関かおるさん「第15回 小説 野性時代 新人賞」受賞作『みずもかえでも』が書籍化
2024年3月に発表された「第15回小説 野性時代 新人賞」を受賞した、関かおるさん著『みずもかえでも』がKADOKAWAより刊行されました。
なお、同賞を同時受賞した諏訪宗篤さん著『海賊忍者』も同時発売されています。
落語家たちの情熱が、 目標を見失ったカメラマンの心に再び火をともす!
[選評より]
「主人公と同じ未熟さに苦しむ多くの人の心を打つ小説」
――辻村深月さん
【あらすじ】
落語家たちの情熱が、 目標を見失ったカメラマンの心に再び火をともす!
落語好きの父に連れられ寄席に通うなか「演芸写真家」という仕事を知った宮本繭生は、真嶋光一に弟子入りを願い出る。「遅刻をしないこと」「演者に許可なく写真を撮らないこと」を条件に許可されるが、ある日、繭生は高まる衝動を抑えきれず、落語家・楓家みず帆の高座中にシャッターを切ってしまう。繭生は約束を破ったことを隠したまま演芸写真家の道を諦める。それから4年、ウェディングフォトスタジオに勤務する繭生のもとに現れたのは、あのみず帆だった……。
★【試し読み】関かおる『みずもかえでも』冒頭特別公開!
https://note.com/kadobun_note/n/na7a2c378c1e7
著者プロフィール
関かおる(せき・かおる)さんは、1998年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2023年「隣も青し」で「第14回小説 野性時代 新人賞」奨励賞を受賞。
小説 野性時代 新人賞について
「小説 野性時代 新人賞」は、2009年に創設された公募の文学新人賞です。これまでにない新ジャンルを築きあげるエンターテインメント作品を広く募集し、読む者の心を揺さぶる、将来性豊かな稀代のストーリーテラーを選出します。
※第11回より「野性時代フロンティア文学賞」を「小説 野性時代 新人賞」に改称しました。
■原稿枚数:400字詰め原稿用紙換算200枚から400枚(長編1作品)。
■対象作品:広義のエンターテインメント小説。恋愛、ミステリ、冒険、青春、歴史、時代、ファンタジーなど、ジャンルは問いません(ノンフィクション・論文・詩歌・絵本は除く)。
★公式サイト:https://awards.kadobun.jp/yaseijidai/
みずもかえでも 関 かおる (著) |
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