っている
・練習ではできることが、本番だと失敗する
・試合に負けると、ふてくされる
・リードしていても必ず逆転されてしまう
・勉強と部活の両立ができない
・移り気で、一つのことに集中できない
・自分の意見を言えない …………など

 

本書の構成

Chapter1 うちの子のやる気スイッチを押す方法、教えてください!

Chapter2 自信のない子を奮起させる方法、教えてください!

Chapter3 逆境に強い心を育てる方法、教えてください!

Chapter4 主体的な行動をうながす方法、教えてください!

 

鈴木颯人さん プロフィール

著者の鈴木颯人(すずき・はやと)さんは、1983年生まれ。イギリス出身、東京育ち。スポーツメンタルコーチ。Re-Departure合同会社代表。一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会代表理事。

7歳から野球を始め、高校は強豪校にスポーツ推薦で入学するも、結果を出せず挫折。大学卒業後の社会人生活では、多忙から心と体のバランスを崩し、休職も経験する。こうした生い立ちをもとに、脳と心の仕組みを学び、勝負所で力を発揮させるメソッドを構築。現在ではスポーツメンタルコーチとして、プロアマ・有名無名を問わず、多くの競技のスポーツ選手のパフォーマンスを劇的にアップさせている。

自身が直接コーチングを行うだけでなく、スポーツをがんばる子どもを持つ親御さんや指導者、先生を対象に、メンタルコーチングのノウハウを伝えるセミナーも開催。「子どもにどう接したらいいかわかった」「これからは自信を持って言葉かけできそう」と好評を得ている。これまでコーチングしたスポーツ選手は1万人超。15万人以上のTwitterフォロワー、1万7000人以上のFacebookフォロワーに日々メッセージを発信している。

著書に『一流をめざすメンタル術』(三笠書房)、『モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術』(KADOKAWA)、『弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉』(三五館シンシャ)がある。

 

脳科学×心理学 うちの子のやる気スイッチを押す方法、教えてください!
鈴木颯人 (著)

「最近、子どもがすぐに『無理』『できない』って言っちゃう……」
「子どものやる気を引き出したいけど、どう声をかけたらいいのかな……」

本書は、親御さんの心配事に答えるかたちで、子どもの「やる気」「自信」「強い心」「主体性」についてアドバイス。
脳科学×心理学のコーチングメソッドをもとに、子どものメンタルの状態をより良い方向にもっていくための言葉かけ方法・接し方などを解説していきます。
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