『会社に使われる人 会社を使う人』ベストセラー『定年後』の著者が示した、サラリーマンの新しい人生戦略
楠木新さん著『会社に使われる人 会社を使う人』(角川新書)が、KADOKAWAより刊行されました。
ベストセラー『定年後』の著者が贈る「日本版ライフシフト」
なぜサラリーマンは“人生百年時代”を迎える準備ができないのか。欧米と異なる日本型組織の本質を知れば、定年後を楽しく暮らす資源は会社のなかにあることが見えてきます。
ベストセラー『定年後』の著者が、「会社に使われる人ではなく、会社を使い倒す人になれ!」と訴え、“もう一人の自分”をつくるという新しい日本人の人生戦略を提案。
自身も50代でサラリーマンから作家という「もう一人の自分」をつくった著者が、「働き方改革」が叫ばれるいま、真のワークライフバランスを伝授します。
本書の目次
第1章 『LIFE SHIFT』の実践は難しい――“人生百年時代”の生き方・働き方
第2章 「パワハラ」と「同期入社」の根っこは同じ――日本型組織の本質を考える
第3章 会社に使われる人たちの末路――変化する女性、変化できない男性
第4章 会社を使って“もう一人の自分”をつくる――サラリーマンの新しい人生戦略
第5章 “楠木新”はこうしてつくられた――うつを経て平社員から作家へ
第6章 七つの転身パターンが教えること――キャリアチェンジの勘所を聞く
終 章 なぜ会社にとってもメリットか――主体性をもった社員の力を活かせ
楠木新さん プロフィール
著者の楠木新(くすのき・あらた)さんは、1954年生まれ。神戸市出身。京都大学法学部卒業後、生命保険会社に入社。人事・労務関係を中心に、総合企画、支社長などを経験。勤務と並行して、「働く意味」「個人と組織」をテーマに取材、執筆、講演に取り組む。2015年、定年退職。現在、神戸松蔭女子学院大学教授。MBA(大阪府立大学大学院)。
著書に『会社が嫌いになったら読む本』『人事部は見ている。』『サラリーマンは、二度会社を辞める。』『知らないと危ない、会社の裏ルール』『経理部は見ている。』(以上、日経プレミアシリーズ)、『左遷論』『定年後』『定年準備』(以上、中公新書)、『働かないオジサンの給料はなぜ高いのか』(新潮新書)など多数。
◆『「良い定年後」と「悪い定年後」』ベストセラー『定年後』の楠木新さんの記事を再編集 | 本のページ