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『生き残れるビジネスマンになる21の思考実験』物語に沿ってビジネス的思考を研ぎ澄ます!

北村良子さん著『生き残れるビジネスマンになる21の思考実験』

北村良子さん著『生き残れるビジネスマンになる21の思考実験』

北村良子さん著『生き残れるビジネスマンになる21の思考実験』が、廣済堂出版より刊行されました。

 

”ビジネスに思考実験を役立てる”に特化した書籍が発売!

本書は、『論理的思考力を鍛える33の思考実験』が13万部のベストセラーとなっている北村良子さんさんが、思考実験をどうビジネスに活かしていけばいいのかはまだあまり伝えられていないのかもしれないとの思いから、「ビジネスに思考実験を役立てること」に特化した本を作れないかと考え執筆したものです。

 
【『生き残れるビジネスマンになる21の思考実験』の特徴】

1. 思考実験をビジネスに活かすがテーマ

7章すべてに、思考実験と、それをどうビジネスに活かすかが書かれています。たとえば、1章では、5人が犠牲なるか1人が犠牲になるかというトロッコ問題から、自動運転車の問題を考えます。7章のやっかいな新提案では、感情優先の判断の是非や、偽装について考えていきます。

 
2. ビジネスに直結する思考実験が多数

同じ魅力の2つから選択する難しさを考える「ビュリダンのロバ」、共有地の資源を我先に取り、資源を枯渇させてしまう心理を考える「コモンズの悲劇(共有地の悲劇)」、2グループの平均点は共に勝っていても、合計して平均すると逆転されてしまうこともあり得るというパラドックスのような問題を考える「シンプソンのパラドックス」など、ビジネスマンとして持っておきたい思考がバランスよく盛り込まれています。

 
3. 物語で楽しみながら思考を研ぎ澄ます

思考実験は、楽しめることが大きな特徴です。本書は難しい内容のビジネス本ではありません。物語があり、その物語に解説をするという流れで書かれているので、自然と思考が走り出します。
こんな考え方があったんだという発見はとても面白いものです。それを体感しながら、ビジネス的な思考を研ぎ澄ますことが本書の狙いです。

 

「はじめに」より

「もし、疑う力、考える力、仮説を立てる力、発想する力、論理的に組み立てる力、問題に気がつく力、比較する力、応用する力…こういった力が不十分だとしたら、ビジネスの中で限界を感じやすくなりますし、新しい展開を創り出すことも難しいでしょう。

本書では、「思考実験」というゲームのような問題を通じて、これらの力を刺激していきます。思考実験とは実験器具を一切必要としない、基本的に頭の中だけで行うことができる実験のことです。時間、場所を選ばず、自由に始めることができるというのが、大きな特徴です。どう考えるか、どこに視点を置くかなど、自由度が高く、答えも人それぞれに違います。身体をより温めるための答えが、ある人はカイロであり、ある人は靴下を重ねることであり、ある人は腹巻きであるように、意見はそれぞれです。ただ、大切なのは、それが自分自身の意見であり答えであることです。

古くはニュートンやガリレオなど、大きな発見を成し遂げた偉人達も思考実験を通じて様々な考えを脳内に巡らせていました。そんな思考実験をビジネスに応用していこうというのが本書のテーマです。」

 

本書の構成

▽第1章 トロッコ問題│正解のない問題を論理的に解きほぐすレッスン
– 思考実験1 暴走トロッコと5人の作業員
「レバーを切り替える」が多数派
「とにかくかかわり合いになるのがイヤ」という人も
– 思考実験2 暴走トロッコと大きなリュックの男
違い(1) 良心の抵抗
違い(2) 事故との距離感
違い(3) 接触に対する心の痛み
違い(4) 死の必要性
– 思考実験3 泣き声のジレンマ
人の感情は基本的に1人を犠牲にすることを望まない
答えのない問題に答えが求められるAI時代
– 思考実験4 自動運転のプログラム
判断基準に「売れるか売れないか」が加わる

