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諏訪宗篤さん「第15回 小説 野性時代 新人賞」受賞作『海賊忍者』が書籍化

2024年3月に発表された「第15回小説 野性時代 新人賞」を受賞した、諏訪宗篤さん著『海賊忍者』がKADOKAWAより刊行されました。

なお、同賞を同時受賞した関かおるさん著『みずもかえでも』も同時発売されています。

 

伊勢・志摩を駆ける若き忍者の青春! 姫君を救い、信長を斃せ!

 
[選評より]
「書き手の心をとらえて離さない面白い何かを、渾身の力で形にしようとする熱量に圧倒されました」
――冲方丁さん

 
【あらすじ】

伊賀「忍者」にして志摩「海賊」! 向井正綱の歴史浪漫活劇!

伊賀の忍者・向井正綱は、甲賀衆に襲われている市女笠の少女を助ける。少女――雪姫は伊勢の戦国大名・北畠具教の愛娘。織田信長の子・茶筅丸への輿入れが決まっていたが、意に染まぬ婚礼を嫌い、織田家の野心と非道を京の幕府に訴え出ようとして狙われたのだった――。

「北畠を、伊勢を、お助けください!」

姫君の懇願を聞き入れた正綱。山野を駆けて滄海を渡り、甲斐の武田を引き入れ、熊野水軍をも動かす。敵は信長。織田の大軍を向こうに回した大勝負が、はじまる……!

 
★【試し読み】諏訪宗篤『海賊忍者』冒頭特別公開!
https://note.com/kadobun_note/n/n1720270f9131

 

著者プロフィール

諏訪宗篤(すわ・むねあつ)さんは、1973年生まれ、三重県出身。名城大学法学部卒業後、ゲーム製作会社、デザイン事務所に勤務。現在は農業と家事に従事するかたわら創作活動を行う。

2017年「商人伊賀を駆ける」で第9回朝日時代小説大賞を受賞。2018年『茶屋四郎次郎、伊賀を駆ける』と改題し朝日新聞出版より上梓。

 

小説 野性時代 新人賞について

「小説 野性時代 新人賞」は、2009年に創設された公募の文学新人賞です。これまでにない新ジャンルを築きあげるエンターテインメント作品を広く募集し、読む者の心を揺さぶる、将来性豊かな稀代のストーリーテラーを選出します。

※第11回より「野性時代フロンティア文学賞」を「小説 野性時代 新人賞」に改称しました。

 
■原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚(長編1作品)。

■対象作品:広義のエンターテインメント小説。恋愛、ミステリ、冒険、青春、歴史、時代、ファンタジーなど、ジャンルは問いません(ノンフィクション・論文・詩歌・絵本は除く)。

★公式サイト:https://awards.kadobun.jp/yaseijidai/

 

海賊忍者
諏訪 宗篤 (著)

 
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