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翔田寛さん〈誘拐〉ミステリ『二人の誘拐者』が刊行

江戸川乱歩賞作家・翔田寛さんの「日下悟警部補」シリーズ最新作『二人の誘拐者』が小学館より刊行されました。

 

新たなる誘拐ミステリの傑作が誕生

本書は、江戸川乱歩賞受賞作『誘拐児』やドラマ化された『真犯人』など、“誘拐”をテーマとした作品を多数手がけ高い評価を集める気鋭・翔田寛さんによる、新たな誘拐ミステリです。

 
【あらすじ】

静岡県北の廃村で、誘拐されたまま行方不明になっていた少女の白骨遺体が見つかった。

10年前、静岡県警は誘拐犯に身代金1千万円を奪われ、少女は戻らず、事件は迷宮入りとなっていた。静岡県警静岡中央署の日下悟警部補が捜査に着手すると、当時は判明し得なかったいくつかの事実が明らかになる。腎臓に持病を抱えていた被害者の事情、誘拐事件関係者のその後、遺体が見つかった廃村の「子供の泣き声がする」という噂話。静岡県警は実直な捜査で核心に迫るが、新たな事件が起きて――

 

著者プロフィール

翔田寛(しょうだ・かん)さんは、1958年生まれ、東京都出身。学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程中退。2000年「影踏み鬼」で第22回小説推理新人賞を受賞。2001年、同作を含む短編集『影踏み鬼』で単行本デビュー。

2001年「奈落闇恋乃道行」で第54回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。2008年「誘拐児」で第54回江戸川乱歩賞を受賞。2014年「墓石の呼ぶ声」で第67回日本推理作家協会賞(短編部門)候補。2017年『真犯人』で第19回大藪春彦賞候補になり、2018年にWOWOWで連続ドラマ化。

著書に『人さらい』『左遷捜査 法の壁』『左遷捜査2 迷宮入り事件』『冤罪犯』など多数。

 

二人の誘拐者
翔田 寛 (著)

ミステリ界の気鋭による至高の警察捜査小説

 
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