▽第2章 クレタ人のパラドックス│堂々めぐりを見抜くレッスン
– 思考実験5 クレタ人のパラドックス
堂々めぐりから抜け出せない
日常会話には暗黙の了解がある
「クレタ人のパラドックス」はパラドックスではない?
– 思考実験6 自己言及のパラドックス
– 思考実験7 張り紙のパラドックス
暗黙の根拠があれば納得できる
『DEATH NOTE』の設定も一種のパラドックス
日常のビジネスはパラドックスだらけ

▽第3章 テセウスの船│視点のズレに気づくレッスン
– 思考実験8 テセウスの船
復元物はニセモノ?
素材が“同じ”ほうがホンモノ?
細胞が全部入れ替わっても私は私?
見方によって“ホンモノ”は変化する
– 思考実験9 ポール・ワイスの思考実験
“命”以外に失われたものとは?
– 思考実験10 元祖はどちら?
– 思考実験11 お城のエレベーター

▽第4章 ギャンブラーの誤謬│直感を疑うレッスン
– 思考実験12 ギャンブラーの誤謬
感情が判断を鈍らせる
計算上の確率にこだわりすぎるのも別のバイアス
人は同じ数やゾロ目などに運命を感じがち
– 思考実験13 シコージ病とマサノリの憂鬱
「陽性反応が出たら90%シコージ病」なのか
陽性反応が出てもかかっていない人が意外に多い
数字への苦手意識を捨てよう
– 思考実験14 シンプソンのパラドックス
平均値は上回っているのに合計すると逆転
店舗数が盲点

▽第5章 囚人のジレンマ│論理的思考の限界に気づくレッスン
– 思考実験15 囚人のジレンマ
「共に黙秘」が最適解のはず
論理的に考えても最適解にたどりつけない
価格競争もジレンマに陥りやすい
– 思考実験16 コモンズの悲劇
「自分さえよければ」では行きづまる

▽第6章 ビュリダンのロバ│決断の大切さを知るレッスン
– 思考実験17 ビュリダンのロバ
選ぶ理由があれば迷わない
“選択”とは脳のエネルギーを使う仕事
「どっちでもいい」場合、どう決めるか
なかなか決断できないのは、後悔したくないから
ビジネスで先延ばしは命取りになる
自由な意思など存在しない?
– 思考実験18 心をもった機械
感情も判断基準の1つになりうる

▽第7章 やっかいな新提案│理性と感情のバランスをとるレッスン
– 思考実験19 やっかいな新提案
積み上げたものをゼロにはできないという心理
感情は排除できない
– 思考実験20 ショーユ社の選択
感情優先の判断もありうる
– 思考実験21 特定保健用食品の偽装
感情の質が問われる

 

北村良子さん プロフィール

北村良子さんは、1978年生まれ。有限会社イーソフィア代表。パズル作家としてWEBで展開するイベントや、企業のキャンペーン、書籍や雑誌等に向けたパズルを作成している。

著書は『論理的思考力を鍛える33の思考実験』『発想力を鍛える33の思考実験』(彩図社)、『パズル作家が明かす脳にいいパズルはどっち?』(コスモ21)、『おうちで楽しく! でんしゃの学習ブック 7さいまでのひらがな・カタカナ・数字の練習』(メイツ出版)など。

 

生き残れるビジネスマンになる21の思考実験 (廣済堂新書)
変化の著しい現代、ごく普通のビジネスマンも、前例のない難しい状況での決断を迫られる場面が増えています。
「正解」のない問題にいかに立ち向かうか。そこでの判断力を養うのに最適なレッスンが「思考実験」です。
本書では、ベストセラー『論理的思考力を鍛える33の思考実験』の著者である人気パズル作家が著名な例題をビジネスシーンになぞらえてわかりやすく解説。1日約15分1章ずつ読むだけで、1週間後には「自分の頭で考える力」が確実に身に付きます。

 


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